テニスマスターズカップ上海

テニスのマスターズカップ上海が11月16日～20日まで上海で行われていました。
街中にはイベントを告知する主要選手の写真の看板やらラケットのオブジェやらがたくさんありますが、実情はというとかなり盛り上がっていないようです。
というのは、ただでさえテニスになじみの薄い上海というにも関わらず、主要選手が次々と欠場を決めてしまっているからなのです。
サフィン、ヒュイット、ロディック、ナダル、アガシと主要選手は次々に棄権。故障という理由で棄権しているものの、何やら他に理由がありそうなほどの揃いも揃ってます。
中国のテレビでも「北京・上海のテニス大会で主要選手の棄権が目立ったのはなぜか？」という討論も開かれるなど深刻に受け止めているようですが、その内容については不明のままのようです。
結局、この騒動は何やら良くわからないのですが、急激に発展を目指している中国・上海の歪みが現れている様でなりません。権威をカネでどうにかしようとして、実情が伴っていないような。ま、その強引とも言える強さが、今のこの国の強さといえるのかもしれませんけれど・・・。
この先も万博、オリンピックに向けて反省を繰り返しながら、経験を蓄積していくことでしょう。
しっかし写真のラケットのやっつけ仕事っぷり見事でしょ。全部同じ色。

会社も寒い。足先から冷えて18時頃に寒気を感じて帰宅しました。