「新聞」を含まない(但し、書籍・雑誌は含む)情報源の調査があった。
シニアにとって生涯の情報源であろうと思われる新聞を含まないで調査するという、非常にまれな調査手法をとっているものだった。(なんの意図があってこの調査をしたのかな?)
下記の記事がインターネットに掲載された。次の、表題で検索すれば、本文が出てくるはずである。
「知識欲旺盛シニア世代 ネットとテレビ使い分け 2012.9.17 15:50 」
シニア世代の9割以上が知識や教養を増やすなどの「知る」ことに興味があることが、スカパーJSAT(東京都港区)が行った「知る意欲調査」でわかった。
調査は8月に、全国の50~60代の男女各300人にインターネットを通じて行った。・・・インターネットだけで調査したら、こんな結果になるのは当然である。ここにも手法の問題があると思う。
知る方法としては、
「たくさん」が「ネット」、・・・沢山の意味は「幅広く」の意味だと解している。
「手軽に」が「テレビ」と、
情報メディアをうまく使い分けている様子がうかがえる。
この結果によると、知ることへの興味は「ある」「ややある」を合わせて95・7%にものぼった。・・・ネットを見ている人だけに聞いたのである、しごく当然な結果である。
知る姿勢としては、
「幅広くいろいろな知識を身に付けたい」(38・0%)がトップで、
「本格的に学びたい」(3・3%)を大きく上回り、
専門性よりも雑学志向が明らかになった。
目的も「新しいことを知るのは楽しいから」が最大の理由だった。
また、過半数がパソコンとともに、携帯電話やスマートフォンなどモバイルツールも使用中。
現在何から情報収集しているかを聞くと(複数回答)、
「インターネット」(81・7%)
▽「テレビ番組」(65・3%)
▽「書籍・雑誌」(50・0%)の順。・・・新聞が含まれていないのが、不思議であった。小生は、新聞という項目があれば、ダントツ1位だと思うのであるが!
それぞれのいいところ(複数回答)は
ネットが「情報量が多い」「情報が早い」、・・・種類という意味の「量」だと解釈している。
テレビ番組が「情報が早い」「手間がかからない」
と評価し、メディアごとの特徴をしっかりととらえていた。