1 時間半物のムービーを MPEG2 形式でBlu-Rayに書き出すときに起きた事。
エンコードが順調に終わり、次に書き込みの段階に入ると書き込みの進捗状態を示すバーが数%くらいのところで動かなくなり一向に進まないことに気が付いた。
パソコンのHDDのランプは作動中を示す点滅を続けており、タスクマネジャで確認しても特に異常は無かったので作業継続と判断、そのまま待つ事にした。
そして、一定の時間が経過すると問題なく書き出し(Discの焼付け)が出来た。(ディスクドライブ開くと作業完了・・・辛抱強く待てばよい)
1時間半物作品(21.6GB)の場合、一枚目完了まで2時間半(エンコードと焼付け)、次の1枚が1時間半(焼付けのみ)であった。
(1枚のみの焼付けでは、ほぼ完了まで放置できるが、複数枚の焼付けでは、一定時間毎にディスクの差し替え作業が必要となる。)
そこで調べてみると、Adobe Premiere Elements 7 のhelpのsiteに次のような記述がある。このプログラムのバグに一つのようである。
• 1 時間を超えるムービーを MPEG2 形式で書き出すとき、レンダリングの進捗状況バーが完了の位置まで進んでも、レンダリングダイアログがしばらく表示され続けます。
レンダリング処理は、レンダリングダイアログボックスが閉じるまで継続しています。 レンダリングダイアログボックスが閉じる前に「キャンセル」をクリックすると、レンダリングプロセスが中断されるので、書き出しファイルが作成されません。
厳密には若干異なるが、似たような現象が起きていたのである。
上記以外のバグというか問題点が、このsiteに書いてあった。次の通りである。ご参考になると思い記載した。
• 任意のドライブ(D: など)のルートディレクトリにムービーを書き出すと失敗する場合があります。
• PSP で再生するには、ムービーにはオーディオとビデオの両方を含める必要があります。 ビデオのみ、またはオーディオのみで書き出したムービーは PSP で再生されません。
• Flash Video および H.264 書き出し用の一部の詳細設定は、意図したように機能しない場合があります。
• Type 1 DV-AVI ファイルを含んだプロジェクトを保存する機能はサポートされていません。
• Blu-ray ディスクへの書き込みに標準精細度のメニューテンプレートを使用した場合、メニューの画質が低下します。
• Blu-ray ディスク形式で以前に書き込みを行ったことがあるディスクに書き込もうとすると、ディスクがいっぱいという内容のエラーメッセージではなく、ディスクに互換性がないという内容のエラーメッセージが表示されます。
• H.264 形式で書き出されたムービーに、ムービーの最後に白いフレームが数個追加されている場合があります。
• MPEG2 形式で書き出されたムービーは、元のムービーよりも数フレーム分短縮されている場合があります。
• インスタントムービー、スマート名札検索から DVD/Blu-ray 作成などは、処理に時間がかかります。処理を始めるときは、Windows 自動更新やシステムスタンバイなどシステムイベントが途中で発生し中断されないように、各種システム設定を適切に指定しておくように注意してください。