同窓会続報として、次回開催に関する審議模様を書いておく。
開催時期2年後、徳島にて阿波踊りの頃とする、との決定をみた。
さらに、次回幹事・やんちゃ坊主H君から、信じがたい程の殊勝な、且つ、重大な提案があった。
「長年連れ添った嫁はん」を同窓会に同伴してはどうか、と言うのであった。
同伴賛同・同伴見込み者は、僅か数名、これには、意外や意外であった。
漏れ聞くところによると、嫁はんの多くを、現地調達しているらしい。
したがって、嫁はん達は、元・現徳島県民、それ故、阿波踊りも、観光地も知り尽くしている。
そんな環境で、他人の婿はんと飲んだとて、面白くもおかしくもないのかもしれない。
金婚式の前祝とし、海外の“しゃれた観光地”ででも開催するのなら、ひょっとすると同伴参加者多数とも成るのであろうが・・・
小生は、常時同伴監視者つきの身である。 どこに行こうと、飲食代・交通費・宿泊費など一切不要、誠に便利この上ない。
がしかし、常時監視付き、その点で不便を感じている。
(おまけ)
H君に会うと、必ず思い出すことがある。
ずっと以前、家族で阿波踊り見物に出かけた。
なんとしても宿の手配ができなかった。
そこで、無理を言って、H君が勤務していた、大手繊維メーカの長期出張者用寮を世話して貰った。
古ぼけた木造の建物、寮の管理人は、横溝正史の世界の白髪・骨ばかりの老婆、気味悪いことこの上なし、
家族全員一つの部屋に集まってまんじりともせず夜を明かした。
いまだに我が家の語り草である。
その節は、お世話になりました、ありがとう。