海人川人 やっさん(安田明彦)の釣って食って楽しんで

海釣り、川釣り問わずいろいろなジャンルの釣りを楽しみ、仕留めた魚をおいしく食べるためにさまざまな料理を作る

ビッグフィッシング1300回

2009-09-20 08:29:21 | 釣り
サンテレビ・ビッグフィッシングが1300回放送を迎えました。

1年が約50週ですから、26年という計算です。

お祝いの品が控え室のテーブルに。



明石産のタイでした。体調10センチほど。いうなれば、チャリコ級というやつですね。

いやいや、最中ですわ。

サイチュウちゃいまっせ。

もなかですわ。こしあんの。

ピンク色した皮は、背中のふたができないほど、多目のあんが入っていておいしかったですよ。

奥さんと2人で、ぺろりと平らげました。

チャリコクラスでしたから…。




神経抜き

2009-09-19 08:59:53 | 魚 料理
魚をおいしく食べるのに、神経抜き、という方法があります。

神経をつぶすことで、魚の硬直を遅らせ、鮮度を保てるのです。



この写真は、頭を真正面に見て、右に、頭を90度近く折り曲げています。

ですから、右が頭、左側が胴体です。

ちょうど真ん中あたりに、白いものが見えるでしょうか?黒い矢印の先です。

これが神経です。

背骨の中心のやや上側を通っています。

ここを、細い針金や、神経抜きの専用道具を使って、突き刺し、前後に出し入れして、神経を抜くのです。

すると、白い液状のものが、あふれ出てくるでしょう。

神経の通っている位置は、背骨の真ん中ではありません。

焼き魚でも、煮魚でもよいので、今度骨をポキッと折ってみてください。

白いものが、骨から出てくるはずです。それが神経です。どこを通っているかをよく見ておいてください。

カツオの骨があったので、神経を引き出し、写真を撮ってみました。黒い矢印の先が、神経です。上が背中側、下が腹側です。



このやり方が、見栄えは大変悪いですが、手っ取り早くやれます。

ただ塩焼きにしたとき、困ったことに、だいたい頭がもげ落ちますね。

塩焼き用は、普通に絞めただけでもよいでしょう。

マダイなどは、中央市場の専門家は鼻の穴から突き刺していました。

慣れればできるのでしょうが、慣れるより、釣りがしたいもので。

尾の方を切っても同じようにできますが、骨が細くなって、神経をつぶす針金が入りにくいのと、尾を切ると、さばくときに、持つところがなく、力の入れようがないのです。

身の違いを見るため、神経抜きしたのと、そうでない身の違いを、ゼヒ体感してもらいたいですね。

日本舞踊家

2009-09-18 20:26:09 | 釣り
ビッグフィッシングで、明石のマダイを紹介した。

中に出てくる、久保さんは、日本舞踊家。



以前に会ったときから、ちょっと違うな。

と思っていたら、歌舞伎役者なんだそう。飛鳥峯広(あすかみねひろ)という名前で出ている。

女役もしているみたい。

最初、カワハギ釣りで会って、一緒に釣りをするのは今回が2回目。

聞けば、マダイ釣りが大好きで、ホームページは鯛王で検索すれば出てくる。

釣りをしていると、いろいろな人との出会いがある。

いまでは、そんな出会いの人達と、一緒に釣りができることが、うれしい。

以前は、なかなかそんなことができなかったから。


入れ食いジャ 明石ダイ

2009-09-17 08:35:28 | 釣り
無線で、何人か竿曲がったよ。

たったそれだけの情報で、ポイントを探し続けていた、丸松乗合船の若船長は、Uターンした。

最後に釣れるのは、ここやろな~、でもまだ時間早いし…、他の場所探ってから、勝負掛けよか、と思っていたところの無線だった。

この読みがずばり当たり、若船長の男前が、さらに男前になった。

「あ~、よかったわ」。

この言葉が、この日のプレッシャーを物語っていたといえよう。

テレビ取材が入り、僕はアジを釣ったものの、相棒の近藤さんは、丸ボーズ。

最後の最後に、山が来て、無事取材を終えたわけだが、ホントに釣りは、終わってみるまでわからない。



だれが、こんな予想をしただろうか。

お昼過ぎまで、9人乗って5尾のマダイ。

終わってみれば50尾のマダイ。

2時間ほどで45尾のマダイが上がったことになる。

まさに入れ食い状態。

片舷みんながマダイを取り込む、一流しで2尾釣る、などなど、結局、われわれは、釣りの最中に、相棒が竿を曲げたシーンは撮ったけど、獲物を持った写真を撮るヒマもなかった。ってわけ。



竿頭は、大阪市の久保さん。この日、偶然出くわした釣り友達。

この人の職業は、本日、テレビで明かされます。

続きは明日。まだ続くヨ~ン。

明石ダイ

2009-09-16 08:54:15 | 釣り
本日発売のデイリースポーツですが、兵庫県明石の丸松乗合船からマダイ、明石ダイを狙った記事です。

釣り方は、和歌山県加太と同じ擬似餌、サビキで狙います。



というか、加太によく行く人が、やってみたらどう?と持ちかけられ、やったら釣れたということです。

釣り方は、加太とまったく同じ。

仕掛けをゆっくり巻いてくるだけです。ただそれだけ。変なアクションは一切不要ですわ。

するっていと、ゴツッときて、またまたゴツゴツッときて、ギュンと竿が絞り込まれるんですわ。

単純。明快。

ただし、他の釣りと違うのは、最初のアタリがあったときに、合わせを入れないこと。

これが意外と難しい。自然と手がピクッて、動いちゃうみたいですね。

だって、アタリがあれば合わせろって、それが釣りの鉄則と教えられたはずですからね。

それをグッとこらえ、何食わぬ顔して、リールのハンドルを、同じように巻き続けられれば、次にくる、ゴツゴツッのアタリが来るんです。

それでも、同じようにリールのハンドルを巻き続けると、ギュンと絞り込まれるって寸法です。たまーに、一気に食うときもありますが。

何食わぬ顔をするのが、この釣りの最大のコツではないでしょうか?

当日は、ホントに何食わぬ顔、ばかりしていました。

だってアタリがないんだもん。

お昼を回って、ラスト近くになって、一気に山がきましたよ。

ホント、入れ食い状態。

この日は、早い時間帯に流した場所なのに、食いだしたのは、昼を回ってから。

海の魚は潮しだい、と教えられましたが、まさにその通りだと思います。

結果は2時間弱で6尾。



明日は、ビッグフィッシングの放映があります。

明日は明日で、ちょいと視点を違えて、書いてみます。

白?黒?ワッサン

2009-09-15 09:23:33 | 食べ物関連
ずいぶん前だが、釣りの朝、昼ごはんにとコンビニへ。

パンを買った。

タナには、シロワッサンなるパンが。クロワッサンちゃうんか? と思いながら、カゴへ。

シチュウが入っているらしい。まさに入れ食い?ちゅうヤツですね。



船内で一口。そーでもナイヤロ。と思っていたが。

ウマイ。

なので、一口食べてから写真を撮る羽目に。

もう売っていないかもしれないが、どこのコンビニで売っていたかは不明。

今度出会ったら、また買う。うまいから。

アジの下処理

2009-09-14 10:13:23 | 魚 料理
アジのたたきや、寿司、造りなど、魚の皮をむかなくてはならない。

一ついい方法を思い出した。

渓流で、山の中で料理していた人の写真を思い出したのだ。

ウロコを取って、内蔵出して、頭を落として、ここまでの下処理は同じ。

今までなら、先に三枚にしてから、皮を取っていた。

そうすると、腹側の薄い部分の、脂のよく乗った身が皮につくことが多い。

丁寧にすると時間がかかる。

そこで、写真であった渓流の皮のむき方は。

背と腹と、胸ビレの下の皮に切れ目を入れ、中骨がついたまま(写真では頭もついていたような)皮をめくる方法だ。

これだと、おいしい部分の腹の脂ののった薄い身が、皮につくことが少ない。

皮をむいてから、三枚におろすという手法。

これを話したら、明石の丸松乗合船の奥さんは、ウロコも取らずに、同じような方法で皮をむくという。

ウロコがいっぱい手につくでしょ。というと、そのつど洗うというのだ。

どちらがいいかは別にして、ウロコが口に残ると、イヤなタイプだから、きっちり下処理してから、皮をむいている。

まず、背ビレ付け根から尾に向けて、浅く切れ目を入れる。



次に、腹側も尻ビレの付け根に沿って、浅く切れ目を入れる。



この工程は、内臓を取り出すとき、腹を切るときに、いっぺんに、尾まで切れ目を入れておくと、工程がひとつ減るのだ。

背中の皮をつまんで、皮をビリビリビリッとめくるんです。



尾っぽを持って、逆包丁で二枚おろしに。



反対側も同じようにして、三枚おろしに。

残った背骨はすましや味噌汁の具に。

そうして、棒寿司やたたきにしているというわけ。

一度お試しあれ。

いけますゼィ

2009-09-13 08:26:02 | 魚 料理
ここのところ、マアジを釣る機会が多い。

奥さんは、ポン酢でのたたきが最高のご馳走なので、リクエストは毎回ソレ。

でも、食べ飽きてきた。

味噌を入れたが、味がなじまない。奥さんは、ポン酢でのたたきに、にっこり。

残りは何にする? ということで、お寿司でも棒寿司にしてみた。




泉佐野の海新丸で釣ったマアジは35㌢級。

デカイから、身も大きく取れる。

肩身で1本分ということだ。

サラッと塩をして、数時間。酢に漬けて数時間。

手間とひまがかかる。

すし飯を作る。

我が家でできた大葉とミョウガを刻んで入れる。ついでに白ゴマも。

分厚い身をそぐようにして、ラップの上に長方形になるように並べる。

尾っぽのほうが、身が少ないからね。

すし飯は、おにぎりにして、ギュッギュッと握りこむ。

棒寿司の場合は、飯が詰まっているからだ。

すし飯を細長く棒状にして、身の上に乗せ、ラップでくるんで、めしと身をなじませるように、手で包む。




そしてしばらく時間をおいてから切る。

いやー、うまそう。

うまかったです。これで黄アジだったら、もっと最高なんだろうが、黄アジは、小さいから、手間なんだろうなー。


アッ

2009-09-12 23:46:58 | その他もろもろ
この日は、取材崩れで、休みになった。

家でなんやかんやしてたら、更新するのを忘れてた。

まっ、いいや。

と思いたいのだが、毎日書いていると、一日でも抜けるのが、なんか悔しい。

変な気持ちになるのだ。

で、おそおその更新。

13日の分と一緒に読んでね。

愛犬

2009-09-11 07:49:39 | その他もろもろ
ミニチュアシュナウザー。

昨年まで飼っていたワンコ。



ちょうど、1年前に亡くなってしまって、ようやく、このブログに書くことができました(気持ち的にね)。

というのも、写真でわかるように、父ちゃん命、的な感じで、僕のいうことは何でも聞いていた、ほんとに賢い犬でした。

家にいるときは、必ずひざの上に、ちょこんと座り…

釣りで疲れ、ソファーで寝そべると、どんな形でも体を引っ付けて、一緒に寝るのでした。



犬にしてみれば、変な格好で寝ているでしょ。

そう、いつも一緒だったのです。

ただ困ったのは、泳げないこと。

犬かきが苦手なのです。アユ釣りに行っても、足元までついてきて、川に入るのですが、流されて…。

そんな、ミルちゃん、でした。