海人川人 やっさん(安田明彦)の釣って食って楽しんで

海釣り、川釣り問わずいろいろなジャンルの釣りを楽しみ、仕留めた魚をおいしく食べるためにさまざまな料理を作る

塩焼きは正直

2009-02-12 11:04:54 | 魚 料理
おいしい。ウマイ! には、二つの意味があると思う。

魚でいうと、魚が本来持っている味が、おいしい。ウマイ。

魚もおいしいが(あえて、決してそうではない魚も含め)、味付けが良くて、おいしい。ウマイ。の二つがあるのではないか。

ここでは書けない内容も多々あるので、多くは書かないが、僕は、魚が本来持っている味がおいしい。ウマイ。を基本としている。

だから、塩焼きが好きって前にも書いたが、その意味は、ここにある。塩焼きは正直だと思うのだが。

よく、料理番組で、最高級のお肉は、塩味で。とか、この天ぷらは塩味で、というフレーズをよく耳にする。フムフムと感心しながら聞いている。

本来、そのままで食べてもおいしいのだが、さらに塩味が、その味を際だたせる感じがする。塩は、さらに、うまみや甘みを引き出しているのだと思う。

言っておきますが、味付けがおいしい魚が、悪いと言っているのではないので、念のため。それは料理の味付けの仕方が、上手なのだ。

火を通す、または熱を加えることによって、甘みが増すことも多々ある。

それと、魚って、釣る時期によって味が変わる。釣る場所によっても味が変わる。だって天然だから仕方がない。

僕自身、もう一つ納得していないことが、コリコリした魚がおいしいかどうかだ。そう、活(い)かっている状態の刺身だ。噛めば噛むほど味が出てくるらしいが、刺身って、そんなに噛んで味わっているのかな~。僕は、刺身は、そんなにかみしめて食べる方ではないので、味が出てくるまでに、すでに飲み込んでいるだけなのかもしれないが…。

魚の大小、種類にもよるが、ある程度、日をおいて、うまみ成分である、アミノ酸が出てきたころがおいしい、ウマイ、と思う。たとえで言うなれば、ブリクラスの魚は、4日も5日もおいた方がおいしく感じるのだが。

皆さんは、どのような観点で、おいしい、ウマイと感じているのだろうか?

ちなみに、写真のメバルは、12日放映、発売のビッグフィッシングロケ、デイリースポーツの取材で行ってきた北港・ヤザワ渡船で仕留めたメバルの塩焼き。皮はパリッと焼けて、なおかつモチッとして、うまかったです。