鳥まり、参る!

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美貌、技術、無知な者の自尊心を守る。

2022年07月07日 | シリアス
【田房さんの新作、これはおすすめ】

田房永子さんの新作『人間関係のモヤモヤは3日で片付く』を買って何度も読み返しています。

※人間関係のモヤモヤは3日で片付く -忘れられない嫌なヤツも、毎日顔を合わせる夫も-(アマゾン)

いやー今回も良かったですよ。

しっかり内容もページも分厚くて、でも漫画だし今回は作者本人ではなく

「作者をモデルにした主人公・マコさん」

の物語なのでとてもさらっとサクサク進んで読みやすい。

でも実践的なことがバッチリ書いてある(まとめページみたいなのもある)からとっても実用的。

いやー良かった。

スピリチュアル商法・スピリチュアル好き界隈では

「全ての人間関係の葛藤はジャッジするから。

 自分も他人もジャッジしないと決めるだけで軽やかに幸せになれるのです」

とかって綺麗ごとでピシャッと読者・クライアントを締め出すこと多数ですが、

「それができないから皆困ってるんだろ!

 やり方を教えろよ!」

と内心思っていた幼き日の私に

「すごい良いまとめ本が2022年に出版されたよ

と持っていってあげたいくらい

おすすめです。

【なんか気に入らない有名人・芸能人】

この本は色んな人間関係のモヤモヤの対処法を書いてくれています。

そのひとつが

「なんか気に入らない芸能人・有名人へのモヤモヤ」

で、この漫画では主人公・マコさんの取引先の方が

「会ったこともない芸能人をあいつ本当にクズでクソでバカなんですよ!!!」

と極悪人のごとく嫌っている…という話から始まる。

主人公は主人公で

「大嫌いってほどじゃないけど、政治番組の人気タレント○上さんを見るとなんかイライラモヤモヤしてチャンネル変えちゃう」

という。

それをお友達に習ったセラピー方式で、社会的・世間的価値観から離れて

「自分の心の何がこの人を見た時に嫌だなと思わせるのか?」

に向き合うエピソードでとっても面白い。

で、それを読んで

「私がモヤモヤする有名人っているかな…」

と己のことを考えたら、某有名メイクさんが思いついてそれについて私も真剣に考えてみたら自分で実に達成感があるというか、落ち着く感じがして楽しかったの。

なのでそれを書いてみます

【自分と合わないだけ、それだけなんだけどね】

わかる人には読めばわかると思うのだけど、モヤモヤってポジティブな感情ではないから固有名詞書いたら良くないだろうということで伏せて書きます。

私が

「会ったこともないのに、なーんか好きじゃない」

有名人さんは、オリジナルメイクで大人気になり自分のブランド?も安定して売り上げていてもはや重鎮の勢いのある某メイクさんでした。

雑誌やテレビ、動画サイトでその方を見ると

「嫌だっ!!!」

って感じるわけじゃないけどなんかサッと避けちゃう。

コスメブランドも全然見ない。

どころか、ポップアップコーナーが作られてたり好きな漫画家さんがその人を大好きで著書でアゲアゲしてると

「…ふーん…」

となんか嫌な気持ちに。

この

「…ふーん…」

の気持ちにしっかりと言葉を与えるとどんな風なのか考えてみる。

すると

「そこまでの人じゃないと私は考えるけどなあ」

って言葉が近かった。

何がそこまでじゃないのか…を深くしっかり考えていくと結論はこうでした。

私は美を扱う世界でスターになったり大御所になるには、圧倒的な美貌かしっかりとした技術=実力を持っているべきだと考えている。

なぜかというと、それが自分には全然足りてなくて、だからこそ尊いと思うから。


「基礎ができてないのは話にならない」

と色んな分野で教わってきたし、自分も経験してくうちにその通りだとわかった。

でも美の世界は夢もすごく大事だから

「本人が圧倒的な美貌を持っている」

ことはそれだけで夢を与えられる尊いこと。

特別枠で美貌も有り。

でもそのメイクさんは私の好みのルックスじゃないから美形だともキュートだとも思えないし、独学の人だからメイクも(私の好みには)ギョッとするような感じのものが多くて

「メイクは美しさを作るもの」

と思っている私には

「メイクで遊ぶな!

 メイクを冒涜しないで!」

と感じてしまう。

コレクションとか広告なら前衛的なのも有りって考えられるのだけど、その方は

「このメイクでモテる!」

「色気を出す!」

「愛し愛される自分になる!」

と普通の女性のモテ・ナチュラルメイクでそれをやる上に私からするとアプローチが意味不明で

「えええ~」

だったのだ。

だから私的には美貌も技術・実力も足りなく見える人が売れまくってるのが違和感で気に入らなかったのでしょうね。

なるほどなるほど…。

そこまでわかれば

「まあでも、売れれば正義なのが商業の世界だし、私に購入を強いてなんかいないのだし」

と考えられて、ずいぶん穏やかな気持ちになりました。

ブランドコーナーを見てももう

「…ふーん…」

じゃなくて

「○○ブランドのコーナーだな」

と思うだけ。

穏やか~。



書いてて思い出した。

…子どもの頃初めて買ってもらったメガネがすごく変わったデザインだったことを。

自分はすごく嫌だったのに販売員さんと母は

「すっごくかわいい、似合うよ!」

とテンションアゲアゲでそれを買うことになってしまった。

キレて暴れれば他のメガネを買ってもらえたかもしれないけど、当時の幼い私に大人たちは強くて我慢するコマンドしか脳内になかったのでしょう。

たしかに今(2022年)だったら

「かわいい

って言ってもらえるメガネだったと思う。

ポップ&キュートな感じで。

でも当時の私は子ども。

子どもの世界は特に保守的で見慣れてないものを攻撃していいと思ってる世界。

そしてまだまだおしゃれの習慣はなく、だいたいみんなセンスもない時代。

案の定私のメガネ姿は

「変なメガネー!!!」

といじられまくり、その屈辱ったらなくて…幼い私の自尊心をこれでもかってくらい破壊してくれやがった。

幼い私はきっとこう思ったのでしょうね。

「似合うとか可愛いとか適当なこといって私の学校人生めちゃくちゃにすんじゃねえよ!!!」

と。

だから

「ぜったいそれ一般受けしないだろ…」

「モテや好感度を謳ってそのメイクはないわー…」

なその人のメイクにはこの古傷も触っていたのかもね。

いや、私の思い込みじゃないと思うよ。

あのメイクで就活生が面接受けたり、よほどアーティスティックな業界な人じゃない限りデートにしてったら

「何そのふざけた化粧」

って言われるよ。

だから心の中の私(インナーチャイルド)が

「無知な者を不幸にするなー!」

って暴れてもいたのかも(笑)。

なるほど、深いわあ…。








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