※ガチなスピリチュアル記事なので、苦手な人は読まないでください※
※個人の特定を避けるためフェイクを入れて書いています※
【閉鎖社会は洗脳する】
前回記事(→・ある除霊師の思い出・その2。)の続きです。
稀有な霊視力と除霊力に恵まれた人=除さん(じょ・さん)が当時のスピリチュアル商法界隈の色恋!金!!マウンティング!!!な空気に洗脳されてどんどんおかしくなってちゃったって話。
最初に整理しておきましょう。
最初の除さんはお堅い企業で日々働くOLさんで、視えまくるし除霊はできるし人に感謝されるので
「どうせならちゃんとこういう目に見えないと言われる世界のことを勉強したいな」
という考えでスピリチュアルスクールや単発講座に通っていました。
「スピリチュアル仕事で金ざっくざく!」
「スピの力で金儲け!モッテモテ!!!」
「教祖になって信者に崇められて承認欲求満たしまくりた~い」
「同好仲間や同業の中のマウントバトルで勝ちまくりた~い」
…こんな、ありがちな低俗欲望は皆無だったのだ。
口・文章ではなんかもっと女性性だのアタラシイだの本来に還るだの常識を疑えだの飾り立てていたけど、直訳すれば上に書いたとおりのくだらない低級欲望よ。
除さんはそういうタイプじゃなかったのだ。
「私は世のため人のためになる仕事を会社で日々こなしている」
という誇りが大きな支えで、
「私は美も贅沢も別に興味ないし、女として愛されるのは一緒に住んでる彼氏だけでいいし、承認欲求満たすより愛するペット達(犬さん、猫さん、そして亀さん)と遊んでいたい」
と自分軸をしっかり持っていたんですよ。
最初はね。
でもあの界隈に出入りしていくうちに、
「除さんて本体もメイクもファッションもダサいよねー(ぷぷっ)」
「まだ会社員やって人生消費してるの?
時代はスピ業で楽して金持ちでしょ~」(←まじで、こういう洗脳が少なくなかった)
「真のライトワーカーなら、スピリチュアルだけで生きなきゃいけないんだよ!!!」
こんな風に洗脳されてしまったのだ。
文章だけ読むと
「馬鹿じゃないの」
と笑えるけど、学校でも地域でも会社でも家庭でも…閉鎖社会の洗脳って本当にすごい。
そこにいる限り影響されるし信じ込んでしまうものだ。
良い自分でいるためには己の考えや行動がもちろん大きいけど、環境=周囲にいる他人。もすごく大切。
除さんは霊能力は高かったけど、俗世的というのかな、生きてる人間同士のこういうパワーバトルには疎かった。
素直に傷つき、
「自分のままじゃいけないんだ」
と認められたくて頑張った。
【会社を辞めてからの転落】
で、まんまと乗せられて会社を辞めて除さんはスピリチュアル仕事をするんだけど、それがなぜか除霊師さんじゃなくてスピリチュアルカウンセリングだったかスピリチュアルエステだったんですよね。
おそらくエステの方はマルチ商法の美容アロママッサージ…
(ほら、ちゃんちゃんこの言い換えの名前のあそこよ…ボソッ)
今だからはっきり書くけど、除さんはクライアントさんの気持ちを細かく聞くことも綺麗にすることも全く適性がない。
あるわけない。
細かいことに動じない・人にそんなに興味がないからこそ除さんはあれだけの除霊ができて魔法防御(霊障防御?)が高かったのだし、自分を綺麗にすることすら興味がない人が他人にしたいと思うわけない。
ほんっっ…っっとうに才能の生かし方がなってない。
仕向けられたんでしょうけどね。
向いてないから楽しくない、会社員時代ほど稼げない。
そんなのを界隈では馬鹿にされてマウント取られる。
悪循環です。
この頃にはすっかり話が通じなくなってしまいました
あの会社で働いてることが除さんの誇りであり支えだったのに。
【優しさを失えば全て失うのか】
支えがなくなってからの転落は凄まじいものでした。
そして…。
あれだけ恵まれていた除さんの霊視力・除霊力・防御力はどんどん弱って働かなくなってしまったのです。
これには本当に驚いた。
そんなことある?って。
うさんくさーいスピリチュアル詐欺のカモになっちゃったり、なんでそこにってくらいヤバイスポットに通うようになっちゃったりして。
怖かったわー。
この顛末に最も納得する言葉をくれたのはとある大先輩レディー。
その人もオカルト話やスピリチュアルが好きだったので
「昔、よく視えてしっかり祓える素晴らしい才能を持った人がいたんですが、こういういきさつで最後はすっかり視えなくなって祓えなくなってしまったんです」
と話した。
大先輩はこんな風におっしゃいました。
「人を…相手を助けたいという気持ち、癒したいという優しい気持ち。
それがないと、力なんてあっという間に枯れますよ。
それが全てだもの。
霊能力者だけじゃなくて医療者や整体師やエスティシャンにも言えるわ」
そうなのか
でも納得する分析です。
そういえば古い古いRPGに、
「人の悲しみがわかる優しさと
人の悲しみを救える勇気と
人の悲しみに打ち勝つ力を」
なんて言葉があったなあ。
優しさ、勇気、力、これは同じものなのかもしれないね。
どれか一つが欠ければ全てを失う。
…。
怖いねー
ああ、除さん…。
稀有な才能を持った人だったのになあ。
悔い改めて心優しき除霊師さんに戻っていればいいのに。
でも、噂ではダメみたい。
悲しいね。
これにて除さんの思い出話は終わりです。
加筆したりするかもしれませんが、ここまで読んでくださってありがとうございました
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前回記事(→・ある除霊師の思い出・その2。)の続きです。
稀有な霊視力と除霊力に恵まれた人=除さん(じょ・さん)が当時のスピリチュアル商法界隈の色恋!金!!マウンティング!!!な空気に洗脳されてどんどんおかしくなってちゃったって話。
最初に整理しておきましょう。
最初の除さんはお堅い企業で日々働くOLさんで、視えまくるし除霊はできるし人に感謝されるので
「どうせならちゃんとこういう目に見えないと言われる世界のことを勉強したいな」
という考えでスピリチュアルスクールや単発講座に通っていました。
「スピリチュアル仕事で金ざっくざく!」
「スピの力で金儲け!モッテモテ!!!」
「教祖になって信者に崇められて承認欲求満たしまくりた~い」
「同好仲間や同業の中のマウントバトルで勝ちまくりた~い」
…こんな、ありがちな低俗欲望は皆無だったのだ。
口・文章ではなんかもっと女性性だのアタラシイだの本来に還るだの常識を疑えだの飾り立てていたけど、直訳すれば上に書いたとおりのくだらない低級欲望よ。
除さんはそういうタイプじゃなかったのだ。
「私は世のため人のためになる仕事を会社で日々こなしている」
という誇りが大きな支えで、
「私は美も贅沢も別に興味ないし、女として愛されるのは一緒に住んでる彼氏だけでいいし、承認欲求満たすより愛するペット達(犬さん、猫さん、そして亀さん)と遊んでいたい」
と自分軸をしっかり持っていたんですよ。
最初はね。
でもあの界隈に出入りしていくうちに、
「除さんて本体もメイクもファッションもダサいよねー(ぷぷっ)」
「まだ会社員やって人生消費してるの?
時代はスピ業で楽して金持ちでしょ~」(←まじで、こういう洗脳が少なくなかった)
「真のライトワーカーなら、スピリチュアルだけで生きなきゃいけないんだよ!!!」
こんな風に洗脳されてしまったのだ。
文章だけ読むと
「馬鹿じゃないの」
と笑えるけど、学校でも地域でも会社でも家庭でも…閉鎖社会の洗脳って本当にすごい。
そこにいる限り影響されるし信じ込んでしまうものだ。
良い自分でいるためには己の考えや行動がもちろん大きいけど、環境=周囲にいる他人。もすごく大切。
除さんは霊能力は高かったけど、俗世的というのかな、生きてる人間同士のこういうパワーバトルには疎かった。
素直に傷つき、
「自分のままじゃいけないんだ」
と認められたくて頑張った。
【会社を辞めてからの転落】
で、まんまと乗せられて会社を辞めて除さんはスピリチュアル仕事をするんだけど、それがなぜか除霊師さんじゃなくてスピリチュアルカウンセリングだったかスピリチュアルエステだったんですよね。
おそらくエステの方はマルチ商法の美容アロママッサージ…
(ほら、ちゃんちゃんこの言い換えの名前のあそこよ…ボソッ)
今だからはっきり書くけど、除さんはクライアントさんの気持ちを細かく聞くことも綺麗にすることも全く適性がない。
あるわけない。
細かいことに動じない・人にそんなに興味がないからこそ除さんはあれだけの除霊ができて魔法防御(霊障防御?)が高かったのだし、自分を綺麗にすることすら興味がない人が他人にしたいと思うわけない。
ほんっっ…っっとうに才能の生かし方がなってない。
仕向けられたんでしょうけどね。
向いてないから楽しくない、会社員時代ほど稼げない。
そんなのを界隈では馬鹿にされてマウント取られる。
悪循環です。
この頃にはすっかり話が通じなくなってしまいました
あの会社で働いてることが除さんの誇りであり支えだったのに。
【優しさを失えば全て失うのか】
支えがなくなってからの転落は凄まじいものでした。
そして…。
あれだけ恵まれていた除さんの霊視力・除霊力・防御力はどんどん弱って働かなくなってしまったのです。
これには本当に驚いた。
そんなことある?って。
うさんくさーいスピリチュアル詐欺のカモになっちゃったり、なんでそこにってくらいヤバイスポットに通うようになっちゃったりして。
怖かったわー。
この顛末に最も納得する言葉をくれたのはとある大先輩レディー。
その人もオカルト話やスピリチュアルが好きだったので
「昔、よく視えてしっかり祓える素晴らしい才能を持った人がいたんですが、こういういきさつで最後はすっかり視えなくなって祓えなくなってしまったんです」
と話した。
大先輩はこんな風におっしゃいました。
「人を…相手を助けたいという気持ち、癒したいという優しい気持ち。
それがないと、力なんてあっという間に枯れますよ。
それが全てだもの。
霊能力者だけじゃなくて医療者や整体師やエスティシャンにも言えるわ」
そうなのか
でも納得する分析です。
そういえば古い古いRPGに、
「人の悲しみがわかる優しさと
人の悲しみを救える勇気と
人の悲しみに打ち勝つ力を」
なんて言葉があったなあ。
優しさ、勇気、力、これは同じものなのかもしれないね。
どれか一つが欠ければ全てを失う。
…。
怖いねー
ああ、除さん…。
稀有な才能を持った人だったのになあ。
悔い改めて心優しき除霊師さんに戻っていればいいのに。
でも、噂ではダメみたい。
悲しいね。
これにて除さんの思い出話は終わりです。
加筆したりするかもしれませんが、ここまで読んでくださってありがとうございました
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