鳥まり、参る!

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「あっちを選ばなかった今の方がマシ」と考える。

2023年01月03日 | 人生の法則
【その選択に良いことしかない、なんてあんまりない】

思考や判断の偏りを“認知バイアス”と呼び、そのひとつである“薔薇色の回顧”というバイアスは

「昔は良かったなあ」

と過去を美化して考えてしまうことを言うそうです。

※誰もが陥る「8つの認知バイアス」に要注意。あなたの思考は気づかないうちに “偏っている”(STUDY HACKER)

過去はバラ色…あるあるある。

私も学生時代にやっていたアルバイト、あんなに大変で散々強制労働=無償労働させられたのに(毎シフト30分は確実にタダ働きさせられてた)、社会人になってからは楽しかった思い出ばっかりがあふれてきたもの。

バラ色の回顧とどこか近い、

「非現実的なほど良い想像ばっかりしてしまう」

パターンってもうひとつあると私は考えてる。

過去に選ばなかった選択の先に歩んでいたであろうと想像する“現在”がありえないほど理想的に都合よく、幸せいっぱいだと考えてしまうこと。

たとえば、

「落ちた第一志望の大学に入っていたら」
   ↓
「あーあ、きっと同級生がもっと勉強熱心で授業が面白くて、好きになれる異性がたくさんいて、毎日毎日楽しいキャンパスライフ送っていたんだろうなー」

と空想する。

「お見合いでお断りした相手とのご縁が実っていたら」
   ↓
「今よりもっと良い生活をして、妊活も育児も上手くいって、幸せだったんだろうなー」

と空想する。

こんな空想をしちゃうのは今に不満や辛さがあるから。

でも、空想は空想で現実じゃない。

もしそっちを選んでいたって、そんな都合よく幸せいっぱい夢いっぱいな現実になってた保証などないのだ。

『明日カノ』のヒロインの一人であるゆあてゃこと優愛ちゃんは生まれ育った田舎で嫌な思いばかりして過ごして

「東京は良かったな。

 自由に生きてる気がする」

と田舎の嫌なところばかりに目がいき、東京には夢想を繰り広げるようになります。

耐え難い仕打ちと、たった一人愛して世話してくれていた家族を亡くしたのをきっかけに18才の彼女は東京に身ひとつで出てくるんだけど

「同級生の男子なんかありえない。

 車で迎えにきてくれる東京の大人の男がいい」

と下心を察しながらも好きになってしまった“東京の男”はラインブロックで彼女を切り捨てる。

一人街でどうしよう…と惑う彼女を救うふりして引き込むのは辛い肉体労働の斡旋業者だった…、というエピソード。

優愛ちゃんにとって田舎は辛い逃げ出したい場所だけど、じゃあ東京がいいことしか起こらない夢の国…なんてことはないんだよね。

今が嫌だと今意外の選択肢を理想化しまくって走り出してしまう…あるある話だと思う。

とある人は仕事が続かなくて数ヶ月くらいで職場を変える人だったんだけど、辞めるたびに

「こんなひどい職場は初めてだった!!!」

とヒステリーを起こしていた。

毎回それをやる。

…つまりはそういうこと。

まあその人ほどの例は少ないにしても、あっちがよかったに違いないって妄想は人間起こしがち。

そんな人には、壇蜜さんが昔テレビだかエッセイだかで話していた考え方をぜひ採用してほしいです。

私は聞いたとき

「なるほど、それはいいかも」

と思った。

壇蜜さんはこんなことをおっしゃっていた。

「あの仕事を続けていたら、病気になってしまったかもしれない。

 あの人と別れずにいたら殺されてたかもしれない。

 だから、その最悪の選択はしないで済んだのだから今はマシなんだ、そう考えるようにしています」


なるほど、今が幸せだとか最良だとかはとても思えなくても

「マシなんだ」

とは考えられる。

なるほどなあ…その発想はなかった!と膝パアアァァンでした。

そしてマシな今から、何を望んで何をするか、ですよね。

先輩たちの知恵は本当にありがたい。





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