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立春の日差しのとどく朝餉かな 山下健治

2019年02月04日 | 俳句
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山下健治
立春の日差しのとどく朝餉かな

暦の上では今日から春である。句作にあたって春の句材をきょろきょろ探す。まずは手近なところで食卓の菜の花漬けに蜆汁が出ている。またもや春を迎えた喜びに心が浮き浮きとする。小さな庭だが園芸計画も立てねばならぬ。ぽっかり浮かんだ白い雲さえ旅情をそそる。足下のオオイヌフグリを発見し日差しそのものが春である事に驚く。:俳誌「春燈」(2018年4月号)所載。
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