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春しぐれ紙舗に買ひたるものの嵩 望月清彦

2019年04月26日 | 俳句
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望月清彦
春しぐれ紙舗に買ひたるものの嵩

春の長雨で殊更に寒い日、特別な用紙を買いに専門店へと出かけた。目的の紙は直ぐに見つかった。が、店舗に並べられた沢山の和紙が目を魅了する。ほうこれも、ふむあれもと次々と求めてしまう。手に抱えきれなくなって今日のところはこれまでとする。好きな事が有り夢中になれることは真に幸せである。:読売新聞「読売俳壇」(2017年5月29日)所載。
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