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高埜良子
浅草は先師の縁街うらら
師匠を失って久しい。この浅草で縁（えにし）が無かったら今の私はどんな人生を歩んでいたのだろう。熱燗や性相反し相許す、そんなサラリーマン時代のスタートをここから出発させた。俳句とは言えない五七五を吐いては笑われ続けた。俳句未満の「つぶやっく句」と命名されて久しい。元々浅草寿町で両親が結婚し川を渡った今スカイツリーのある京島で小生は生まれた。東京空襲で焼け出され葛飾に暫く住み古した。そしてこうして斯く斯く然々、浅草は思い出の源泉となっている。：俳誌「春燈」2018年7月号）所載。
＜いらっしゃいませー俳句喫茶店・つぶやく堂ーどうぞお入りください＞
高埜良子
浅草は先師の縁街うらら
師匠を失って久しい。この浅草で縁（えにし）が無かったら今の私はどんな人生を歩んでいたのだろう。熱燗や性相反し相許す、そんなサラリーマン時代のスタートをここから出発させた。俳句とは言えない五七五を吐いては笑われ続けた。俳句未満の「つぶやっく句」と命名されて久しい。元々浅草寿町で両親が結婚し川を渡った今スカイツリーのある京島で小生は生まれた。東京空襲で焼け出され葛飾に暫く住み古した。そしてこうして斯く斯く然々、浅草は思い出の源泉となっている。：俳誌「春燈」2018年7月号）所載。
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