どういう形で公表されるか見守っていた尖閣諸島沖の漁船と海保の事件。こんな形で動画配信されるとは正直思っていなかった。あの重犯罪者たる船長（中国では英雄視されるというが）を「あのタイミング」で無罪放免同様の判断を下した時点で日本の国家中枢の無能さを強く感じ、今後の外交に手遅れな汚点を残したと私は落胆した。事実、中国の内政混乱の矛先を日本に向ける好材料に使われ、本国でも予想してなかったろう対日暴動（テロ）が今だ各地で猛威を振るい、ネットサイトへの攻撃は続いているどころか増加の一途だ。日系企業が多く進出してる中国ではシャレにならない。ご存知の通りNHKでさえ国民のコントロールのため正しくない情報を流したり、肝心の事をカットするなんて日常茶飯事。日本国民も末端で被害に携わらなければ事実を知らないと思う。
中国との関係を利用し政権交代を目指してきた民主党がその目的を果たした今、アメリカに翻弄される中でも日中のトップの関係を考えると映像は出ずに闇に消えると考えていた。
知人に中国進出をしようとし、現地で酷い目にあって断念した者がいる。安い中国製自転車の工場を作ろうと上海から特急で６時間以上掛かる田舎町へと作る計画は順調に見えた。だがいざお金が動き出すと交わした「契約書」の内容を現地の担当が次々無視して半ば「奪い取られる（詐欺ですね）」状況で撤退を余儀なくされた。中国という国では警察も含め「約束」「契約」「版権」等は意味を持たない、言い換えれば「信用できない民族の集まり」というのが実情だろう。他の１名（これも中国で仕事している）からも日本に居ると本当の中国の姿は見えてこないと言われた。先の工場を作ろうとした者は契約が破綻するまではへコへコと対応する現地中国人スタッフに毎晩のように「床屋」の繋がる長屋へと案内されたという。でも床屋は入り口、入りお金を払うと裏口から出て向かいの長屋へと通されて幼女と個室に通されたという。都心部から離れればこんな事は珍しく無いのだとか。通訳によればほとんどの子は農村から売られてきた子で、20才を超えると「売り物」にならないとかで、下手すれば殆どが日本なら小学生か中学生に見えたという。レンタルＤＶＤ店の普及が進んでた事も聞いてるが、店内に並ぶ商品は白レーベルばかりで正規品は無いに等しかったとか。ＤＶＤ化されていないハズのタイトルが並ぶのも中国では珍しく無いが、画質が悪く、たまに画の下に人の影が入ったりする。要するに上映してる国で違法にカメラ撮影して作っている。事実、無理やり中国語の字幕が入るが声は英語だったりしたそうです。
下らない中国内部事情（工場の話は約１０年前の事）がこんなですから尖閣諸島や某ガス田、その他国家間で問題になっている今も「ウソ」や「話のすり替え」が日本にあるか、中国にあるかはウダウダ説明するまでもなく単純明白でしょうか。インターネットの上では中国や韓国からのサイバーテロがずっと以前から続いてますし、ミサイルこそ飛ばないまでも日本は大陸から常時24時間攻撃され続けています。
こんなにバカにされいい様に扱われている日本の問題点は多々あると思いますが、このままでは誰もが望まない事態が起こるのではと考えると…。現在日本には大量の大陸からの留学生や移民が居ます。街中でも電車でも中国語で話す人を当たり前に見掛けるようになりました。中国本土では日系人を狙うテロが多発、警察では抑えられなくなり軍隊まで出ているのはご承知の通り。ではもしこれ以上日本がのぼせ上がっている中国の被害を被り、ストレスの溜まっている国内の情勢下で矛先が在日中国人に向いたとしたら…。それが今の中国のように核分裂のように連鎖反応したとしたら。考えたく無いけど「二度と起こさない」と戦後誓ったという（生まれてないので実感乏しいが）「戦争」にまで発展する可能性も無くは無い。これが一番怖い。
数少ない希望は尖閣諸島問題で日中のやり取りを他国が見守っている事。中国をビジネスチャンスと捉えてる国は多い。でも日本の二の前になる危険を感じれば継続か、撤退かの判断材料とするだろう。既に日本はアメリカに肩を押される形で引き金を引いてしまった。中国人全てがバカだとは思わない。僅かながら大陸の血が混じるこの身体も中国撲滅なんて願っちゃいない。報復は新たな報復の連鎖を呼ぶ。日本はこの鎖を屈辱に耐えて断ち切った。今度は中国や韓国がこの英断を行えるかが問われていると感じる。同じアジア民族として卑劣な行いを未だに続ける韓国と中国には一度、しっかりと頭を冷やして歴史と向き合って欲しい。僅かながらも今とは違った感情が芽生えると信じている一人だから。
