塗装不調の原因はファスカラーが容器内で「かたまり」を起こしていてハンドピース内でノズルを詰らせていた事に気づいたのはかなり時間が経過してから。カップ1/4程度を噴くのに20分以上掛かる異常さに苛立ちつつ、3回目の補充をしたら何かカップに入ってる。取り出してみるとご覧のような巨大な塗料の塊が!?他にも小さな粒子が固まりかけて付いているのを確認!大慌てでハンドピースを分解洗浄。やっぱりノズル付近に塊がつまってて塗料とエアの通り道を塞いでた。ずっとエアを止めてる状態に近かったため、コンプレッサー側で圧縮熱が溜まり高温になった模様。リキテックス等と違い、ファスカラーはそのまま噴ける手軽さがポイント。でも使いたい時に半ネリの塗料をメディウムで必要量溶いて使うリキテックスの方が安心して使えることを素人ながら実感。キャップ閉めれば空気に触れないしね、リキテックス。
さて、ファスシンナーを使って残りのファスカラーを希釈しつつ容器を「これでもか」というほどシェイクして粒子を取り除けたらと願いつつ塗装を再開すると、シンナーが入った事で匂い増加と水っぽくなったが普通に綺麗に塗料がボディに塗られていく♪カップ1/4は3分~5分で空になる。まぁその分、重ね塗りのインターバルを長めに取る必要が生じてるが最悪、ピース破壊にならずホッとしています。良く見ると最初に塗られた表面がザラっぽく見えますが「手抜き突貫工事ボディ」なので良しとします。問題は裏打ち。かなり塗装が薄いので下の色に大きく左右されます。いつもなら銀か白(タミカラ)を使う所ですが、今回は黒を思案中です。やった事が無い組み合わせなのでどうなる事か。