闇夜の烏の変な世界

とりあえず、何にでも興味持ちますw
日々、気になった事を日記感覚でアップしてみようかと。

表彰台の脇への道(11)

2008-09-13 23:21:54 | マウンテンバイク


さてやっとリボルト・スーパーXを閉塞させた話。真打登場といったところでしょうか。なんと店員さん、自分のバイクのホイールに「ノーチューブ」なる液体を入れてリボルトをセット。このノーチューブ、タイヤに沢山のクギが刺さってても走ってる挿絵を見たことのある方も多いのでは?中身は真っ白な液体。でも店員さんの話だと使った後のホイール手入れは凄く大変になるのだとか…。あえてテストして下さった結果は、ノーチューブを入れて暫く回したリボルト・スーパーXは翌日もエアを保持するも走行限界まで減圧。再度エアを充填して回転させると3日経ってもエアの抜けてる気配無しとの事!スーパージュースで苦労したのが嘘みたい。早速お店に見に行くと、個人のノーチューブだから差し上げますとの嬉しいお言葉。帰ってメンテの済んだクロスマックスSL後輪にリボルト・スーパーXを嵌め、ノーチューブを流し込みエアを詰めた。いつものシューっという小さな音が殆ど聞こえない。因みに混ざるとマズイと思いスーパージュースを出したのだが、タイヤを傾けただけでジャーーっと流れ出てしまいとても閉塞能力があるものとは思えなかった…。サギ商品では?最初こそエア抜けがあったが3回ほどエア増しを繰り返すと約一週間は走行可能なエアが保持できることを確認できた。凄い、凄すぎますノーチューブ!これなら本当にクギが刺さっても抜いてすぐ走り出せそうな閉塞能力ですね。少し気になったのはリボルト・スーパーXのタイヤ硬度が少し上がってしまったかなという感触。エアが規定値入ってれば極薄のタイヤが幸いして木の根だろうと道路の継ぎ目だろうとまとわり付くように変形して非常に柔らかい印象が強かったけど、ノーチューブ入れて閉塞させてからはちょっと硬くなってゴツゴツした突き上げが気持ち増えたかも。でもこれでやっと前輪、後輪が揃って走行テストが開始できる!もう2ヶ月無いから焦る焦る。因みに隣に移っているチューブはボントラガーのトリプルX。カタログ値96gのこれまが激軽チューブです。最悪は使うつもりで購入しておいてます。9月の大滝でも使う予定だし(事故で不参加)。

表彰台の脇への道(10)

2008-09-13 22:50:26 | マウンテンバイク


実はタイヤと平行してとあるモノを入手しようとヤフオクを毎日チェックしておりました。ホイールです。私のホイールは某ショップでチューブレスリムが出た最初の年にシマノのXTハブと黒スポークで組み上げてもらった逸品。何度も大きな転倒を繰り返しながら未だにフレが全く出ていないという職人仕立てのお気に入り。でも今年は勝ちたかった。成績を出したかった。自転車で軽量化の効果が最も出るのはタイヤとホイール。テコの原理を思い浮かべれば判りますが、最も端にあるモノの重さは僅かでも大きな負担になってしまいます。タイヤの軽量化と同時にやむなくホイールの限界軽量化も企んでました。目指すはMAVICのクロスマックスSL(かST)。でも新品買えるほど裕福では無いのでヤフオクで見つけては入札、そしてアウトを繰り返してました。それがGW中に出品されたSLに入札が少ない事を発見。もしやと思い頑張って入札してみると3人しか入札無しで定価の約1/3で落札成功!連休中は皆さん家族サービスでオークションに参加してないようです。説明には書いてませんでしたが見た目は綺麗でも前後とも振れが、特に後輪は大きく出ていました。タイヤでお世話になっているショップに持ち込み相談すると「いいっすよ、触れ取りしときます。お金はいらないっすよ♪」とあっけらかん。実際に2日後に取りに行くと見事に振れは無くなり綺麗に磨かれてました。掘り出し物?その小指一本で簡単に持ち上がるホイールの軽さに「これって反則だよなぁ、速い人は使うワケだ」と一人呟いてしまいました。でもこのホイールがまた次の難題を引き起こす事に。

表彰台の脇への道(9)

2008-09-13 22:32:31 | マウンテンバイク


FAST TRACK Pro と ホイールに装着しちゃってますが 同 LK の顔です。写真が下手なので判り辛いですが、ノブの高さがほぼ二倍ほどLKが低くなっています。画像が無いのですがSLKとセンター部はほぼ同等のノブ高かと。LKのサイドノブはしっかりとPro並に高さを稼ぎ限界グリップを助けているものと思われます。非常に判り辛いのですが、このタイヤの断面は○くありません。サイドウォール部は丸っぽくしなやかですが、接地面はやや平らになっています。そして問題のサイドノブの付近で少し急にカーブがきつくなってます。例えるなら限りなく○に近い四角形といった感じでしょうか。直進安定性、高速路面への追討性、コーナーに入る時の素直さとターン中の扱い易さ。どうやら最近のタイヤは非常に柔らかく変形するサイドウォールと同様に変形して路面を掴む接地面が一昔前のチューブレスタイヤの「重い」「硬い」「振動が多い」等のイメージを払拭させているみたいです。真ん中のポチポチ君のお陰で舗装路でも転がりがとても軽いです♪スリック系のMAXXISSワームドライブよりも直進だと疲れません。久しぶりにお気に入りの一本が見つかった気分です。これまではIRCのミブロ(非マラソン)に信頼を寄せていたのですが。

表彰台の脇への道(8)

2008-09-13 21:36:05 | マウンテンバイク


リボルトの話の前に手元の FAST TRACK Pro の画像を。これは2年前にセルフディスカバリーin大滝の100kmに初参加した時に出店ブースで叩き売りしてたのを何となく購入したものです。今回採用した LK グレードとパーターンはほぼ同じ。ただしランドエリアの高さは LK の二倍強あるように見えます。LK の重量が約600g程度なのに対して、この Pro は760g(実重)あります。更にシーラントを注入して重量が増えますから普通のチューブレスと同等か少しだけ重めといったところでしょうか。LK より高いランドエリア(ノブ)と言いましたが、SLKではサイドノブまで低くしてしまったのに対してLKはこの Pro 少し低くした程度のサイドノブを持っています。SLKとLKの絶対的な差です。一般的なテクニカルなクロカンコースではSLKもLKも低速タイトターンが得意ではないようですが、今回の東伊豆やSD大滝のように長い下りと高速ターンが続く場合、面接地時間が極端に短くなります。SLKは他人のインプレしか情報がありませんが、突然横のグリップが抜けるようです。LKはこのサイドノブのおかげか、オンザレールのように高速ターンを得意とします。多少ルーズな路面に出くわしてもバランスを崩すとサイドノブがアシストするらしく体勢を立て直す余地がありました。極端に低いセンターノブへの不安はありましたが、高速を維持する限りは特に横方向へのレスポンスは気持ちの良いものがあります。制動時にグリップの不足を感じる事もありましたが基本的に素直。中速域はクセが出るようですが思い切って「前輪装着決定」となりました。まだ結論が出てない段階でリボルトがどうなるか判らない状況下、とりあえず前輪は FAST TRACK LK で決まりです。