闇夜の烏の変な世界

とりあえず、何にでも興味持ちますw
日々、気になった事を日記感覚でアップしてみようかと。

表彰台の脇への道(4)

2008-09-10 05:10:08 | マウンテンバイク


ホイールにセットする際、片側を嵌めてから画像のようにノズルを付けた「スーパージュース」を注ぎ込みます。何か妙な感じです。必ず容器を良く振ってから入れるようにしましょう。完全に閉塞させる粒子(だと思う)が沈殿してるので上澄み液になりますから。液体はサラサラしてて本当に内面に膜を脹れるのか不安に。深夜の作業で翌朝も早かったため、この状態でビートを上げて6BARまで内圧を高め、ホイールスタンドに引っ掛けて「マブチ130モーターとプーリー」で長い輪ゴムをホイールに装着、ユックリと内面に液体が行き渡るように単一電池を一個で夜中中回し続けました。翌朝(約4時間後)、エアは完全に抜けてペチャンコ、イヤな予感が脳裏を走ります。

表彰台の脇への道(3)

2008-09-10 04:54:31 | マウンテンバイク


因みにこの画像は「新品未装着」状態です。台湾生産との事で以外にタイヤの仕上げは「雑」です(高いのになぁ)。このようなバリが数箇所ありました。その中で最も酷い部分をデジカメでパシリ!今どきこんなバリ付けて売ってるタイヤなんてあるんかいなTREKさ~ん。後日談ですが、ホイールに装着して回転させるとブレが確認できました。一部だけですが、やはりフラフラと微妙にブレるタイヤは見ていて気分が悪いものです。実害は無いようですが。他のタイヤではブレません。

表彰台の脇への道(2)

2008-09-10 04:44:55 | マウンテンバイク


ボントラガー・リボルトスーパーX。ショップも取り扱うのは初めてとの事で、入荷の知らせを聞いて即取りに。どうも店員の顔が浮かない。モノを見せてもらうと…ペラッペラ(- -;。ともかくチューブレス系では考えられないほど「薄い」。画像を見てもらうと気付くかもしれませんが(裏面です)、普通接地面とサイド面でタイヤの裏補強が違いますが、このタイヤは真平らで触っても一枚の紙のようです。普通のタイヤは伸ばす時などゴムの音がしますが、このタイヤは厚紙をしならせたような音がします!物凄く不安になる音です。強度は?パンクの可能性は?不安がつのります。取りあえずハカリに乗せてみると500g、カタログ値に偽りは無いようですが…。このタイヤはチューブレスとして使うためには「スーパージュース」なる液体を注入して内側から閉塞させる必要があります。ホイールがグズグズになるのは覚悟。約80ccほど入れるのですが、元が異常に軽い(通常のチューブレスは700g位が平均?)のでまだまだ十二分に軽量になるハズ。しかし大丈夫なのだろうか。ジュースを入れて10分ほど走るとエアが抜けなくなるとか。内側に浸透して極薄のシール面を形成するのだそうだ。不安だらけで帰路についた。ショップの人も一様に驚いて「何かあったら連絡下さい」と不安げな様子…。

表彰台の脇への道(1)

2008-09-10 04:23:46 | マウンテンバイク


2008年4月頭、正確には3月末からレースの機材準備を始めました。仕事が厳しく1年ぶりになるミヤタ主催、東伊豆ATBカップに年齢を考慮し5年に渡る毎年参加のレースで活動に終止符を打つ覚悟で全てを注ぎ込むつもりでした。自転車に乗れない多忙な日々は健康診断で悪い所が無いと毎年良くなる結果に担当医を驚かせていましたが、今年の検診では体重で8%増/年、肝硬変も起こしていました。典型的なメタボ。睡眠時間は平均3時間。とても自転車に乗れる状況では無いのを承知で、文字通り「命懸け」の決意で。私のMTBは2003年モデルのフレームにコツコツと10ヶ月かけて走れるようにヤフオクや特価品を集めて組み上げたもの。カーボンやチタン、アルミ全盛の時代に良質なスチール(レイノルズ853)で最高の職人がカナダで少数生産するロッキーマウンテンバイシクルのブリザード。今は不祥事を境にDANさんも見放したジェイミスですが、当事は同じ素材でドラゴンという素晴らしいモデルがありました(現行DRAGONは材質を落とした別物です)。それを借りてアルミやフルサスには無いプリミティブな魅力に完全に参ったものの、極度の経済難な当事はとても買えない高嶺の花。ショップに通ううちに「カナダのロッキーなら同じ材質で9万でフレーム手に入るよ、今なら(本数が少ないので買えるのは年に数ヶ月)」とのお言葉。分割で即注文、細かいフレームサイズの揃えもあって小柄な私にピッタリな16.5インチをチョイス。世界でもトップレベルと言われるフレーク塗装の素晴らしさは手触りも別格でした。毎日ヤフオクを見る日々が続き、バイクショップの軒先に吊るされた白黒の細身が美しいフレームに少しづつパーツが増えて行き、自転車として完成するのにそれから10ヶ月を要しました。それが自分のスポーツサイクルのスタートでした…。話が反れましたが、多数のレアパーツをインストールした事等は長くなり過ぎるので別の機会に。今回は先ずレースに必要な機材の見直しを追ってみます。先ずはタイヤ。最初からチューブレスとしてホイールを組み色々なタイヤを使ってきましたが、東伊豆のコースは2つの特徴を持つのでそれに適したチョイスが必要と考えました。MTBのレースでありながら直線が多く全体にハイスピード(瞬間的に50km/h近い浮き砂利も)なので転がり抵抗の少ないタイヤである事(軽さも重要)。もう一つは路面のバリエーションが目まぐるしく変わる事。芝生、土、泥、砂利、砂、ガレ場。これだけ一周で変化するコースは珍しく難しい。加えるならここ4年、毎年雨。一昨年は新設コース(その後閉鎖)が雨で深い泥の滑り台と化して転倒者続出、私も派手に路面に転がりました。今年は願掛けではありませんが「晴れる」事を前提にセッティングすることに専念しました。参加し始めた頃のタイヤはスペシャライズドのロックスターで、舗装路からかなりのダートまでこなすオールマイティーなタイヤでした。このタイヤはセンターのランドが詰まっていて転がり抵抗が低く、サイド部(コーナリング接地)はシーエリアが広めでグリップし難い路面をガッチリと掴んでくれました。ユッチンソンのパイソンも持ち込んだ事がありましたが(初年度)コーナーで横滑りが激しく危険でした。もう硬化して履けませんが、手元のロックスターのパターンを見ながらネットで似たようなパターンを探すもなかなか無い…。そんな中、TREK系のショップでBONTRAGERのリボルト・スーパーXなるタイヤを発見!カタログ値490gというチューブレス(厳密には違う)としては異例の軽さとパターンに先ずは一本注文してみることに。これが悪夢の始まりでした。