後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「私の趣味は花の写真を撮り、皆様へお送りすること」

2024年01月25日 | 写真
決して上手な写真ではありませんが、花の写真を撮るのが私の趣味です。花を眺め、写真を撮っている間が楽しいのです。花を植え、育てた人の優しさを想い、幸せな気分になります。
家に帰り、撮って来た写真をほんの少し修正します。色彩は変えません。明るさだけを修正することがあります。端に余計なものが写っている場合は少しトリミングをします。
それから皆様へお送りするのです。
花の写真を撮った場所へ行きたい方々のためにその場所の全体の風景写真も1枚つけます。
場所の名前を明記して、検索すればHPから交通の便が分かるようにいたします。

私が四季折々おとずれる花園は大体決まっています。
都立小金井公園、都立武蔵野公園、三鷹市花と緑の広場、都立神代植物公園、都立薬草植物園、府中市郷土の森博物館公園などです。検索するとHPがあります。
それぞれの場所には季節ごとに特有の花々が咲いています。すべて頭の中に記憶しています。

こんなに花が好きになったのは活け花をしていた妻の影響です。花の名前を教えてくれます。花の特徴や咲く季節などを教えてくれます。それと老境にいたると花と遊ぶ時間がふんだんにあります。
植物や花に関心が向くようになります。人間が枯れてくると植物の気持ちが分かるようになるのです。
下らない講釈は止めます。
三鷹市花と緑の広場で以前に撮って来た花の写真をお送りします。まだ今年は咲いていませんが夏の花園の風景をお送り致します。

今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人) 

「これ日本語?津軽弁を聞く」

2024年01月25日 | 日記・エッセイ・コラム
これ日本語ですか?
次の津軽弁を聞いて理解できますか?
https://www.youtube.com/watch?v=DMzhJzw8tzk

寫眞は弘前城です。出典は、
https://www.photo-ac.com/main/search?q=%E5%BC%98%E5%89%8D%E5%9F%8E&srt=dlrank&qt=&p=1&pt=A です。


「父が使っていた懐かしい関西弁」

2024年01月25日 | 日記・エッセイ・コラム
父は兵庫県の田舎のお寺の出身でした。仙台の東北大学を卒業して同じ大学で一生働きました。仙台に住んでいましたが家では関西弁でした。
そこで父が使っていた懐かしい関西弁をご紹介したいと思います。

様々な方言のなかでも「関西弁」は、耳にする機会が多い方言の代表格といえるでしょう。関西弁はテレビのお笑い番組などでもよく登場し、おもしろくて親しみが感じられる方言です。
しかし一口に関西弁といっても、関西エリアの大阪・京都・神戸などの各地で、単語や語尾、アクセントなどが違う場合があります。よく使う関西弁を中心に、例文もあわせてご紹介します。

日常会話で使う関西弁

【あかん】(akan)
標準語の「ダメ」「よくない」などの意味で使われます。
使用例 「そんなことしたらあかんやん」(そんなことをしてはいけないよ)、「なんであかんの?」(どうしてダメなの?)、「この店あかんわ」(この店はよくないね)

【ええ】(ee)
標準語の「いい」「良い」などの意味で使われます。
使用例 「ええよ」(OKの返事)
使用例 「その服ええやん」(それはいい服だね。その服は良く似合うよ)、「この店ええやん」(ここはいい店だね)

【おもろい】(omoroi)
標準語では、「おもしろい」の意味です。
使用例 「この漫画おもろいなぁ」(この漫画はおもしろいね)、「おもろい人やなぁ」(ユニークな人だね)

【ほんま】(honma)
標準語の「本当」や強調するときの「本当に」「とても」の意味で使われます。
使用例 「ほんまほんま」(相槌や肯定)
使用例 「ほんまにおいしいわ」(本当においしいね。とてもおいしいね)

【ちゃう】(chau)
標準語では「違う」の意味で、会話では2回繰り返して使うことが多いです。
会話例 「これ?」(これのこと?)「それちゃう」(それじゃないよ)
会話例 「これでええ?」(これでいいの?)「ちゃうちゃう」(全く違うよ)

【めっちゃ】(meccya)
標準語の「とても」や「すごく」など、程度や大きさを表す意味で使われます。
使用例 「めっちゃおいしい」(とてもおいしいね)、「めっちゃ似合う」(とても似合うよ)、「めっちゃ大きい」(すごく大きいね)

【せや】(seya)
標準語の「そうだ」の意味で使われます。語尾に「~ねん」を付けて使うことが多いです。
会話例 「明日仕事?」(明日は仕事なの?)「せやねん」(そうなんだ)

【はよ】(hayo)
標準語の「早く」の意味で使われます。
使用例 「はよして」(早くしてほしいな)、「はよ行こ」(早く行こうよ)、「はよ帰ろ」(早く帰ろう)

【なんでやねん】(nandeyanen)
漫才のツッコミでよく使われる言葉として知られています。標準語では「どうしてなんだよ」「何を言ってるの」「そんなわけがない」というような意味ですが、もう少しやわらかいニュアンスで使われることが多いです。冗談を言われたときの返し言葉として使ってみてください。
会話例 「うちの犬、英語話すねん」(うちの犬は英語を話すのよ)「なんでやねん」(そんなわけないでしょ)

【かまへん】(kamahen)
標準語の「かまわない」が、かまわへん→かまへんと変化。「構わない」や「問題ない」のほか、OKの意味でも使われます。
会話例 「行けなくてごめん」「かまへん、かまへん」(そんなの気にしないで)
会話例 「遅れても大丈夫?」「かまへんでー」(大丈夫だよ-)

お店で使う関西弁

【まいど】(maido)
「毎度お世話になります」や「毎度ありがとうございます」を省略して、「まいど」だけで「こんにちは」に代えて挨拶として使ったり、居酒屋などのお店では店員が「いらっしゃいませ」の意味でも使います。

【おおきに】(ookini)
標準語の「ありがとう」の意味です。若い人はあまり使わなくなってきましたが、京都の花街ではよく耳にします。「おおきに」のほか、「いつもありがとうございます」の意味で「まいどおおきに」が、居酒屋などのお店で今もよく使われます。

【なんぼ】(nanbo)
標準語の「いくら」(値段・量)の意味で使われます。
使用例 「これなんぼ?」(この値段はいくらですか?)、「なんぼですか?」(この量はどのくらいですか?)

【似おてる】(nioteru)
標準語では、「似合ってる」の意味です。
使用例 「よう似おてますね」(よく似合っていますね)「よう似おてはりますよ」(よくお似合いですよ)

【おばんざい】(obanzai)
一般家庭で作るお惣菜を意味します。気軽に食べられる家庭料理のイメージで、店名やメニュー名の一部に使われることもあります。

【炊いたん】(taitan)
「炊いたもの」ですが、関東の「煮物」を意味します。関西では、「煮る」を「炊く」と表現することもあり、お惣菜を指して京都をはじめとする関西地方で使われます。「大根の炊いたん」(大根の煮物)、「小芋の炊いたん」(小芋の煮物)など、居酒屋でメニュー名になっている場合もあります。

【酒のアテ】(sakenoate)
関東では、「酒のつまみ」や「酒の肴」と言います。酒を飲むときに添える一品のことで、それぞれの酒に合うちょっとした料理を指します。

【突き出し】(tsukidashi)
関東では、「お通し」と言います。居酒屋などで、注文にかかわらず最初に出てくる料理のことです。

そのほか、標準語と異なる単語や表現が多い関西弁ですが、ほかにも語尾の変化が大きな特徴といえます。

例 そうやねん(そうだよね)、あかんねん(ダメなんだ)、ちゃうねん(違うんだよ)・・・など、語尾の「ねん」「やねん」は、「~だよ」「~なんだよ」を意味します。

例 そうやん(そうでしょう)、あかんやん(ダメだよね)、ちゃうやん(違うよね)・・・など、語尾の「やん」は、「~でしょう」「~だよね」を意味します。

語尾に付く「~はる(しはる)」は敬語の表現で、大阪と京都で少し違います。大阪では「行きはる」(行かれる)「書きはる」(お書きになる)、京都では「行かはる」(行かれる)「書かはる」(お書きになる)になります。

また、「飴ちゃん」や「おかいさん(お粥さん)」など、食べ物などに「ちゃん」や「さん」を付けることも、関西のおもしろい特徴として知られています。

今日は父が使っていた懐かしい関西弁をご紹介致しました。父は兵庫県の田舎のお寺の出身でした。

添付の写真は父の出身の曹洞宗の正林寺にまつわる風景写真です。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたしす。後藤和弘(藤山杜人)


「嗚呼、消えてしまった懐かしい仙台弁」

2024年01月25日 | 日記・エッセイ・コラム
日本語にはいろいろな方言があります。また日本語の歴史的な変化を調べると実に多数の本や論文があります。日本語は時代の流れに従って大きく変化して来たことに驚きます。
明治維新で学校では標準語を教え普及させました。そして戦後のテレビの普及で日本人全員が標準語を理解するようになったのです。
方言は日本語の重要な一部だったのです。しかし現在は日本各地の方言が消えゆきつつあります。そこで方言の一例として仙台弁をご紹介したいと思います。昔日常に使っていた懐かしい仙台弁です。
昭和11年、1936年に生まれた私は1954年に東北大学に入るまで純粋な仙台弁を話していました。しかし東北大学へは全国からの人が入学します。純粋な仙台弁では話が通じないのです。標準語らしい日本語を使いはじめました。
そして仙台弁を恥ずかしく思いました。自在に標準語を話す人を尊敬するようにになったのです。
特に標準語を話す女性はそれだけで魅力的でした。その結果私は東京の女性と結婚しました。現在の妻は老いましたが言葉だけは若い頃と変わらないで綺麗な発音で話します。
仙台弁独特の単語も沢山あります。それよりも特徴的なことは全ての発音が濁ることです。東北は寒いので口を大きく開けないで話すのです。
ですから私は癖で口を大きく開けないで話すのです。そうすると妻は時々、「もう一度はっきり言って」と言います。
懐かしいので仙台弁を調べていたら「仙台弁 まとめ」という資料を見つけました。https://wondertrip.jp/1081478/ です。
懐かしいので仙台弁と意味と使い方を幾つかご紹介します。消えゆく方言の記録です。(ちなみに全国の消えゆく方言の記録は、「危機的な状況にある言語・方言の実態 に関する調査研究事業 報告書 」のようにあります。)

定番の仙台弁1:いぎなり
「いぎなり」は分かる人も多いのではないでしょうか。その意味は「急に」です。他の言葉では「いきなり」なのでしょうが、仙台弁は濁音が入ることから「いぎなり」になるのでしょう。
【仙台弁】いぎなり
【標準語】急に

定番の仙台弁2:したっけ
「したっけ」という言葉を聞くと、「〇〇したっけ?」という疑問形に変換する人がいますが、仙台弁では違う意味を持っています。
【仙台弁】したっけ
【標準語】そうしたら

定番の仙台弁3:〜すぺ?
「~すぺ?」は言葉だけを見ると、「~しようよ」という意味に聞こえるかもしれません。しかし、仙台弁の「~すべ」は異なります。響きがかわいらしく、使ってみたくなりそうです。
【仙台弁】すぺ?
【標準語】~でしょう?

定番の仙台弁4:ほっつぎあるぐ
「ほっつぎあるぐ」は濁音で悩まされがちですが、「ほっつきあるく」で考えると意味が分かるのではないでしょうか。
【仙台弁】ほっつぎあるぐ
【標準語】うろつく

定番の仙台弁5:ひまだれこぐ
「ひまだれこぐ」は「暇」という意味に思えるかもしれませんが、「時間を無駄にする」という意味になります。
【仙台弁】ひまだれこぐ
【標準語】時間を無駄にする

定番の仙台弁6:ぼっこら
「ぼっこら」は、その響きから「ビックリ」などを予想する人もいますが「突然」という意味になります。地域によっては「ぼっこら」ではなく「しょっこら」と言うようです。
【仙台弁】ぼっこら
【標準語】突然

定番の仙台弁7:はらぴり
「はらびり」は食事中には見たくない言葉を意味します。
【仙台弁】はらぴり
【標準語】下痢

定番の仙台弁8:どっちゃ
「どっちゃ」をゆっくり、1文字ずつ発音すると意味が分かるはず。方言だとかまえて考えると理解しにくくなりますが、共通語を崩したものが多い場合もあります。
【仙台弁】どっちゃ
【標準語】どちらへ

定番の仙台弁9:しゃね
「しゃね」は「知らない」という意味になります。「しらねー」「しやねー」「しゃね」のように変化していったのではないかと考える説もあります。
【仙台弁】しゃね
【標準語】知らない

定番の仙台弁10:んだべ?
仙台弁の定番と言えば「んだべ?」ではないでしょうか。
【仙台弁】んだべ?
【標準語】そうでしょ?

定番の仙台弁11:んだっちゃ
「んだっちゃ」は「そうに決まってる」という意味を持っています。かわいい言葉なので、女性に言ってほしい言葉としても有名です。
【仙台弁】んだっちゃ
【標準語】そうに決まってる

定番の仙台弁12:んだべっちゃ
「んだべっちゃ」は先述した言葉と似たようなものですが、「絶対にそうだよ」という意味になります。ただの「んだっちゃ」よりも「絶対」が入っている分、強い言葉になります。
【仙台弁】んだべっちゃ
【標準語】絶対にそうだよ
・・・・・・・・・・・・・・など沢山ありますが仙台出身の人以興味がないと思いますので止めます。

今日は消えてしまった懐かしい仙台弁をご紹介致しました。

添付の写真は戦前の仙台の風景です。写真は、「戦前の仙台の風景」を検索してインターネットからお借りしました。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたしす。後藤和弘(藤山杜人)

1番目の写真は戦前の宮城県庁、仙台市役所界隈 です。

2番目の写真は仙台市の大通りです。( 昭和8~11年頃)

3番目の写真は大町・東一番丁角です。(昭和7~10年の間)
 
4番目の写真は仙台市の戦前の芭蕉の辻です。