goo blog サービス終了のお知らせ 
山本洋三ブログ
全米をフィールドに年間500店以上のレストランを視察する外食コンサルタント



興味深い数字です。

【レストランのテイクアウトとイートイン比率】*消費額ベース


                   
                   NPDグループ06年調査より

このテイクアウト61%の大きな部分を占めるのは
もちろんQSR(クイック・サービス・レストラン)。

しかし、最近では、テイクアウト商品に
時間だけではなく品質を求める消費者の声が高まり
テーブルサービス分野もテイクアウト機能を強めつつあります。

【テイクアウト専用出入り口@アップルビーズ


【テイクアウト専用出入り口@TGIフライデーズ】


【カーブサイド(車寄せ)・トゥ・ゴー
@チーズケーキファクトリー


テーブルサービス・レストランヘ、
食事を "買いに行く"
という新たな食ライフスタイルの浸透。

各社、テーブルサービスの本質を損なわずに、
この欲求にどう対応するのか。
あるいは、しないのか。

今後、レストランの機能や役割が
どのように変化していくのか
たいへん興味深いですね。


*過去の関連記事:
フードサービス業の新機能Ⅰ