山本洋三ブログ
全米をフィールドに年間500店以上のレストランを視察する外食コンサルタント



フードビズ誌26号が発売されました



今回は日本でも馴染みの深い新進製パン技術者
エリック・カイザー氏をパートナーに据えた
ロサンゼルスの「ブレッドバー」を取材。
同店オーナーより、創業の経緯から今後の展望まで
幅広くお話を伺いました。

【ブレッドバー@センチュリーシティー】
ミニマルなデザインの店舗。


*左:アリ・シャラビー氏(ブレッドバーのオーナー)
*右:スティーブン・L・カプラン氏(コーネル大学教授)


同店オーナーのシャラビー氏はロサンゼルス在住10年。
以前は、パリを拠点に金融と不動産開発事業を
手広く営んでいたという国際ビジネスマンです。
カプラン教授はヨーロッパ史研究を本業とする傍ら
「パンの世界的権威」としても知られ、
シャラビー氏がグル(カリスマ的指導者)と仰ぐ斯界の重鎮です。
パンの歴史」「世界でいちばんおいしいパン、18世紀パリのパン」
など著書多数。フランス政府から2度の叙勲をうけています。

「ロサンゼルスにはパリのような美味しいパン屋がない」という
シャラビー夫人のひと言が発端で組織化されたドリームチームが
LAでどんなブーランジェリーを育てるのか
楽しみです





ネットで検索をしていたら
『紺に白抜きの「前掛け」が
 カフェやショップのユニフォームとして
 再評価されている』
という記事に遭遇。※日経MJ07年3月21日

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そういえば。。。!!と思い出したのが、
当地のIAZKAYA(居酒屋)で06年10月の取材時に
ポーズをとってくれたサーバーさん



前掛けが大変にカッコよくハマっており、
これはうまいものを日本から見つけてきたなーと印象的でした。

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最近はいろんな分野で
アメリカと日本の流行が
同期化されてきているように感じます。

民主的民族の習性か、
はたまたネットの発達が真因なのか、
本質的な多様性は薄まりつつあり、
あらゆる人々の「思考・行動パターンが
似通ってきているのではないか」
と、思う機会が増えてきました。

アメリカと日本の流行時差が縮まって、
ビジネスチャンスが同時発生する時代に
突入しつつあるのかもしれませんね
改めて、ボーダーレスの意味を考えました。





R&I誌が毎年発表する
消費者の選ぶチェーンレストラン」。

例年、単純集計結果が報告され、順位づけがなされます。

さて、同調査の続きとして、
2007年1月号では、
性別・世代別のブレイクダウンが掲載されていました。

■満足度の高い人気チェーン
「性別・世代別」で見た結果:



性別、世代別で見ても
チーズケーキ・ファクトリーと
P.F.チャンズの人気が圧倒的ですね。


*ザ・チーズケーキファクトリー


*PFチャンズ・チャイナ・ビストロ


*レインフォレスト・カフェ


*ミミズ・カフェ


※R&I誌の世代区分は、
ジェネレーションY:26歳以下
ジェネレーションX:27歳~41歳
ベビーブーマー:42歳~60歳
となっています。





日本経営合理化協会・ウェブ連載第23号がアップされました。

今回はジャパニーズ・カジュアルダイニングの新星
Tokyo Tableです。

【サーバーの皆さん@Tokyo Table】






ユニバーサルスタジオ ハリウッド



1年ぶりなので
「何も変わっていないだろう。」と
トラムツアーに乗ったら・・・。

ドリフトをテーマにした映画
「ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT」の備品がゴロゴロ展示され、



アトラクションまで作られていました。









2006年夏に開いたそうです。
1年に1度来るか来ないかのユニバーサルですが
来るたびに新しさがある。
ロングセラーには
変化・変身力が宿っていることを再認識。

さて、偶然にも。
翌日の視察中に
大型小売店「モンゴメリーワード」の残骸に遭遇。
2001年に倒産したGMSです。




諸行無常。
変化に対応するものだけが生き残るのですね





05年、06年に続き
米国視察を柴田書店と企画しました。

山本洋三&月刊食堂編集者と行く
「米国フードサービス業態視察ツアー」

2007年は、
ニューヨーク&ロサンゼルスコース
です。

日程は6月15日(金)~22日(金)

米国フードサービス業の注目業態を
2大都市で徹底視察

ニューヨーク
=食ライフスタイルの近未来を体験=


ロサンゼルス
=チェーン店のトレードオフとアップデートを徹底分析=


先鋭・新潮流から定番・ロングセラーまで、
話題の繁盛ブランドを検証し、
新たな事業展開へのヒントを得ます。

詳細はこちらから。