山風 ふぶき

山歩きや山スキー等、日々感じた事のふぶ記です。

200724 神室山

2020-07-25 14:28:42 | 登山
【日程】 7月24日 天候:曇り
【山域】 神室山 (1365㍍)
【ルート】 有屋登山口より山頂を往復
【行動時間】 6時間25分 標高差約955㍍ 移動距離約11㌔

神室ダムの奥にある有屋コースを利用して神室山へと出かけてみました。有屋コースのトレースは今回が初めてなので、前日に古いエアリアマップで確認してみると、登山口の付近の地図表示が無く、コースタイムはおおよそ登り3時間程の工程かなと踏んでみた、が。継続で山へ出かけていた頃ならそのあたりのコースタイムも予想できたのですが、やはり高齢登山者、現実は予想通りに厳しい神室山でありました。


神室ダムの先にある駐車場は既に結構な数の車が駐車。12時10分、ボチボチと歩き出す。装備品の忘れ物は大なり小なり何時も有るのですが、今回も重要な装備を忘れて来てしまった事に気が付く。まあ、一般ルートで短時間でもあるので、気にせずスタートです。これまでも、テント泊でガスボンベを忘れたり、靴下を忘れたり財布忘れて小屋の飲水を買えなかったりとか、世の中なるようになる物です、と気持ちを鼓舞。


駐車場の車は大部分が地元ナンバーだった。5分程歩くと車止めがあり、そこから暫く沢沿いのコースとなる。下草に覆われた林道跡の道が狭くなり、これから尾根に取り付くのかなと思っていたら、段丘状の道を沢沿いに辿る歩きが長い。二股の標柱を過ぎたあたりから尾根に取り付く。大滝と思われる滝が木々の間からうかがえる。木の根が張る尾根道はジグを切ってはあるが、結構な登りが続く。運動不足の高齢登山者にはきつく、10分歩いて5分休憩、てな感じでペースは落ちるばかり。


尾根の傾斜が緩くなり、特徴的な岩を通過し振り返ると、薄く春日の文字が読めた。山名からして信仰的な印象もあるし、その名残りなのかも知れない。神室山と避難小屋が見えたので稜線まではもう少しな雰囲気も。足が攣りそうな気配が濃厚となって来たので、ここは無理せず更なるスローペースで亀の歩みモードへ。背の引くなった樹林帯を抜けて稜線上の分岐を通過。前神室山が大きい。目の前のピークが神室山と思っていたら、実は偽ピークで山頂はまだ先で疲労感もピーク。15時40分、神室山山頂。



山頂からダムと尾根ルート

大役内沢源流となる東面と西ノ又コース尾根

小又山と火打方向

台山尾根
曇り空ながら山頂からの眺めは悪くない。眼下には神室ダムが確認できる、確かに沢沿いの工程が長い。大役内沢源流となる東面の斜面は見た限りではスラブ状と言うより緑に覆われた草付き斜面と言った印象。広大な一枚バーンでも無いので、的確なルート選択が滑降時の満足度に反映される斜面。と思うが。今は花の時期なので、道沿いの花々を撮りつつスマートフォン片手に下っていたら、岩場で足を滑らせてコケてしまってケツは泥だらけ、肘からは血が。昔の人は傷口に土を付けて直したと言う、ので泥付きのまま放置。時間的にも少し急ぐ気持ちがトラブルの元、かも。神室山の景色は紅葉の時期や雪のある時期が映える、今の時期も良いのですが。小屋泊まり予定の登山者、数組とすれ違う。

有屋口への分岐まで来て下りだす。登りの時に危ないなと思っていた箇所で足を滑らせて藪の中に、負傷した肘をまた痛打。イチチって。滑りやすい道ではあるが、靴も相当古くソールが減っているのも原因の軽量靴ではあります。木の根と泥に滑りつつも割と順調な下り道。二股を過ぎると単調な沢沿いの道。疲労感もあり登山口までは一時間以上かかり駐車場へと戻った、18時35分。














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