山風 ふぶき

山歩きや山スキー等、日々感じた事のふぶ記です。

190519 とらんぷ

2019-05-19 17:05:27 | くろしぎ
米中貿易戦争の主役とも言えるトランプ大統領。彼は選挙資金を自前で準備したせいか、金融資本家の呪縛から逃れた独自の路線を進み、今までの大統領キャラとのギャップが頼もしくもある。

貿易戦争とは言え、実のところは仲が良いからの喧嘩で、互いに本当に険悪な仲なれば喧嘩も無い、と例える論客もいる。数年後には中国は経済力GDPで米国を抜くと見られているし、現在の中国の勢いと人口の差、落ち目の米国と比べれば素人でも結果は見える。当然軍事力でも米国はトップの座を明け渡す事になる。突き詰めれば、最後は核戦力が通常戦力を凌駕するのが常で、米露を差し置いて最先端の中距離核を配備した中国がその面でも既に優位に立つ。

その様な状況の中でも安倍首相は防衛力の強化に励み、空母や最新鋭のステルス戦闘機を多数調達を目指すのには疑問もある。悟られずに敵国の攻撃目標に打撃を加えるのがステルス戦闘機の任務で、スクランブルや多数の兵装を積むには適してはいない。日本は準核武装国として各国に認知されている事実も含め、日本軍の創設も視野に入れての事だろうか

現在の貿易戦争では関税を巡り互いに引かない構えではある。トランプ大統領の目論見としては、中国に抜かれる前の駆け引きの中で少しでも有利な条件で中国と言う龍に縄をかけ勢いを得るか。先の中国全人代会議では中国人民銀行の総裁に易綱副総裁を抜擢した、氏は米国において海外経験の長い中国人だ。選出においては、海外投資家の信頼を得ることができ、疑い深い米国と友好関係を築けるテクノクラートを必要としていたと言える。
先にキッシンジャーが訪中し、両国の首脳会談もあった。すでに両国のお膳立ては整い、思惑通りに事は進んでいると思って良いだろう。


中国の金融市場が欲しい米国に、中国は今までに無い親和的な方向へ舵を切ってきた。英国から独立した米国がされた事を中国にまたしようとする米国にも見えるが。



米国の短期の戦略としては関税を上げることで、中国に進出している米国の大手企業の回帰を狙っている。輸出の旨味が無くなれば中国に輸出拠点を持つアップルやマイクロソフト、P&G等の進出企業の回帰を望める。法人税の引き下げとFRBの利下げ、そして関税政策の圧力が有効。GDPは表向きの数字で核心はテクノロジーにある、今の勢いで行くと中国が米国を抜くのは時間の問題に見える。米国は中国のハイテクを抑える為に技術流出防止の網をかけ、ハイテク関連のM&Aに法整備を含めた規制を強化。


米国への製造拠点の回帰効果は、物価を押し上げる事により米国のGDPを1%程上げる効果がある。時代は自由貿易から保護貿易に変化し始めている、保護貿易こそが時代にあった戦略といえる。世界経済と言うパイは伸びしろを失い、限られたパイを奪い合い守る。富の奪い合いがこれからの国の戦略となって行く未来。



北朝鮮の非核化問題と米朝会談。非核化問題につてはポンペイオ国務長官が実務者会談の中で、非核化の流れが不鮮明であるとか、中国との経済交流が続いており国連決議が…(意味不明だし)。実のところは、北への経済制裁効果か北側の非核化の流れが順調のあまり、米国の大統領選挙日程のスケジュールに合わせた最大効果を狙いトランプ大統領からストップをかけて来たのが本音の様です。少し早ペースが早すぎるよー。

190512 すまほ

2019-05-12 17:14:53 | 日記
メインに使用してきたXperiaも購入から三年程が経過。幾度か床に落としたり雨に濡らした割には機能の方は今だ健在だが、バッテリーの劣化とRAM3GB故のメモリー不足の問題は悩ましい。発売予定のXperiaのモデルにも興味はあるのだが、販売はキャリア大手のみのようで、何となくソニーモバイルの腰の引けた自信の無い販売姿勢が透けて見える。感じが-

国産メーカーには品質含めて良い機種が見当たらないので、やはり中華製か台湾製が選択範囲か。バックドアで有名な韓国とファーウェイは除外としたが、まあ、iPhoneでも同じような機能はあるので雰囲気の問題でしょうが。そんな訳で、以前から思いを寄せていた
ASUSのZenFone5が本命だったが、人気のせいか価格は横ばい傾向が気になるところです。さらにnanacoのヘビーユーザー?としてはおサイフケータイが使えないのもマイナス。

【Ulefone Armor 6】
中華製だがタフネス系でチョット面白そうな機種が有ったので、早速下調べ。おサイフケータイ無しで、ボディーが大きく重い以外は最近のモデルだけあり不足はない感じです。価格もミドルクラスの四万円台。しかしながら、海外の通販サイトでは三万円台の販売価格。ドル決済の表示や住所の入力と製品の言語等の懸念もあり、色々と物色した割に発注はAmazonジャパンと平凡な購入先の選択、でした。

流石にAmazon二日目には届いたが、ポストに投函とは、大胆な。

裏 電池はほぼ100%充電でした。Ulefone Armor 6

表 6インチを超える液晶も筐体のサイズに埋もれる様な印象。

6インチ以下の白のスマホと較べても液晶画面のサイズ差は僅か。

製造メーカーはファーウェイと同じ深圳市のようです。今人気のあるOPPOはファーウェイの傘下企業で、上の画像の白いスマホはoppoの関連企業の物でした。この白いスマホの液晶は見やすくて指紋等の汚れも目立たない優れものでしたので、中華関連で今回購入のタフネス系スマホの液晶にも期待するものが有りましたが、結果的には普通な液晶でした。期待してたのに

カメラの進化やGPSの精度向上、多言語への対応。6.2 "19:9 FHDの液晶画面と5000mAh大型バッテリー。6GB RAM + 128GB ROM、余裕のあるメモリースペース。水中撮影も可能とありますが、流石にそれは冒険的すぎるような。
シムの設定が少し手間ですが、その辺が国産機との差を感じる所でしょうか。


赤と黒の二色の選択肢があります。今回は黒を選択しましたが、実機を手に取るとやはり赤の方が良かった印象、です。

190501 とうそう

2019-05-01 13:14:25 | くろしぎ


北朝鮮の金正恩労働党委員長は4月25日、ロシア極東のウラジオストクでロシアのウラジミール・プーチン大統領との初の首脳会談に臨んだ。



ある国会議員からの情報。滞在中、今回の首脳会談の準備を担当する北側の幹部二名が逃亡した。二名はロシア経由で米英へと亡命した模様。これは北側の体制の重大な危機であり、金氏はその後のイベントをキャンセルして急ぎ帰国した次第。

今回の会談。金正恩労働党委員長はプーチン大統領からのトランプ大統領へ北の制裁緩和とロシア側からの経済的な支援を依頼したい所だったが、今はロシア自体がクリミアやウクライナの問題で制裁の対象国となっているので元々無理な話し。


ハノイのトランプ大統領との会談で、北側の完全な非核化を要求され決裂。最大の経済取引国の習近平国家主席からは冷ややかな対応を示され。今回の会談も元々無理があり、結果お互いに成果の乏しい、いや北側にとっては体制の馬脚を露すような結果となった。


金正恩労働党委員長は独裁者ではあるが軍部や組織の全てを掌握している訳ではない、その事が会談の失敗遠因でもあるだろう。米のシンクタンクでは金正恩労働党委員長を「十代の若者のような交渉をする人物」と、指摘する。要点は、北の核の横流しに対する米露中日と欧州各国の認識は強烈な嫌悪感にある。イランやテロ支援国への核の流出と言う北に内包するハイリスクを危惧するのは各国の共通項。


金正恩労働党委員長の今回の訪露のもう一つの目的。2013年に両国国境を繋ぐ鉄道が開通した。工事期間が長かったのは線路の下に亡命用のトンネルを併設したからと言われる。金氏はロシア側の出口を視察、複数ある亡命ルートの一つの状況を確認したともいわれる。



トランプ大統領の交渉術は米国内でも評価が上がっている。独裁的経営者としての能力と企業運営術を知らない若い独裁者との勝負は見えている。
金正恩労働党委員長の交渉相手は、日本の経済ヤクザや国際テロリストさえ手玉にとり、最後には根こそぎ上がりをかっさらって行く国の大統領。世界最強の暴力国家