山風 ふぶき

山歩きや山スキー等、日々感じた事のふぶ記です。

201029 蔵王 後烏帽子岳

2020-10-29 20:16:15 | 登山
【日程】 10月29日 天候:晴れ/曇り
【山域】 蔵王 後烏帽子岳 (1,681㍍)
【ルート】 小阿寺沢登山口より後烏帽子岳往復
【行動時間】 4時間 累積標高差約1095㍍ 移動距離約9.1㌔ 登山アプリより

蔵王の稜線を北へ辿って雁戸山往復を計画してみたが、蔵王の稜線付近は風が強く流れる雲も早いので、途中で車を停めて作戦計画の練り直し。蔵王エコーラインも午後五時で閉鎖の案内があったので、何かあると面倒な感じ。えぼしスキー場から後烏帽子岳を目指してみる事にして、移動開始。昔々、北方稜線を辿り剣岳のピークに到達しようとした晩秋、天候は悪くなかったのに突然の吹雪に襲われ、目は涙目で視界不良に、日本海から吹き付ける冷たい烈風に向かって冷凍人間になる前に下り始めて初めて間もなく吹雪は過ぎ去り、対岸の後立へと白い塊が飛び去る姿は白き風神様の趣。風神に掴まれば、文字通り風前の灯。と、思い出しつつ小阿寺沢登山口着。

このコースは視界の無い樹林帯の歩きが多いので、盛夏の頃や残雪の頃は避けたいコースだが、本日の登山口付近は紅葉も盛りで雰囲気は良い。9時55分、歩き出す。


沢を二度程渡ると段丘上の道となり歩きやすい。尾根に取り付くと傾斜が出て来て体も暖かくなって来るが、汗が流れる程ではないペース。樹林帯の中は風も弱く静か。高度を上げるにつれて木々の葉も落ちていて、道には枯葉が積もる。傾斜が緩くなってからの前烏帽子が遠い印象。前烏帽子が近くなるにつれて冷たい風が強くなり、前烏帽子には寄らずに素通りして後烏帽子へと進行。

振り返ると樹林の奥に前得烏帽子が見えた

緩く鞍部へ下り、ピークを目指しての登りが長く感じる。以前の記憶より遠く感じるのは脚力の問題も、ありかも。スキー場からの道を合わせると山頂は間もなくですが、風が冷たいので証拠写真だけ手早く済ませて退却です。分岐まで戻り、スキー場を下るか来た道を戻るか少し迷う。どちらも単調な道のりだが往路を戻る事にして下りだす。前烏帽子によって記念写真を撮ってみるが、岩に上がるとまともに風が当たるのは予想通り。葉を落とした樹林にも数種類の小鳥の群れが気配を消すように静かに飛んでいた。少し大型の鳥も狭い林間をスラローム飛行。


以前来たときはスキー場へと向かう分岐があったはずだが、今回は見つける事ができなかった。藪の薄い所にトラロープが張ってあったが、どうか。枯葉の積もる道は時々滑りがちな足元なのでスピードに注意、です。13時55分、戻り。










201026 赤城山

2020-10-27 18:40:08 | 登山
【日程】 10月26日 天候:晴れ/曇り
【山域】 赤城山  黒檜山 (1,828㍍)
【ルート】 地蔵岳登山口➝黒檜山→出張山→鍬柄山 周回
【行動時間】 7時間10分 累積標高差約1620㍍ 移動距離約17.8㌔ 登山アプリより

麓から見える赤城山は印象的で、上毛三山の一座であり百名山でもある。山頂直下までは観光開発され、冬にはワカサギ釣りでも知られていて、登山の対象からは遠い存在と思っていた。それでも、何気に山を見ていると自然と登りたくなるもので、下の方から行ったら面白みもあるかなと思い立ち軽くリサーチしてみた。登山ルートの選択肢は各種豊富で、中でもカルデラの外輪周回のコースはトレラン愛好家に人気の模様で、4時間台のタイムが彼らの目安になる。まあ、シルバー世代登山者としては6時間あたりが目標かと。思うが

当日、時間が気になり、大まかに打ったナビの案内の通りに走ってきたら目的の登山口と違う登山口に到着。少し思案。周回コースなので大きな問題では無いと思うが。紅葉シーズンも終盤だし、人気の駒と黒檜山を早めに通過して混雑回避と考え、予定変更で逆時計周りで回る事にして出発の準備。後で考えると時計周りが正解に思えたと、反省点もある。7時35分歩き出す。


目前に大きい地蔵岳へとマイペースで進行。道は広く歩きやすく、ハイキングコースと言った印象。広い山頂は赤城山無線中継所として利用されており、登山者的には有難味が無い眺め。

山頂のアンテナ群

黒檜山と駒

山頂からは最高峰の黒檜山が大きく見えるも、思ったより遠い印象。複数の下山路が有るのでスマホの画面を確認しつつ北山方向へと下りだす。木製の長い階段道を下り車道に出て、再度スマホの画面を頼りに小沼を半周して長七郎山の登山口へ。

左の小さく霞んだピークは富士山か、右下には群馬県庁?

長七郎山のピ―クから隣の小地蔵に寄って巻くように歩き下る。古くは湖だったと聞く覚満淵を通過して篭山方向へ。なぜか取り付きが不明瞭で、岩の間を縫うように暫く行くと笹の中の踏み跡に遭遇。後は駒ヶ岳まで尾根沿いの明瞭な道を辿るのみ。

篭山付近より覚満淵方向

思いの外にコンパクトな駒ヶ岳山頂を通過して黒檜岳へと。傾斜のある階段状の道が長く、同じリズムで同じ足筋と関節ばかり使うので苦手な道のり。やがて右手からの道を合わせると傾斜は落ちて山頂も近い雰囲気。

鞍部からの黒檜山

最高峰となる黒檜山を通過し、展望ポイントと表示された方向へと少々の移動。眼下の沼田方向の展望は良かったが、武尊や日光方向は良く確認できなかった。大沼方向へと下山開始、11時。

大きな石や露岩の混じる下り道は傾斜が有って下降のペース良い。登の登山者が多いので待ちが入る傾向。真新しい装備一式の男性に追いつき、譲りあいでともに少し待機の儀。道を譲のかと思った彼はハイペースで先行してどんどん岩道を下る、ちと危ないペースだなと思いつつ10分程後を追う。直線では駆け足で飛ばすので、見送る事にして途中で写真休憩。彼は個人的にタイム計測していたのかも。

地蔵岳と大沼

老若男女の中でも若い女性登山者が花を添える良き山。手軽なアプローチで1800㍍峰を目指せて登山口付近には各種の観光施設もあるのが魅力か。単調な感じの道を下り間もなく登山口へと降りた。頼りのスマホで進路を確認、便利ですが初見のコースは時間がかかります。舗装された車道を歩くと五輪峠で、ここからは先は尾根上の登山道を辿る道。

五輪峠

薬師岳付近より大沼

途中で、疲労感も結構あって腰を下ろしてエネルギー補給。タイム的にこの先の鈴ヶ岳は厳しい感じで割愛か、想定タイムはかなり遅れ気味。ハイキングコースと言った風情の快適な道のりも厳しく感じてしまう疲労感。陣笠と薬師等の各ピークを越して行くと出張峠。ここからは沼尾川沿いにカラ松林の道を下って行く道のり。古い階段状の道は低めのハードルのようでもあり歩きにくい。谷筋で同じような林相で進行感に乏しく、スマホで確認するとまだ道半ば。電波が圏外のせいかバッテリー残は余裕が少ないのも不安材料。沢の音が大きくなると古いが頑丈そうな橋に出あい、対岸へ。少し道型を辿ってから左手の尾根へと取り付く。


落葉に隠れた道は不鮮明な所もるが問題は無い。枯葉の中に白い物が、百円硬貨だった… 先程から何者かの気配がしているが、獣にしては、どうかなと。樹間の開けた落ち葉の道でルートを捜していたら後方から登山者が。トレラン装備で足が速いので先に行ってもらう。不明瞭な道は続き、トレラン氏は歩きながら何やら独り言。立ち止まりスマホ片手に会話すると、氏は出張峠を目指し関東ふれあい道が予定ルートとの事で、ルートミスに気が付いた。氏は引き返して下って行った。スマホ地図は使わない模様で、軽量化の一端か。短時間でもルーファイに手間取るのもロスだが、道は傾斜が増して進行も遅い。鈴ヶ岳との鞍部からは鍬柄山方向へと進行。鍬柄ピークの展望は悪くなく、出発地点の駐車場を確認。距離感はまだあるが。

鍬柄ピークから対岸の黒檜山

後は尾根の小ピークを緩く越して少しづつ高度を下げて出発地点へと戻った。14時45分。



201021 大境山

2020-10-21 17:59:02 | 登山
【日程】 10月21日 天候:晴れ
【山域】 大境山 (1102㍍)
【ルート】 中田山崎登山口より山頂へ
【行動時間】 3時間35分 累積標高差約1005㍍ 移動距離約7.2㌔ 登山アプリより

低山を対象にした山行が多いこの頃。それはそれで楽しみも有るのですが、ある程度の負荷が無いとまた山歩きらしく無いかなとも思う、シルバー世代。飯豊連峰の展望台として気になるものの、今まで訪れるチャンスの無かった大境山。行くと思うとつい飯豊連峰主脈へと向いてしまいがちですが、まあ、思い立ったが吉日です。

中田山崎のバス停横が登山口の様で、車は車道の空きスペースに停め、早目の昼食を食べつつ出発の準備。10時10分、歩き出す。食事は既に済ませたのでザックには水とカッパだけ。近くに見える堰堤へと向かい歩き、対岸の水路へと渡り暫く歩くと登山道は右に折れて取り付きとなる。沢沿いから尾根に上がると広く歩きやすい道が伸びていた。

堰堤へ至る道

快適な尾根道
小沢に挟まれた快適な尾根道も右手の沢が消えると主尾根へと向かう傾斜のある登り。気の抜けない登りだが、その分高度を稼ぐには適している。県境尾根付近で尾根を緩く越して一旦下り、水場?と思われる小沢を通過すると後は登る一方。大セド峰と大境山との稜線に出ると飯豊連峰と対岸の枯松峰が眼前に広がる。木々の背も低くなり、振り返ったりしつつ眺めを楽しみながら歩くが、つい足も止まってしまうので進行のペースは良くない。途中、新潟方面からと思われるグループとすれ違った他は静かな大境山。傾斜の落ちた道を辿って行くと大境山の山頂、12時5分。

稜線に出ると登山口の上流方向が見えた

枯松峰も

山頂からの展望良好

大石ダムが意外に遠い
以前、大石ダムから登山道に入って間もなく枯松方面へと伸びる踏み跡が気になったが、流石に大境山山頂から下る踏み跡は無いようだが。さてと、心地よい秋風の吹く山頂でゆっくりとしてから往路を戻る事に。スピードを殺して足元に注意しながらの下り道。展望良しで飯豊にしては歩きやすい道のりと、シルバー世代に最適な大境山、かなと。



201018 萬歳楽山

2020-10-19 17:29:45 | 登山
【日程】 10月18日 天候:曇り
【山域】 萬歳楽山 (915㍍)
【ルート】 北口林道口➝山頂➝小畑林道口➝戻り
【行動時間】 1時間30分 累積標高差約360㍍ 移動距離約5.0㌔

スカイライン適地ポイントより駱駝ルート経由で一切経山へと思い吾妻山へと向かってみたが、高湯ゲートを通過して間もなくで渋滞にはまってしまい、時間も気になり旧スキー場の辺りで諦めて引き返す事にした。出発時間が遅い事もある。代替案で萬歳楽山へと車を走らせるが、これが意外に遠い印象。

北口林道口付近に車を停めて歩き出す、13時35分。この山の適期からは外れているせいか人の気配の無い道のり。随分前にスノーシューで来た時、想定外の深いラッセルに沈み山頂を踏めなかった事がつい最近の出来事の様にも思える。少し行くと茂庭分岐の導は有ったが、すでに道は藪に隠れて判然としない。樹林の中の道を行き傾斜が緩むと鉄パイプで組まれた第二展望台。上がってみる。更に奥に行くと第一展望台で、こちらの方が茂庭や吾妻連峰の眺めは宜しい。

摺上川ダム

蔵王方向

第一展望台
ここで一旦往路を戻り、三方境から小畑林道口へと下ってみる。下の方で笹に道が隠れている所があり、登りで道が不明になったりしたが概ね問題は無い。林道に降りてから来た道をまた戻る。疲労感が心地良くなってきた辺りで三方境で、後は下るのみ。15時5分、出発地点戻り。



201005 はち

2020-10-05 18:20:20 | 日記
夕刻近く、帰宅して玄関ドアを開けようとして何気に上を見たら、軒下には大型の蜂が群れていた。アシナガにしては大型だし、スズメバチかなと思いつつ新品と古いキンチョールを両の手にまずは試射。何匹かが追ってきたので全力で退避。結構効き目があったようで、暫く見ているうちに落ちたり、ふら付きながら逃げて行ったりで、無事に全員退散。クリア


床に落ちた何匹かをしばし観察。検索によるとケブカスズメバチと出たが、付近では見かけたことが無かっただけに突いたりしつつ鑑賞。キンチョールの一撃でコロリとは… だいぶ弱っていたのかも知れません。先日行った花塚山でも足元付近を飛ぶスズメバチと思われる大型のハチが飛んでいて、足で踏んで捕獲を試みたが、さっさと飛び去ってしまいました。今まで出会った中では最大級でした。



未確認情報ですが、トランプ大統領は生物兵器による攻撃で入院の運びとなった模様です。未開封の綿棒に仕込まれていたとの事で、女性スタッフも多くが感染しています。共和党幹部の多くに被害があります。民主党はどうでしょうか。軍部のリーダーも攻撃対象にあるとの情報も。トランプ大統領は回復傾向の模様ですが、年内に米国大統領が暗殺されると言う話も聞いた事がありますが。この次も、まだ油断はできません。もちろん日本も