【日程】 10月29日 天候:晴れ/曇り
【山域】 蔵王 後烏帽子岳 (1,681㍍)
【ルート】 小阿寺沢登山口より後烏帽子岳往復
【行動時間】 4時間 累積標高差約1095㍍ 移動距離約9.1㌔ 登山アプリより
蔵王の稜線を北へ辿って雁戸山往復を計画してみたが、蔵王の稜線付近は風が強く流れる雲も早いので、途中で車を停めて作戦計画の練り直し。蔵王エコーラインも午後五時で閉鎖の案内があったので、何かあると面倒な感じ。えぼしスキー場から後烏帽子岳を目指してみる事にして、移動開始。昔々、北方稜線を辿り剣岳のピークに到達しようとした晩秋、天候は悪くなかったのに突然の吹雪に襲われ、目は涙目で視界不良に、日本海から吹き付ける冷たい烈風に向かって冷凍人間になる前に下り始めて初めて間もなく吹雪は過ぎ去り、対岸の後立へと白い塊が飛び去る姿は白き風神様の趣。風神に掴まれば、文字通り風前の灯。と、思い出しつつ小阿寺沢登山口着。
このコースは視界の無い樹林帯の歩きが多いので、盛夏の頃や残雪の頃は避けたいコースだが、本日の登山口付近は紅葉も盛りで雰囲気は良い。9時55分、歩き出す。
沢を二度程渡ると段丘上の道となり歩きやすい。尾根に取り付くと傾斜が出て来て体も暖かくなって来るが、汗が流れる程ではないペース。樹林帯の中は風も弱く静か。高度を上げるにつれて木々の葉も落ちていて、道には枯葉が積もる。傾斜が緩くなってからの前烏帽子が遠い印象。前烏帽子が近くなるにつれて冷たい風が強くなり、前烏帽子には寄らずに素通りして後烏帽子へと進行。
振り返ると樹林の奥に前得烏帽子が見えた
緩く鞍部へ下り、ピークを目指しての登りが長く感じる。以前の記憶より遠く感じるのは脚力の問題も、ありかも。スキー場からの道を合わせると山頂は間もなくですが、風が冷たいので証拠写真だけ手早く済ませて退却です。分岐まで戻り、スキー場を下るか来た道を戻るか少し迷う。どちらも単調な道のりだが往路を戻る事にして下りだす。前烏帽子によって記念写真を撮ってみるが、岩に上がるとまともに風が当たるのは予想通り。葉を落とした樹林にも数種類の小鳥の群れが気配を消すように静かに飛んでいた。少し大型の鳥も狭い林間をスラローム飛行。
以前来たときはスキー場へと向かう分岐があったはずだが、今回は見つける事ができなかった。藪の薄い所にトラロープが張ってあったが、どうか。枯葉の積もる道は時々滑りがちな足元なのでスピードに注意、です。13時55分、戻り。
【山域】 蔵王 後烏帽子岳 (1,681㍍)
【ルート】 小阿寺沢登山口より後烏帽子岳往復
【行動時間】 4時間 累積標高差約1095㍍ 移動距離約9.1㌔ 登山アプリより
蔵王の稜線を北へ辿って雁戸山往復を計画してみたが、蔵王の稜線付近は風が強く流れる雲も早いので、途中で車を停めて作戦計画の練り直し。蔵王エコーラインも午後五時で閉鎖の案内があったので、何かあると面倒な感じ。えぼしスキー場から後烏帽子岳を目指してみる事にして、移動開始。昔々、北方稜線を辿り剣岳のピークに到達しようとした晩秋、天候は悪くなかったのに突然の吹雪に襲われ、目は涙目で視界不良に、日本海から吹き付ける冷たい烈風に向かって冷凍人間になる前に下り始めて初めて間もなく吹雪は過ぎ去り、対岸の後立へと白い塊が飛び去る姿は白き風神様の趣。風神に掴まれば、文字通り風前の灯。と、思い出しつつ小阿寺沢登山口着。
このコースは視界の無い樹林帯の歩きが多いので、盛夏の頃や残雪の頃は避けたいコースだが、本日の登山口付近は紅葉も盛りで雰囲気は良い。9時55分、歩き出す。
沢を二度程渡ると段丘上の道となり歩きやすい。尾根に取り付くと傾斜が出て来て体も暖かくなって来るが、汗が流れる程ではないペース。樹林帯の中は風も弱く静か。高度を上げるにつれて木々の葉も落ちていて、道には枯葉が積もる。傾斜が緩くなってからの前烏帽子が遠い印象。前烏帽子が近くなるにつれて冷たい風が強くなり、前烏帽子には寄らずに素通りして後烏帽子へと進行。
振り返ると樹林の奥に前得烏帽子が見えた
緩く鞍部へ下り、ピークを目指しての登りが長く感じる。以前の記憶より遠く感じるのは脚力の問題も、ありかも。スキー場からの道を合わせると山頂は間もなくですが、風が冷たいので証拠写真だけ手早く済ませて退却です。分岐まで戻り、スキー場を下るか来た道を戻るか少し迷う。どちらも単調な道のりだが往路を戻る事にして下りだす。前烏帽子によって記念写真を撮ってみるが、岩に上がるとまともに風が当たるのは予想通り。葉を落とした樹林にも数種類の小鳥の群れが気配を消すように静かに飛んでいた。少し大型の鳥も狭い林間をスラローム飛行。
以前来たときはスキー場へと向かう分岐があったはずだが、今回は見つける事ができなかった。藪の薄い所にトラロープが張ってあったが、どうか。枯葉の積もる道は時々滑りがちな足元なのでスピードに注意、です。13時55分、戻り。