山風 ふぶき

山歩きや山スキー等、日々感じた事のふぶ記です。

140129 ファットなAピラー

2014-01-29 22:14:26 | クルマ
 自家用のエクストレイルの極太Aピラーが視界の妨げになっていて安全確認には神経を使っている現状。新型の車を見るときは自然と運転席からの視界をチェックするようになったこの頃。印象として、新しい車ほど少しではあるが改良され、視界の確保に神経を使っているようには感じている。すでに旧型となってしまったエクストレイルではあるが、Aピラーの太さと、滑りやすいビニールレザーシート対応の腰の無い柔らかで窮屈な座り心地のシート形状は長く乗るほどに気になってくる最大の欠点。今回は早めに車を乗り換えようかとも考えている。


 たまに古い車を見たり乗ったりするとAピラーの細さに新鮮な驚きを感じる時も。こんな細さで昔はOKだったんだ、なんて。仕事で使う社用車の小型トラッックのピラーは較べると驚く程に細く、万一のクラッシュの事を考えると不安を感じる程にスリム。最近忙しくなって来たのでレンタルで中型トラックを調達してきた。こちらも車格の割にはピラーが太く無く、思うに安全基準が乗用車とは違うのかも知れない。昔からトラックは守られ感が無く、キャビンが潰れればお終いです。


 レンタカーはいすゞ製なんですが、商用車と言う事で使われているパーツが小型から中型まで共通の部分が多く運転席の回りは皆同じデザインになってました。確か発売当初の頃にグッドデザイン賞を受賞したように記憶しています。先日海外のニュース番組を見ていたら、いすゞ製の小型トラックが映っていて興味深かった。海外では日本製のトラックは人気があり、価格が高めにもかかわらず売れ行きは好調とか。較べてみるとさすがに中型レンタカー、小型の倍近い容量は余裕があり気分的にも楽です。




 それで気が付いた訳でも無いですが、我がエクストレイルもダッシュパネルが左右対称で、右ハンドルも左ハンドルにしても使うパーツは共用が効き、実に低コストな作りであると。日本ではヒット作のエクストレイルも海外ではその色気の無さに販売は低調だったとか。まあ、クルマは悪くないのだが、全体のアンバランスみたいのが日産らしい車の作りと思うこの頃。 機械的には絶好調なんですが

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140111 箕輪

2014-01-11 22:57:14 | スキー
【場所】箕輪スキー場
【天候】曇り
【積雪】山頂130㌢
【気温】-3度 駐車場
【券種】4時間券 3000円(シニア)
【道具】板:BDドリフト166 靴:スカルパF1


[概況]
駐車場には余裕があり、遅い時間に着いた割にはゲレまで近い場所に駐車。土曜日にしては空いている印象で、三日連休と言う事もあり分散傾向なのかも知れない。リフトは待ち無しで乗れるし、運行速度も早めにしているようでスムーズ。ゲレには子供やスキー教室も無く流れは良く、自分のペースで気分よく滑走。

[やる気度]
C線リフト下の上部緩斜面は規制のロープが無くなっていて多数のシュプールが刻まれていた。さっそく一本目からリフトと林間の僅かに残るフラット斜面へ。新雪は浅くやや重い感触だったが風に叩かれる箕輪にしては良いレベルの雪。圧雪コースに入り、後はノンストップでベースまで一気に降りたのだが、足がガクガクして息も上がっている。久々のゲレンデ滑走に体がまだ慣れていない様だ。せっかく開放しているし、もう一本滑ってみよう。圧雪バーンの滑りのリズムを掴むまでが思ったより難儀で、何でも無い緩斜面でバッタリ倒れたりして、内倒しすぎたか。

[満足度]
狭いスキー場なので一通りのコースと林間を滑ってみる。オープンと林間新雪はおおまかにボード系に喰われていたが、滑るラインの違いもあり意外と手付かずの斜面が残っていてラッキー気分。横向方面もC線降りてアクセスできるのだが、やはりハイクアップしてから入るのが手順。10分程度のカニ歩きなので準備運動的にも良い。直ぐ上には気持ちの良い疎林帯がありホットするエリア。


今頃の時間帯でもシールで登って行くグループを幾つか見かけた。視界不良の中、尾根を越して反対側の斜面を滑るのかは不明。横向の目当てのラインは山スキー単独者が降りて行ったので別のラインへ。4時間券なのでこちらは2本のみだったが積雪と質は充分で、天元台周辺の雪質に近いレベルだった。樹林帯なので立木を避けながらの制限滑降ではあるが、急な沢筋を降りても雪崩の心配が無いのは美点。珍しく風は無く穏やかな天候だった




休日となるとコース外を滑るボーダー等も多めとなり、場内放送でのアナウンス等がありスタッフも一部険悪な感じもあった。コース外の滑走禁止は多くのスキー場では常識ではあるが、それを楽しみに来るお客もいるのでスキー場側も正論ばかりを唱えても問題の解決にはならない。かつてバブルの頃、山形県で一番の収益を上げたスキー場は客を小ばかにしていたがオーナーが変わって一度は閉鎖になってしまったし、裏磐梯の有名?スキー場もかつてはコース外に入るのは逮捕覚悟の決意… ここも閉鎖の危機があった。どちらも商売上手とは言えない

すべての客が満足出来るはずも無いが、努力は必要だ。コース外がなぜだめなのか、理由の合理的な説明と開示、同時にお互いの歩み寄りが無ければそのスキー場の存続意義は無いかも知れない。昔のやりかたは通用しない流れなのだから。規模の大きくも無いゲレンデの同じコースばかり滑っていたら忍耐強いお客でもすぐに飽きてしまう。売り上げよりもまず、客を楽しませる工夫や努力が入ると思う。どのスキー場に限らず、お互いの為に。

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140103 シール

2014-01-03 22:31:26 | 山スキー用品
 新品のシール、G3 アルピニスト.クライミングスキンを先日ようやく使用したので感想を少し。合せた板はBDのドリフト、この板は太くも無く細くも無しの万能板で何よりの美点はその軽さにあります。シールがダメになったら新しい板をと考えていましたが、相性が良く気に入っている板なので継続使用としてシールを新調。

 シールはまだ一度しか使っていませんが、基本デザインが全く違う旧モデルに比して格段に改良されている印象。特にテールとトップのフックは良く考えられていて形状的にも大概の板には適応できると思うが、ツインチップ系のテールにはマッチングが甘いかもしれない。シール後端のカット形状は後退した時や藪気味な所では雪の侵入が見られる時もあるが、決定的なダメージには至らない程度。と思う。

 シールのグリップには大きな不満は無い、でも急な斜面ではあっさりと後退してしまうのであまり無理はできないレベル。今まで使ってきたアセンションの登坂力が強力だっただけに余計そう感じる。下りではその割に滑走性は今一つで、全体的にモヘア系のシールに近い使用感。撥水性は確信は無いが、その都度早めに撥水処理をしたほうが良いと感じている。全体のイメージとしては、割りとしまった雪でアップダウンのある雪稜歩きをロングレンジでチャレンジするような時にマッチング良いのではと、勝手に想像している。

 肝心の糊、まだ新しいせいか状態は良好で、ヘビーユーザーでなければ2シーズン位は使える雰囲気。アセンションの品質に失望感を持っていただけに救いです。使ってみても、貼り付きは強すぎず弱すぎずで丁度具合いが良い。評価としては、現状の知る限りではベストな選択だったと思っている。



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