たまには運動してみようと思い立ち、山へと出かけてみることに。体力的にも近場の低山で充分となると選択肢も狭くなってくる。そんな訳で阿武隈山地の花塚山へと出かけてみる事にした。
12時30分、花塚の里に車を停めて歩き出す。小雨模様の天候だったが次第に回復傾向。駐車場付近は除染土壌置き場となっていたが、これも見慣れた風景と思ってしまうのもまた複雑な気持ち。
人の気配の無い公園内を行き神社前を通過。森の中は風も無く気温は12度程で中々快適な歩きだが、傾斜が出てくると暫くで自然に足が止まり一息付いてしまうのは仕方ない事か。時折、気配を察したイノシシが慌てた雰囲気で逃げて行く以外は静かで、カサカサと落ち葉を踏む音だけ。足が思うように出ない以外は息が上がる事も少なく、体調的には悪くない感じ。
ようやく稜線の分岐に出合い右に折れて山頂方向へ。見慣れた大岩を巻いて間もなく花塚山の山頂、13時10分。周囲の木々は伐採されていて眺めは良くなっていたが360度と言うわけには行かない。雲は低く山頂からの眺めも今ひとつ。往路を戻り花塚台へ。一休みしてから鞍部へと下り十字路を花塚の里方向へと下る事に。さすがに飯館方向へ下る道は笹に覆われて藪気味になっている。ルートには幾つかの小沢を越したりして水流もあるのだが利用する気分にはなれない。公園に出て林道を下って行くと間もなく駐車場に着いた、14時10分。
タイムを調べてみると以前よりも登りで10分ほど遅れている。一日の工程であればかなり多めの余裕が欲しい、ところか…
古い記憶で定かでは無いのですが、2千万年前ほどに日本列島が大陸から離れて日本海が形成され、現在の阿武隈山地は大陸の古い地質を残している。浸食等で丘になったが隆起により現在の姿になったと。日本海側の地層は古い地層が多く、太平洋側は新しい地層が多いようです。プレートの沈み込みにより表面の堆積した表層が削られて溜まり太平洋側の地層を作った。火山活動の影響も大きい。
阿武隈山地と同じ大陸由来の地質を残す所の一つに隠岐の島があるとと聞きます。物部氏や出雲大社の伝説のある隠岐の島はかつて、日本の中で自治州的な存在であったこと。伊邪那美と伊邪那岐の国生みの神話もさぞ苦労が多かったのではと、隠岐と阿武隈の生い立ちを見ると考えてしまいますが、詳細は今後の課題でもあります。
12時30分、花塚の里に車を停めて歩き出す。小雨模様の天候だったが次第に回復傾向。駐車場付近は除染土壌置き場となっていたが、これも見慣れた風景と思ってしまうのもまた複雑な気持ち。
人の気配の無い公園内を行き神社前を通過。森の中は風も無く気温は12度程で中々快適な歩きだが、傾斜が出てくると暫くで自然に足が止まり一息付いてしまうのは仕方ない事か。時折、気配を察したイノシシが慌てた雰囲気で逃げて行く以外は静かで、カサカサと落ち葉を踏む音だけ。足が思うように出ない以外は息が上がる事も少なく、体調的には悪くない感じ。
ようやく稜線の分岐に出合い右に折れて山頂方向へ。見慣れた大岩を巻いて間もなく花塚山の山頂、13時10分。周囲の木々は伐採されていて眺めは良くなっていたが360度と言うわけには行かない。雲は低く山頂からの眺めも今ひとつ。往路を戻り花塚台へ。一休みしてから鞍部へと下り十字路を花塚の里方向へと下る事に。さすがに飯館方向へ下る道は笹に覆われて藪気味になっている。ルートには幾つかの小沢を越したりして水流もあるのだが利用する気分にはなれない。公園に出て林道を下って行くと間もなく駐車場に着いた、14時10分。
タイムを調べてみると以前よりも登りで10分ほど遅れている。一日の工程であればかなり多めの余裕が欲しい、ところか…
古い記憶で定かでは無いのですが、2千万年前ほどに日本列島が大陸から離れて日本海が形成され、現在の阿武隈山地は大陸の古い地質を残している。浸食等で丘になったが隆起により現在の姿になったと。日本海側の地層は古い地層が多く、太平洋側は新しい地層が多いようです。プレートの沈み込みにより表面の堆積した表層が削られて溜まり太平洋側の地層を作った。火山活動の影響も大きい。
阿武隈山地と同じ大陸由来の地質を残す所の一つに隠岐の島があるとと聞きます。物部氏や出雲大社の伝説のある隠岐の島はかつて、日本の中で自治州的な存在であったこと。伊邪那美と伊邪那岐の国生みの神話もさぞ苦労が多かったのではと、隠岐と阿武隈の生い立ちを見ると考えてしまいますが、詳細は今後の課題でもあります。