遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

ホタルブクロ

2021-06-28 16:36:44 | 日記

令和3年6月28日(月)

白鳥庭園の蛍袋

蛍 袋、キキョウ科のホタルブクロ属の多年草

高さ30~70cm、山野や林の陰に自生する。

縁に鋸歯の在る長楕円形の葉が互生し、茎と葉に粗毛がある。

根出葉は長い柄がある。横枝を伸ばし増殖する。落葉性。

6,7月頃に淡紅紫色の釣鐘形の花を下向きにつける。

白色のものもある。内面に紫斑がある。

耐寒性が強く、手がかからず初心者でも育て易い。

その昔、子が蛍を取ってこの花筒の中に入れて遊んだ事から

ホタルブクロの名が在る。 若芽は食用になるとのこと。

近縁種に、園芸品種で親しまれる「カンパニュラ」が在る。

原産地は地中海沿岸で、日本に渡来し品種改良がなされた。

 

ホタルブクロとカンパニュラの違い

どちらもキキョウ科の山野草で、原産地が違う。

蛍袋(ホタルブクロ)は東アジア原産で、中国や朝鮮半島、

シベリア半島等に分布する山野草、日本には九州から北海道

の南西部まで広く分布する。6~7月頃に5、6cmの釣鐘

形の花を下向きに付け、花の色は白、淡紫色。庭、盆栽等。

 

カンパニュラはラテン語の「カンパーラ」(小さな鐘)から

名付けられたといわれる。

風鈴草(カンパニュラ)は、ヨーロッパ南部の原産で、4~

7月頃に4,5cmの釣鐘形の花を横向きに付ける。花色は

白、青、紫、ピンク等のパステルカラーで豊富な柄、種類が

ある。鉢植え、切花としても人気がある。

カンパニュラ(風鈴草)

 

白鳥庭園のホタルブクロが見頃を迎えたようだ、、、、、

人工池の周りの滝の落ちる裾辺りに、白、薄紅紫色の花が

周りの濃緑の中に灯を見せてくれる、、、、、、

 

今日の1句

遠のきし蛍袋の仄灯り   ヤギ爺