遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

六 月

2021-06-02 16:04:28 | 日記

令和3年6月2日(水)

六 月 : 水無月

陽暦では、立夏が5月6日(今年は5日)頃にあたるので、

6月は既に夏の半ば、仲夏の時候となる。

野山は緑が濃くなり、川では鮎漁の解禁、田園では麦秋から

田植えの時期へなどと、全ての風物が夏の景色になる。

例年なら本州・四国・九州では6月中旬頃から梅雨に入り、

蒸し暑くなるが、今年は既(5月半ば)に日本列島は梅雨入

した。

陰暦での六月は水無月と呼ばれ、陽暦の七月にあたる。

一方、6月21日頃に「夏至」を迎えて昼が最も長い季節と

なる。

愛知・岐阜県境を流れる木曽川では昨日、「木曽川鵜飼」が

開幕した。 新型コロナウイルス感染防止のため、6月末迄

は観覧船の乗客を半分に制限し、飲食は提供しないとの事。

この鵜飼もピーク時(1979年)には4万7千人在った

乗船客は、昨年(2020年)は3000人に落ち込んだ

という。 

この日女性鵜匠の稲山琴美さんが3年ぶりに復帰した。

以前、デビューし立ての稲山さんが名古屋港で鵜匠のお披

ろ目をした時、見学した事があった。

未だ、鵜飼の所作もぎこちなく鵜を中々旨く操れない、、

それでも観客から大きな歓声が上がっていた、、、、、。

新聞記事によれば、立派な鵜匠に成長した様である。

 

もう一つ、6月に相応しいニュースが、

名古屋の東山動植物園に、ブラシの様な花を咲かせる木、

「カリステモン」が見頃を迎えたと紹介記事があった。

カリステモンはオーストラリア原産で、樹高3m程の

常緑低木。 枝の先に長い雄蕊が円筒状に集まって咲き、

これが、ブラシの様に見えることから「ブラシの木」と

呼ばれている。赤やピンク色の花が見頃を迎えたとの事。

2015年、名古屋と姉妹都市である「シドニー市」

ら贈られたようである。

コロナ過の中、コロナワクチン、東京オリンピック等と

騒がしい折り、夏の話題は和みの在る話題か、、、、、

 

今日の1句

六月の陽射し柔らか雨あがる   ヤギ爺