遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

優曇華

2021-06-29 16:30:01 | 日記

令和3年6月29日(火)

優曇華 : うどんげ

仏教の上では、三千年に一度咲くという想像上の花であるが

実際には、草蜉蝣(かげろう)の卵をこう呼んでいる。

草蜉蝣の卵は1.5cm位の楕円形の粒で、緑色から後に白

色に変わる。

細い糸状の柄を何本もたて、その先に群がって付いて花の様

に見える。

草蜉蝣は、幼虫も成虫も蟻巻というアブラムシを食べるので、

雌親は蟻巻の居る植物に産卵する。

時に人家などの灯火に誘われて舞い込み、天井や壁などに産

卵することもあるようだ。

これが発生すると瑞兆、あるいは凶事になるとの俗信がある。

 

最近、目がかすむようになった。

パソコンやスマホの画面が見づらくなり、時折カミさんの

「ハズキルーペ」をかけて見る。

老眼鏡の上から、外して直接ルーペをかけて見る。

この方が楽である。唯、とても疲れやすい、、、、、

遠近両用に慣れている所為か、そのまま立上がり眩暈の様

にふらつく、、、、不便である。

数年前友人から「白内障の手術を受けたら、とても目が

よく見える様になったヨ、日帰りで出来るから簡単だ、」

その頃私も眼科へ赴き、「白内障の手術をお願いします」

その時先生は「貴方は未だ大丈夫、必要ありません」と、

仰った。

ぼちぼちかな、、来週にも眼科へ出かけて見よう、、、、

 

今日の1句(俳人の名句)

うどんげの二重になりし病む目かな   阿波野 青畝