遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

昭和のことば

2021-06-14 16:13:55 | 日記

令和3年6月14日(月)

昭和ことば

昨日の朝(6月13日)ラジオをかけると、お便りの中に

「昭和の言葉」について語られていた。

チョッキ(ベスト)

 

普段、私も何気なく使っている「チョッキを着る」のチョッ

キが娘には判らないと、他にもパッチとかハバカリとか、、、

パッチ(ももひき)

 

因みに、チョッキはベストのこと。パッチは男性の冬物の下着

で足首まである股引のこと。ハバカリは便所(トイレ)の事。

これ等の言葉、私等は頻繁に使っている。

息子(昭和49年)も娘(昭和50年)も、伴に昭和生まれで、

大抵の言葉は通用した。孫達には残念ながら通じぬが、、、

私の周りは、年寄り(私等夫婦も)ばかりで、通常の会話の中

に、色々な昭和言葉が飛び交っている。

 

洋食屋、支那そば(ラーメン)、冷コー(アイスコーヒー)、

洋食屋

支那そば(ラーメン)

冷コー(アイスコーヒー)

 

落花生(ピーナッツ)、おこわ(赤飯)、テキ(ステーキ)等、

ステテコ、トックリ(タートルネック)のセーター、ねんねこ、

トックリ(タートルネック)セーター

エモン掛け(ハンガー)

 

 

半纏、ズロース、シミーズ、ブルマー、エモン掛け(ハンガー)

蚊帳、蚊取線香、蠅叩き、おひつ、たらい、タドン、練炭、下駄、

ズック、荒物屋、乾物屋、小間物屋、風呂屋(銭湯)、床や、

産婆さん、乳母車(ベビーカー)、リヤカー、自家用車(マイカー)

往来(道路)、活動写真(映画)、総天然色(カラー映画)、

帳面(ノート)、旗日(祝日)、半ドン(土用の半休日)、

寝押し(夜具の下にズボン等を敷き、プレスすること)、BG(OL)

鈍行(普通列車)、押し売り、メートル上がる(酒に酔うこと)

鉄管ビール(水道水)、テンヤモン(出前食物)、安気(平穏無事)

物入り(出費が嵩むこと)、芋くさい(田舎者)、リンキ(ヤキモチ)

セコハン(中古品、出戻り)甲斐性ナシ(経済的に妻子が養えぬ事)、

按摩さん(マッサージ)、月賦(ローン)、舶来品(輸入品)、テク

シー(徒歩)、ハッスル(はりきる)、放蕩モン(遊び人)、ミーハー

ミーハー

(アイドル等に熱をあげる)、ニコヨン(日雇い、日当254円の事)

流行り言葉には、

アベック(大正末期、和製英語として入り昭和40年代頃まで流行った)

愚連隊(戦後、闇市の立つ頃、ヤクザに憧れる不良少年団の事。)

マイカー(昭和30年代後半から、マイ、、、ブーム到来する)

なうイ(今風、昭和40年代頃、NOW○○が若者達の間から流行る)

いかす!(昭和30年代、石原裕次郎が映画の中で使い、容姿や服装を

カッコイイと囃し立てる言葉として流行した)

石原裕次郎、映画で「イカス、、、

その他にも、昭和の時代を駆け抜けた、生活・文化も、今では忘れ

去られ、これを使うと今の若者等に疎まれる様である、、、、、。

 

今日の1句(俳人の名句)

手の上に悲しく消ゆる蛍かな   向井 去来