気まぐれな神社・仏閣めぐりぶらり旅の備忘録

神社・仏閣、史跡などぶらり散歩・旅めぐりでの写真、珍散文を載せている。(自分の備忘録)

長野 信州善光寺(満願寺)

2016-07-01 | 仏閣 関東・甲信越(甲斐、信濃、越後)
➡ 再投稿(神社・仏閣めぐりグログ集約)
-----------------------------------------------------
札所・満願寺;信州善光寺、又は信濃善光寺 「
正式名称   定額山 善光寺
本尊     善光寺式阿弥陀三尊(一光三尊阿弥陀如来)(別称;
宗派  無宗派の単立寺     
-----------------------------------------------------

日本百観音」(西国三十三所、坂東三十三箇所、秩父三十四箇所)の番外札所となっており、その結願寺の秩父三十四箇所の三十四番水潜寺で、「結願したら、長野の善光寺に参る」といわれていることから、「〇〇観音霊場巡礼で結願したら」、善光寺に参拝すると昔の方々の云え伝えであるでしょうか!!!
日本最古と伝わる「一光三尊阿弥陀如来」を本尊とし、善光寺聖の勧進や出開帳などによって、江戸時代末には、「一生に一度は善光寺詣り」と言われるようになった。「四門四額」(しもんしがく)と称して、東門を「定額山善光寺」、南門を「南命山無量寿寺」(なんみょうさんむりょうじゅじ)、北門を「北空山雲上寺」(ほくくうさんうんじょうじ)、西門を「不捨山浄土寺」(ふしゃさんじょうどじ)と称する。

ご朱印と、  本尊の立像(秘仏、写真撮影禁止 出典元:ネット情報)  

「善光寺」の扁額の紹介(山門に掛けられている額)

参道の景観(石畳)
山門と、  仁王門

山門(三門)

2  三門内部には、四国八十八箇所の各寺院の本尊の代像が安置されている。

山門に掛けられている「善光寺」の扁額(別称;「鳩字の額」)

本堂 正面



参拝日は、ご開帳期間であり、本堂前の広場に、「奉開龕前立本尊」の回向柱が建っていた。正式名称;「善光寺前立本尊御開帳」。期間中は前立本尊と本堂の前に立てられた回向柱が「善の綱」と呼ばれる五色の紐で結ばれ、回向柱に触れると前立本尊に触れたのと同じ利益(りやく)があり、来世の幸せが約束されるとされる。現世の仏である「釈迦如来」と来世の仏である「阿弥陀如来」と結縁し、利益・功徳が得られると言われる。

2

3

4 回向柱に書かれている文字は、
回向柱の四面には、それぞれ梵字と漢文が善光寺住職である大勧進御貫主によって書き入れられている。
 a)正面:キャ・カ・ラ・バ・ア・”キリク・サ・サク” 奉開龕前立本尊
 b)東面:キャク・カク・ラク・バク・アク 国家豊寧 萬姓快樂 佛日増輝 含霊普潤
 c)西面:キャー・カー・ラー・バー・アー 光明遍照 十方世界 念佛衆生 摂取不捨
 d)北面:ケン・カン・ラン・バン・アン 維時 平成○年四月○日 一山大衆 敬白

本堂の拡大
国宝指定。本堂では、床下の真っ暗な通路を通り、本尊の「阿弥陀如来」が安置されている「瑠璃壇」という小部屋の真下にあるとされる「極楽浄土への錠前」に触れる「戒壇巡り」が500円で入場券を購入し阿弥陀如来へ祈祷後に体験できる。

2

3  「お朝事(あさじ)」、「お数珠頂戴」:何といっても善光寺参りの真髄は毎朝行われるお朝事に参拝することです。

4  お朝事の前後には、法要の導師を務める善光寺住職(男性のお貫主さま、女性のお上人さま)が本堂を往復する際、参道にひざまずく信徒の頭を数珠で撫でて功徳をお授けになる「お数珠頂戴」の儀式がある。


境内の内外の様子
釈迦堂というのは俗称で、正確には「世尊院の小御堂」「等身大の釈迦涅槃像(重要文化財)」「京の立ち釈迦、信濃の寝釈迦」と古くから言われている。釈迦涅槃像の隣には、毘沙門天像がある。

2 天台宗の本坊「大勧進」の外観


「善光寺の御本尊」は、
一光三尊阿弥陀如来像」です。中央に「阿弥陀如来」、向かって右側に「観音菩薩」、左側に「勢至菩薩」が一つの光背の中にお立ちになっている。しかし、御本尊様は絶対秘仏となっている。三国渡来の絶対秘仏の霊像と伝承される丈一尺五寸の本尊・「一光三尊阿弥陀如来像」が本堂「瑠璃壇」厨子内に安置されている。数えで七年に一度の御開帳には、金銅阿弥陀如来及両脇侍立像(前立本尊)が絶対秘仏の本尊の分身として公開される。(2015年が御開帳年であった)
「開帳」には、
寺がある場所で開催する「居開帳」の他に、大都市に出向いて開催する「出開帳」があった。
「お戒壇巡り」では、
本堂の床下の闇を巡り、途中にある錠前を探します。錠前に触れることで、ご本尊様との縁を結ぶことができるのです。真の暗闇の中を通り抜ける経験に、心を動かされる.
云い言葉;「遠くとも一度は詣れ善光寺」、「牛に引かれて善光寺参り」、「堪忍信濃の善光寺」などなど

以上
コメント;
無宗派寺:
善光寺」は、無宗派ですが、御本尊を護るなどの善光寺の管理・運営は現在、天台宗と浄土宗の2つで行っている。それぞれの宗派を代表する住職が、善光寺の住職を勤めている。天台宗は、「大勧進の貫主(かんす)様」と、浄土宗は、「大本願の上人(しょうにん)様」がそれぞれ住職です。なお、大本願の上人様は尼僧であり、男女の差別がないところも善光寺の特徴です。昔は、男女の差別があるお寺が多い中で、善光寺は昔から女性を全て受け入れてきた歴史がある。それは、現在も変わりません。宗派に関係なく、誰でも安心して「極楽浄土」へ導く、それが善光寺の大きな人気のひとつと言えます。(出典元:ネット情報)

以上

最新の画像もっと見る

コメントを投稿