ドーナツ畑の風に吹かれて

おかわり自由のコーヒーを飲みながら、廻る季節をながめて、おもったこと。

そんなそぶりは微塵も見せずに。

2008-04-21 00:09:22 | 日記
 やっとフィクションに言葉が振り向けられるように。ここ何日か、感情が言葉になる前にだらだら泣いちゃって大変だった。とてもじゃないが、嘘の言葉を並べられる状態ではなかった。まったく、よわっちい。
 次にとりかからなきゃーと思う。考えるのは楽しいこと。書くことはつらいこと。

 今日会った元職場の同僚に、またもケンカだよ~などと軽く言ってみたところ、前もそんなこと言ってたとか言われる。年に何度かしか会わない子にそういう風に言われるとは。どんだけ。しかし、他人に話すと本当に、取るに足りないことのように思える。
 女友達との距離のとり方がよくわからなくなっている。彼女たちは大好きなのに、テンプレ通りみたいな会話しかできないよ。しかし、テンプレでない会話って一体どんなもの。
 思春期の頃、ちょっと今考えるとおそろしくなるくらい、べったりとしていた親友がいて、あれを基準にしているから、すべてがおかしくなるのだ。でも、友情の基準、あの頃に作ってしまったしなぁ。
 なんかもう、コミュニケーション不全。誰にもほんとの言葉でしゃべれない気がします。しかし、ほんとの言葉という概念自体が、カッコ笑いつけたい感じかもしれません。ほんとの言葉(笑)。ほんとの自分(笑)。
 だから、いっそ嘘の物語を書くのですよ。そっちの方が、むしろ本当になったりする。と信じている。
 本当はみんな、ほんとの言葉がほしいのだろう。ほんとの自分を信じているのだろう。そんなそぶりは微塵も見せずに。でも、本や音楽の中にこっそりそれを探している。わたしはそんな風に見つけられたい。見つけられて、出会いたい。そんなそぶりは微塵も見せずに、誰ともわからぬ相手と、わかり合いたい。