ドーナツ畑の風に吹かれて

おかわり自由のコーヒーを飲みながら、廻る季節をながめて、おもったこと。

ロングバケーション

2005-05-31 01:56:05 | 日記
 最初に見てからもう10年くらいたっちゃうのかな。ロングバケーションというドラマ。中学に入りたての、まだバスケ部に所属してた頃、毎週月曜にこのドラマを見て、「あ、わたし、一週間がんばったんだな」と確認していた。
 録画したビデオの一話を見てみた。今みると、将来どうしたらいいのか、今後どうなるのか、わからない、不安定さが異様に胸に迫ってくる。泣きそうになった。懐かしいとかわかるわかるとか、いろんな感情がどばどば溢れて。

 今日の面接は、久しぶりだったからか、言いたいことまったくうまく言えずに大失敗大失敗。本気で帰り道泣きそうになった。今までの教訓とかなんだったんだ、と。もうどこにもこんなわたしを置いてくれる場所はないんだって、おもったら、ものすごくかなしくなって、どうせ雨だったのだから泣いちゃえばよかったかもしれない。ああ。ぜんぶ、無駄な努力、なのかなぁ。

 その後、中学の時の親友に会う。今の友達には言えないような、青ーい話をしたくなったから。ほんとうはほんとうに小説家になりたいんだということを、恥ずかしくなく言える数少ない人。なぜなら彼女も夢追い人だから。まずは行動に移そうね、作品をひとつでもきちんと完成させようね、というのが二人の合言葉。頭で考えているだけじゃしょうがないのだから、と。ほんとうにその通りというか、それしかない。書かねば、小説家志望と名乗ることすらできない。でも、書くのは本当に困難なことだ。なのに、わたしが生きることに一番深く関わっているので、捨てるなんて選択肢はまったく出現する余地もない。
 今は毎日少しずつ書いているけど。形になるかな。どうかな。