ドーナツ畑の風に吹かれて

おかわり自由のコーヒーを飲みながら、廻る季節をながめて、おもったこと。

眠る帆

2005-05-24 02:41:42 | 日記
 寝ている間は何も考えなくていい、という単純な真理が、わたしを無制限の眠りから離れがたくする。夢の中で、わたしは特別に幸せというわけではないけれど、多分わたしは夢の中にいるときのように暮らしたくて将来の行く先も決めずにふらふらとしているのだとおもう。空を飛ぶこと、夢の中で見るいつもの風景、空気に溶けること。わたしにとっては同じこと。還りたいところがある。


 逃げてばかりいると、そのうち居場所がなくなってしまいますよ?
 という誰かの声が聞こえた気がした。幻聴。


 よく知っていることなのだけど、わたしはいまだに逃げることくらいしか、人生と戦う術を知らない。立ち向かうとか、持ちこたえるというようなコマンドはレベルがとても低い。逃避に関して言えば、最近バリエーションが増えた。お酒とか食べ吐きとかね。過去自傷癖があった友人の話が、今のわたしにはとてもよくわかる。なんらかの方法で自分の体をいじめることで、安心する、というのはいったい、どういうメカニズムなんだろうねぇ。まあ、そんなに特殊なことでもないんだとおもうと気は楽だけど。

 学校は週一だし、サークルから足が遠のき気味だし(フレッシャーな新入生と同じ部屋の空気を吸う自信がない)、とてものぺりのぺりとした毎日を送っている。多分今、人生で一番ヒマだ(来年からもヒマかもよと母さんに言われたけれど)。ついに外付けのDVDドライブを導入したので、死ぬほどDVDをコピーしまくって(犯罪だよ)見まくりたいとおもう。


 こんな風に、空気みたいに、生きていけないものだろうか(それじゃニートだよ)。