のり巻き のりのり

飾り巻き寿司や料理、己書、読書など日々のあれこれを書いています



みをつくし献立帖

2015年09月10日 | 読書
「みをつくし料理帖」シリーズに出てきた江戸料理のレシピがまとめてあります。
「みをつくし献立帖」

料理のネーミングが楽しい。
「はてなの飯」「「ひとくち宝珠」「牡蠣のの宝船」「白尽くし雪見鍋」「鯛の福探し」「かて飯」などなど
名前だけ聞くと、どんな料理だろう?と興味がわいてきます。

今もよく食べる料理もありますが、あ、これおもしろいな、と思うのもたくさんありました。
作者の想像と、歴史的考察とがいっしょになって生み出された料理でしょう。

今はあたりまえに思って食べている和食も、過去の人々の創意工夫によるものなのですね。
さらに、どんどんアレンジしていく日本人の豊かな発想力は素晴らしいですね。

主人公の澪が一生懸命考える姿がかわいい。
もちろんこれは小説の中の献立ですが、作ってみたいな。


と、こんなことを言っているのに、ニュースでは鬼怒川決壊による被害が報道され続けています。
日本のあちこちで繰り返される、自然災害、人ごととは思われません。
被害がこれ以上大きくなりませんように・・・