みをつくし料理帖

ちょっと涼しくなって、読書もいいです。
乱読、速読、手当たり次第。なかなか読み切れないツン読だけの本もあります。

今読みかけたのは「みをつくし料理」シリーズです。　　
持ち歩ける気軽な文庫本を手に取ったら、女性向きで読みやすい内容だったからです。

２０１２年にテレビでやっていたそうですが、全然知りませんでした。
キャストがミスマッチだと言われたとか。
本を読んでからドラマ化されたものを見ると、がっかりすることが多いです。

主人公の少女が不幸な境遇から、料理人の道を目指し精進する江戸時代小説です。
主人公が思いを巡らして工夫した料理がいろいろ出てきます。

おもしろいのは、巻末付録に「澪（主人公）の料理帖」として、レシピが書いてあるところです。
それが気に入ったんです。

シリーズ１０冊あるので、今は読んでいる途中ですが、ぜひレシピにそって再現してみたいです。
　　　　

　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　高田　郁　角川春樹事務所