平成23年(2011年)3月11日(金)14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震(マグニチュード9.0)から99日目(6月17日、金曜日)。
また、大震災発生から99日目の新しい朝を迎えた。
毎日のように送られてくる日本財団会長笹川陽平ブログ
(http://blog.canpan.info/sasakawa/archive/3084)
をのぞくのが楽しみである。
本日、送信してきた一部を紹介する。
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【引用はじめ】
日本財団会長 笹川陽平ブログ「障害者向け仮設住宅」[2011年06月17日(金)]
「障害者が家族と安心して暮らせる仮設住宅の必要性がさけばれてきた。幸い、社会福祉法人・石巻祥心会(穴戸義光理事長)の格別の理解を得て、ケア付き仮設住宅「小国の郷(さと)」の建設がはじまった。」
「仮設住宅は単身用の14個室(約4畳半)と、バス、トイレ、キッチンが付いた世帯用の40室(約9畳)の2種類。単身用には共同で使用できる食堂やバス、トイレなども完備する。5人のスタッフも常駐し、各種生活相談や緊急時の対応、家事援助などに当たる。通院や買い物などの送迎サービスも検討中。」
「事業費の約1億7000万円は日本財団が全額負担する。」
【引用終わり】
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きめ細かなことまで気づき、即実行している。行政ができないことをスピード感を持って直ちにやっている。日本財団の実績は他を圧倒する。
こうした非常事態に際して、経験を積み上げてきたこそなせるわざともいえる。
この継続性こそ、賞賛に値する。
だからこそ、金も集まる。公平公正を旨とする行政と違って、必要なところに必要な時に重点的な対応がなされる。
障害者向け仮設住宅に1億7千万もの金がつく。それも全額負担である。何割補助なんていうけちなやり方でないところがいい。
こうした事業が電光石火のごとくなされるのである。行政では足元にも及ばない。
障害者にはそれこそ朗報である。
「明けない夜はない」なあと、素直に言える。
(ケー)