平成23年(2011年)3月11日(金)14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震(マグニチュード9.0)から89日目(6月7日、火曜日)。
また、大震災発生から89日目の新しい朝を迎えた。
山形市内、日中気温が27度と上がった。汗が出てくる。
エアコンをひかえ、節電に努めることが、ことさら今年は求められる。
山形県庁が先頭にたち山形方式ということで、率先して節電対策に取り組んでいる。
先日、2回社会実験として節電を呼びかけた。目標、15パーセント節電。残念ながら目標を達成できなかった。今後、県民全体に節電を呼びかけていけば、目標達成は可能なはず。今この時期だからこそ、みんなで協力していかねばならない。
東京都庁もサマータイムを設けた。これもどれほどの効果が上がるだろうか。何でも、できることからやってみる。それしかない。
さて、今日は「本人たちによる防災会議」(略称 本防災)⑨である。
************************************************
本防災準備のために次の本を購入した。
「増補版 地震から子どもを守る50の方法」(2011年5月15日初版第3刷発行)
著者 国崎信江
発行所 (株)ブロンズ新社
本防災を進める上で、参考になるハッとした箇所、なるほどと思った箇所を引用する。
【引用始め】
まずは自宅を安全な場所にすること
地震対策というと、「非常持ち出し袋の準備」と思いがちですが、まずいちばんに考えなければいけないのは、自宅を安全な場所にすることです。
阪神・淡路大震災の例をとってみても、死亡者の大多数が、地震発生直後に、家や家具の下敷きになって亡くなっています。苦労して手に入れた住まいや家具が、災害時には、家族の命を奪う凶器になってしまうのです。
生きてこそ、非常持ち出し袋を活かすことができます。まずは自宅を安全な場所にする方法を考えてみましょう。(p.16)
棒1本で安全なスペースを確保
家全体を補強するのは無理でも、地震が起こったとき、家族が身を寄せあい、安全を確保できるスペースがあればいいのです。家ごと耐震住宅にするのが無理なら、耐震シェルターを活用してはどうでしょう。(p.16)
「つかまりん棒」という補強具で、ダイニングテーブルの下にとりつけるだけで、テーブルの強度が、従来の1.5t程度から6tにまでアップして、クルマ5台分の重圧に耐えられる空間をつくることができるのです。(p.17)
もし、家が倒壊しても、テーブル1個分のスペースで、なんとか生き延びて、助けを待つことができるように、小さくてもいいから、家の中に家族の命を守るシェルターをつくる-それが防災の第一歩です。(p.17)
【引用終わり】
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まず、自宅を安全な場所にする工夫。
お金をかけず、いざという時、役立つ方策こそ必要である。それも簡単にできるようにする。
即効性のあるやり方なら、多くの人がまねする。「つかまりん棒」という補強具はいいかもしれない。
「いつくるかわからない地震より、今の生活が大事」と思っている人には、お薦めの商品である。
いざというときのためテーブルを安全シェルターにする。
そうした防災対策をしているだけで、いざということがあっても「明けない夜はない」と信じることができる。
(ケー)
また、大震災発生から89日目の新しい朝を迎えた。
山形市内、日中気温が27度と上がった。汗が出てくる。
エアコンをひかえ、節電に努めることが、ことさら今年は求められる。
山形県庁が先頭にたち山形方式ということで、率先して節電対策に取り組んでいる。
先日、2回社会実験として節電を呼びかけた。目標、15パーセント節電。残念ながら目標を達成できなかった。今後、県民全体に節電を呼びかけていけば、目標達成は可能なはず。今この時期だからこそ、みんなで協力していかねばならない。
東京都庁もサマータイムを設けた。これもどれほどの効果が上がるだろうか。何でも、できることからやってみる。それしかない。
さて、今日は「本人たちによる防災会議」(略称 本防災)⑨である。
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本防災準備のために次の本を購入した。
「増補版 地震から子どもを守る50の方法」(2011年5月15日初版第3刷発行)
著者 国崎信江
発行所 (株)ブロンズ新社
本防災を進める上で、参考になるハッとした箇所、なるほどと思った箇所を引用する。
【引用始め】
まずは自宅を安全な場所にすること
地震対策というと、「非常持ち出し袋の準備」と思いがちですが、まずいちばんに考えなければいけないのは、自宅を安全な場所にすることです。
阪神・淡路大震災の例をとってみても、死亡者の大多数が、地震発生直後に、家や家具の下敷きになって亡くなっています。苦労して手に入れた住まいや家具が、災害時には、家族の命を奪う凶器になってしまうのです。
生きてこそ、非常持ち出し袋を活かすことができます。まずは自宅を安全な場所にする方法を考えてみましょう。(p.16)
棒1本で安全なスペースを確保
家全体を補強するのは無理でも、地震が起こったとき、家族が身を寄せあい、安全を確保できるスペースがあればいいのです。家ごと耐震住宅にするのが無理なら、耐震シェルターを活用してはどうでしょう。(p.16)
「つかまりん棒」という補強具で、ダイニングテーブルの下にとりつけるだけで、テーブルの強度が、従来の1.5t程度から6tにまでアップして、クルマ5台分の重圧に耐えられる空間をつくることができるのです。(p.17)
もし、家が倒壊しても、テーブル1個分のスペースで、なんとか生き延びて、助けを待つことができるように、小さくてもいいから、家の中に家族の命を守るシェルターをつくる-それが防災の第一歩です。(p.17)
【引用終わり】
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まず、自宅を安全な場所にする工夫。
お金をかけず、いざという時、役立つ方策こそ必要である。それも簡単にできるようにする。
即効性のあるやり方なら、多くの人がまねする。「つかまりん棒」という補強具はいいかもしれない。
「いつくるかわからない地震より、今の生活が大事」と思っている人には、お薦めの商品である。
いざというときのためテーブルを安全シェルターにする。
そうした防災対策をしているだけで、いざということがあっても「明けない夜はない」と信じることができる。
(ケー)