僕の菜園日誌

家庭菜園40%、水彩画40%その他雑記20%の生活ブログです。ごゆっくりどうぞ。

タネ

2006年04月17日 | 菜園
さくらの花びらは自らの命運を知っているかのようです。
散る時がくると小枝の隅々までしらせがくる。そして覚悟が出来たものから順に風にのって次々に舞い飛ぶ。そしてまた若い黄緑色の若葉が芽を吹く。植物とは不思議です。

2日前、先月植えたジャガイモの芽が出ました。ジャガイモは収量の多い穀物です。
ジャガイモ1個で一年を食べることは出来ないけど、ジャガイモ0.5個×2個をタネイモにすれば1個どころか10個以上のジャガイモが収穫できます。又それらの10個をタネイモにすれば100個以上に。またその100個のジャガイモをタネイモにすれば・・・・・。

むかしむかし、人間は種をまくことを覚えて、肥料をやり、害虫や鳥から作物を守ったり、また「雨を降らせて欲しい」と神様にも祈りました。そして、作物が余るほどとれたとき「商売」が生まれ「計算」なんかも始まったのかもしれません。(私は漬物をおぼえましたが)
世の中の仕組みは「タネ」からはじまったのかな・・・・・なんて、天気の良い今日、畑仕事をしながら・・・そんなことを考えました。



眼差しの優しいステキなワンちゃんを見つけました。




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15 コメント

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自然 (いっこんま)
2006-04-17 22:05:32
人間は誰でも自然と接して自然と会話をしている時、今日のCezanneさんのように詩人や哲学者になれるんでしょうか?



私は毎日如何に心に余裕のない生活をしているかということを思い知らされたような気がしました。



我が地方もようやく桜が咲き始めました。

今夜は夜桜見物と洒落込んでみましたよ。

酒も団子もなく、ただデジカメだけを手に持って・・・

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絵と写真のトラックバック (masa)
2006-04-18 00:51:29
Cezanneさん、お久しぶりです。東京では、桜はほぼ散り、すでに若葉が芽吹いています。その割に寒い日がつづいていますが…。先日のハシビロコウのときもそうですが、絵による早業トラックバックには驚きました(^^)

先日アップなさってました下町の風景も素直で良いな~と思っていたのですが、この犬の絵もまた同様に惹かれます。比較的恵まれた境遇の犬だとは思いますが、あの寂しげな遠くを見る眼がたまらない感じでした。それが描かれています。そして、描き手がちょと後ろに引いて描いた感じの絵って良いですね~。
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いっこんまさんへ (Cezanne)
2006-04-18 07:02:46
いっこんまさん、おはようございます。

>詩人、哲学者だなんて・・・

畑仕事をしていると身体と脳が分離するのです。身体は単純作業を繰り返してますが、思考が・・・好天のためもあって、気持ち良く浄化されて行く感じです。春先のこのさわやかな空気は良いですね~。畑にでていると気分が昂揚します。でも今年は残念ながら、天気に恵まれず「HANAMI」はおあずけでした。
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masaさんへ (Cezanne)
2006-04-18 07:03:36
masaさん、おはようございます。ハシビロコウ、そしてこのワンちゃんといい、私はどうも動物達の眼差しに弱いようです。彼らの罠にまんまとはまってしまいます。利口な犬ほど目で語っているようですね。「ハナサキダケデモ、ナデナデシテクレ~!」って、やっぱり言ってますよ、彼は・・・(笑)masaさんの写真のフィーリングにどこまでシンクロできるか・・・試してみました・・・ってまた生意気言ってすみません。(汗)
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詩人ですね (オヤジな私)
2006-04-19 06:05:42
桜の花びらが舞い落ちる。

じゃがいもの種芋を植え付ける。

私も同じことを見たり、やったりしています。

しかし、Cezanneさんのように「詩人」にはなれませんね。

この一文は心に残りますよ。

ワンちゃんの絵。私の菊坂の街並み。

さっと絵にしてしまう感性と同じものをお持ちなんですね。



まさに、ブログ界の詩人のcezanneさんです。
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オヤジさんへ (Cezanne)
2006-04-19 07:47:28
オヤジさん、おはようございます。やだな。やめてくださいよ~「詩人」だなんて。痒くなりますよ。(笑)「詩人」じゃなくて「痴人」ですよ。うへへっ(爆)日常の生活の中では、こんなこと思っても、人に話したりしませんよね。「ブログ」という場があるから、ちょっと書いてみようかな・・・という気になるのです。そう思うと「ブログ」って面白いですよね。すべて自分の中から出てくるものばかりですから、自分自身の未確認な一面というものも、この歳になって初めてわかるかも・・・です。オヤジさんの菊坂の写真・・・・オヤジさんの眼・・・を描くことで、より親密に感じましたよ。
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種…ですか。 (pochiko)
2006-04-20 00:22:03
そうですね~!

あの黒い粒(必ずしも黒とは限りませんが…(笑))の中に何かしら得体の知れないものが入っているような気がしませんか?

ジャガイモは形が分かっているので、ジャガイモになるんだろうな~ってわかりますけど。

急に目の前に、何の種だか分からないものが手のひらにあったら、やっぱり土に植えてみますよね。

何が出るんだろう…って、毎日水をあげたり、ちょっと掘ってみて種に変化ないか見てみたり、たった一粒の種なんですけど、計り知れないほどの期待と一抹の不安と、すっごい楽しみですね。

何が出てくるか分からないんですもん。



なんか意味不明なコメントになってしまいましたが、種の持つ未知さがワクワクするような気がします。
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pochikoさんへ (Cezanne)
2006-04-20 09:43:44
pochikoさんのおっしゃる、「計り知れないほどの期待と一抹の不安」・・・・その「タネ」から受ける感覚は先祖から受け継がれた農耕民族の本能かもしれませんね~。3000年前のそのむかし、ツタンカーメンの棺の中にまではいっていた食物の種子・・・。ですから「タネ」というのはお金に匹敵するぐらい・・・いや、お金以上のものと考えられていたかも・・・ですよ。で、その豆のタネが3000年の休眠から目覚めて現代でリッパに発芽し、またその種子を引き継いでいく・・・「タネ」とそれにまつわる人の歴史も面白いです。むかしは「優れたタネ」「優れた農耕技術」「優れた土地条件」これが豊かさの象徴だったのかも・・・それらを奪い合う争いもあったのでしょうね。
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いよっ、詩人! (ちょびママ)
2006-04-20 10:31:05
画伯ぅ~、次は詩人に転向ッスか~?

特に始めの3行、素晴らしいです。

感動して胸がキュン、肩から腕がゾワゾワ~ってしました。

先日散歩してて気付いたんですが、桜の木の根っこ周りを飾るようにびっしりと新芽が出てました。

力強い息吹を感じましたね~



「タネ」って源であり生命のバトンの役割もしてますよね。

野菜のタネに負けないように自分の発想のタネも育てていきたいです。

ワンちゃん、いい目をしてますね。

きっとCezanneさんも同じ目をして描いてたと思いますよ。

何だか支離滅裂な文章だなっ(^^;)

私は哲学者にも詩人にも画伯にもなれんわ(涙)
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ちょびママさんへ (Cezanne)
2006-04-20 11:40:31
ちょびママさん、こんにちは。オヤジさんといい、ちょびママさんといい)・・・(照・・・・・今度は「いよっ、奇人!」??に聞こえましたよ。(爆)(爆)わはっははっ・・ありがとうございますぅ。ところで、今日は休日なのですが、家の中でこの強風がやむのを待機中なのです。いや~すごい風です。まるで台風並ですよ。ぴゅう~ぴゅぅ~ごうぅごうぅと・・・。看板やいろんなものが飛んでくるんじゃないかと・・・ちょっとコワイです。桜の花びらもぜーんぶ吹っ飛んじゃいますね。これぢゃ、まだ「心構えが~っ」やめて~っ!ははははっ・・・覚悟どころの話じゃないですよね。春一番、この強風に耐えしのいだものが無事に5月のポカポカ陽気を迎えるのかもですね。新芽達にとっては春の洗礼かも・・・ですね。うちのキヌサヤ・・毎年この時期倒れるのです。うううっ。
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