僕の菜園日誌

家庭菜園40%、水彩画40%その他雑記20%の生活ブログです。ごゆっくりどうぞ。

言えそうで言えないこと

2008年02月22日 | 水彩画
先月末、或る方から絵の依頼を受けました。絵といっても観光イラストマップです。ここだけの話ですがこういった類の仕事は実はあまり気がのりません。
会社員兼日曜画家は娯楽として絵を楽しんでいるだけで、もともと金銭が目的で絵を描いておりません。
しかし、相手方は心ばかりの謝礼をお支払いするからぜひ・・・と仰る。そう聞くと、欲の皮が張って・・・・いけませんね。「お金が目的ではない」なんて言っておきながら、その謝礼がいかほどなのか気になるもの・・・。しかしこの「心ばかりの・・・」がクセ者なのです。実際に手にした金額を見て絶句。もう絵の仕事は受けるもんじゃないと・・・。ま、プロに支払うほどの予算がないから僕なんかのところにいらっしゃるのでしょうが・・・。とはいえ、その謝礼の金額で自尊心を傷つけられるというのも・・・(悪意がないからこそ)割り切れないものです。労働に対する報酬(画料)となれば、事前に商談として聞けるのですが、謝礼金ですからね。「いくら出す?」なんて、聞けませんし。聞いたら聞いたで、それ相応の仕事として、無意識に絵にあらわれそうで。・・・・・・・ それもなかなか言えそうで、言えないですよねぇ。
※マップ画像は関係者の方々にご迷惑がかかる恐れがある為、掲載を中止いたしました。かわりに差し替えた画像、このたびのエントリーとはまったく関係ございません。アールヌーヴォー調です。

農藝

2008年02月18日 | 菜園
先週末は他人の畑に居ました。「他人」と言っても、私の実父なのですがね・・・。昨年秋ごろから消化器官を患って、今年の1月初旬に入院。おかげさまで今はすっかり良くなり、今週末か来週の初めにはめでたく退院となりそうです。さて、その他人の畑のことなのですが、「野菜作り」というやつは、その人のクセが多分にでます。
種選び(品種選択)、仕立て(畝の美的構成)コーディネイト(全体総合風景)。
明らかに父の畑は僕の趣味とは異なります。もしも「園芸」という言葉と同じように、「農藝」という言葉があるのなら、僕と父は違う流派かな。でも野菜の生育という時間的な変化、そのものを鑑賞する楽しみは同じ。そういう意味では野菜の栽培は「芸道」に値するかも・・・ですね。収穫もそうですが、眺め観るのが楽しい・・・。病院のベットで畑ばかりが気になる父です。

右脳にリンク

2008年02月07日 | 水彩画
双子に出会うと、視点の軸がずれる・・・といった体験をします。
普段の言語的な概念の軸から非言語的な直観像の軸へ視覚を切り替える・・・・つまり、視覚はより純粋になると思いがちです。が、しかしこれは誤りかもしれません。単に間違い探し(そのヵ所)を行っているだけであり、全体像はかえってみえていないのです。
本当に直観像で見ている母親には双子はみなそれぞれが特殊なのです。