僕の菜園日誌

家庭菜園40%、水彩画40%その他雑記20%の生活ブログです。ごゆっくりどうぞ。

ニンジン・シュウカク・タネマキドキ

2009年07月09日 | 菜園
春作のニンジンの収穫時期は6月から7月です。同じく秋ニンジンの種まきも今頃、7月です。それも上旬の梅雨の明けきらぬうち・・・。ニンジンはセリ科で、もともと水辺の植物です。ニンジン栽培のポイントは半分以上発芽にかかっています。無事発芽すれば、後は簡単です。何度か間引きしながら、追肥は化学肥料で・・・。
このたびも大豊作のニンジンです。思えば9年前、菜園を始めた最初の年、ニンジンに収穫量はゼロ・・・でした。今ではかなり上達しました。

ジャガイモを掘りながら思うこと

2009年06月10日 | 菜園
今年は品種を変えてみました。昨年は「キタアカリ」と「男爵」。今年は「メークイン」と「男爵」。つづいて肥料です。今年は短期間の肥効を生かす化学肥料のみでの栽培です。掘り起こした時に驚いたのは、種イモは原型をそのままに残っていました。根の優先順位は種イモより化学肥料だったというわけでしょうか。また植え方も少し変えてみました。昨年までは畝を盛上げずに植えていました。今年は少しだけ畝に高さをつけてみました。その分、2度の土寄せを行いましたが、結果は大変良かったです。まず、収穫時、深く掘り起こさなくても芋がすぐに現れるので、作業がとても楽でした。それに深い所に芋が眠っていないので、取り残しもありません。後の作物の時に取り残しの芋から芽が生えてくるというトラブルもありません。何より芋が子供でも簡単に掘れるので、傷が少なく、きれいな状態でたくさん収穫できました。・・・とまあ、百姓の仕事は小さな観察の積み重ねです。注意して「気づき」も多ければ、それだけ進歩している?・・・・そう信じて日々勉強しております。

トマドイベジタブル(コールラビ編)

2009年06月09日 | 菜園
「コール」=キャベツ 「ラビ」=かぶ 野菜図鑑で調べてみた。ドイツ語らしい。この手の野菜・・・僕は「トマドイベジタブル」と名づけています。過去にもシカクマメ、スイスチャード、おかひじき、ズッキーニ等々・・・栽培してみたくて、つくってはみましたが、どれもわが家の食卓には馴染みませんでした。レシピはネットで探せば、いくらでもあるけど妻のモチベーションはこのたびもいまいち。「だってそんな料理、たべたことないもん・・・」そんなこんなでいつも料理人はド素人の僕。来年も栽培残留できるかどうか、そこの運命が決まってしまいます。クックパッドにのってたレシピ「コールラビの炒め物」をつくってみた。どれどれ。もぐもぐ・・・・・・・・。
「皮がかたいね」
「うん、ちょっとかたい」
・・・・・・・・・・・・。
「これ、かぶだね」
「うん・・・かぶだ」
「じゃ、かぶでもいいよね」
・・・・・・・・・・・・「うん」。
残りのコールラビはわが家では「かぶ」として、明日から味噌汁の具になりそうです。

コールラビ

2009年05月13日 | 菜園
昨日オクラを植えました。例年より少し気候も穏やかだったGWも終了。山口はすっかり初夏の気候に様変わりしました。今年は程よく雨も降ったので、草木が活気づいています。僕の畑の野菜たちも順調にすくすくと育っています。
画像をいくつか紹介します。ジャガイモタマネギニンジンサヤエンドウソラマメトウモロコシレタスサニーレタス、そして最近植えたピーマンナスです。今年は新しい野菜も植えてみました。
コールラビ。実は食べ方も知らないマイナー野菜でして、当然栽培も初めてです。以前育てた落花生芽キャベツ・・・あれといっしょです。シカクマメなんてのも植えたことがありました。野菜作りはマンネリの骨頂です。というわけでブログのネタ野菜ということで、今後もその成長過程を報告していくことにしますね。

今になって知らされた事実

2009年04月13日 | 菜園
写真の植物はヒレハリソウ。別名をコンフリーと言います。小さい頃、うちの玄関の庭先にこのコンフリーが植えてあって、その葉を母がよく天ぷらにして食べさせてくれました。癖がなく、食べやすかったので、僕の好物のひとつでした。先日、隣の畑のグミの木の根元に、コンフリーが自生しているのは発見しました。(この写真なのですが・・・)「あっ、コンフリーだ」直ぐにわかりました。まるで昔の恋人に再開したようでしたよ。あれだけ好きだったコンフリーですが、思えば大人になって食べた記憶が・・・僕にはないのです。おそらく30年以上も、口にしていないことになります。そう思うと、また食べてみたくなり、いてもたってもいられなくなって、その根を分けていただけないか、畑の主人に交渉してみようと常々思っていたのです。
が・・・・・・・・。先日ウィキペディアでコンフリーを調べて、唖然としました。コンフリーには肝障害を起こす可能性が海外で報告されているとのこと。その販売は自粛。自家栽培したコンフリーについてもその摂取を控えること、と厚生労働省が促しています。・・・が、あの味が忘れられない。コンフリーの天ぷら、また食べたいなぁ。・・・・摂取には注意が必要とのことです。

ジャガは短期勝負

2009年03月08日 | 菜園
例年ことですが、ジャガイモの定植時期は、天候が不安定です。今年も降ったりやんだり、山口はみぞれも降りました。さてさて3月になりました。毎年ジャガイモに関する記事は欠かせません。一年の畑は、ジャガイモで始まります。今年は冬の間、真面目に耕起作業をしましたので、畑の準備は万端で、2月下旬から、ずっとタイミングを見計らっていました。
で、昨日定植。今年は男爵3キロにメークインを1キロ、計4キロです。
春の雨に浸かりすぎるとタネイモは腐る・・・だから畝は少し高めで、肥料はイモにあててはいけない・・・と、僕はおぼえています。
その肥料なのですが・・・今年は化学肥料だけをやってみました。今まではずっと、鶏糞などの有機肥料をやっていたのですが、園芸雑誌を見て、今年はやり方を変えようと、思い立ったのです。
3月はまだ寒い時期ですから・・・鶏糞などの有機肥料だと、効きはじめるのに時間がかかるのかな・・・と思ったのです。初期から全力ですっ飛ばす化学肥料の肥効で、今年は試みてみます。さてさて、出来具合は例年と比べていかがでしょう。楽しみです。画像はWBCにハマっているけいの画像です。

バーミリオン

2009年02月27日 | 菜園
2月はじめ頃の画像です。このたびのニンジンは大変よく出来ました。昨年7月頃に種まき、11月頃から収穫をはじめ、最近までしっかり食べました。それでもまだこんなに残ってます。このたびは畝を大根の畝と同様に、スコップで深く掘り起こしたのが良かったのかもしれません。肥料はあまりやらなかった。それもよかったのかな。
しかし2月に入り、旬も過ぎて、根が割れ始めました。というわけで、根割れ前に・・・と思って全部引き抜いたのですが、保存するには、この一度引き抜いたニンジンを、また地中に埋めてみたら・・・成長を止めたまま保存できるのかな?実験してみれば良かった。
このニンジンは知り合いの飲食店にて「酢豚」につかわれました。
こうやって画像をみるとニンジンの朱色ってきれいですね。何となく尊く感じます。神社の鳥居の様。太陽と生命の象徴のカラーです。葉の迷彩色もなかなかです。

ノコリ野菜にフク来る

2009年02月16日 | 菜園
昨日撮った僕の菜園の景色です。昨年の秋まきの大根と白菜たちです。まだしっかりと大地に生きております。もう2月、プロの農家なら迷わず畑にすき込んだりするところなのでしょうが、ウチはプロじゃないですからね。核家族、大小4つの胃袋の消化ペースではありますが、着々と消費しております。白菜は少々傷んでおりますが、これでも中の方は立派に使えます。もう少しおいておきます。菜の花がついたら、それはそれで食べれますし、鑑賞にもなります。切ってもまた次から次へと生えてきますしね。
「菜の花の食用なんて・・・」プロは嫌いますよね。畑は荒れるし、土は痩せますしね~。さっさと鋤き込んで新たに土づくりを開始したいところです。
そうそう、菜の花で思い出しました。みつばちの羽音がイモ虫などの害虫から野菜を守る・・・って言う話を聞きました。イモ虫の天敵のドロバチなどと勘違いして、動きを止めたり、ポロリと落下したりするそうですよ。菜の花、確かに土が痩せるかも。・・・・ですが「逆選抜」に陥っている可能性も・・・有り・・・ですかね。

マジスゲハマスゲ

2008年08月28日 | 菜園
今年に入って「ハマスゲ」という強雑草に悩まされています。写真を見るなり「あ、あれか」と心得た方もいらっしゃると思います。もともと畑脇のあぜ道に群生していたのでしょうが、今年はどういったわけか猛烈なスピードでその範囲を広げ、あっという間に僕の菜園がご覧の有り様です。このハマスゲの根・・・引き抜こうとしても、なかなかスッキリ抜けません。草刈りホーで刈り取っても数日すれば、また元気な再生葉を伸ばしてきますし・・・。
で、さらにやっかいなのは、地下茎からランナーを伸ばし、ひそかに幾つも球根を繁殖させているのです。ツルハシの尖った部分で地面を掘り起こし地中から塊の地下茎を取り除く・・・・。僕の畑仕事はここ数日これの繰り返しです。わんさかでてくるハマスゲの球根・・・大豊作なのです・・・とほほ(涙)。

真夏の果実

2008年07月17日 | 菜園
サザンのバラードではありません。ご覧のとおり、プチトマトです。トマトは暑さが厳しくなると、甘味を増すという説はどうやら本当のようです。数日前からどうかっ!ちゅーぐらい、このトマトは甘い!!!プラム型の楕円形で、品種名は「アイコ」と・・・・なんとも愛らしい名前で数年前にサカタのタネよりデビューしたようです。雑誌「やさい畑」で紹介されているのをみて一昨年初めて植えてみました。今年は2度目ですが、前回に続いて良くできてます。酸味が少なく、実が堅めでしっかりしてます。裂果しにくいのも特徴のようです。栽培も容易で手がかからない。どこにだしても恥ずかしくないように育てられますよ。このアイコはかなりお薦めです。
【画像】  

キアゲハ羽化

2008年06月17日 | 菜園
5月末わが家の東側の外壁にキアゲハらしき蛹(さなぎ)がぶら下がっていました。わが家のそのまた東側には僕の菜園がある。菜園の西端の一番目の畝が人参。彼女は(僕は勝手にメスだと思っている)そこで孵り、無事に終齢幼虫まで育ったのでしょう。最後の蛹(さなぎ)への変態をむかえる場所が人参の頼りない茎ではちと不安と思ったのか?彼女はそこから遅い歩みで最適の場所を探しながら長旅を続けて「まあ、ここなら・・・」と辿り着いたのがわが家の外壁だった様です。
僕は後になってこの蛹(さなぎ)に気がついたのですが、彼女がここにたどり着いた時からいち早くそれに気づき、僕よりも先に日々観察をはじめた人間がいたのです。意外にもそれが家内であるとは・・・。今日の冒頭の写真を納めたのは実は家内なのです。今日は彼女の撮った観察画像をご覧ください。
さて、その幼虫は最初、幼虫の姿のままで蛹(さなぎ)のポージングをとり、さながら電柱に上って作業をする人のように腰にローブを回し自らの体をその重みでぶら下げる。次に緑・だいだい・黒の迷彩スーツを脱ぎ、蛹(さなぎ)に変態。下にスーツが丸まって脱ぎすてられています。その後ひたすらぶら下がるだけ。夜になるとすぐ上の窓には明かりが灯り、それに群がる虫を狙ってヤモリが何匹も出現する。・・・よく無事でいられたものだと感心する。
蛹(さなぎ)のままで12日間。13日目の朝、幸運にも羽化するその瞬間の画像を妻がとらえた。幼虫からはとても想像できない姿。まだ羽根が濡れている。完全に乾ききるには1時間も2時間も時間がかかるだろうと妻は昆虫図鑑の知識でそれを知っていた。この冒頭の画像を撮影後、家内は家事をするために一度家に入った。それから1時間後、彼女の姿は突如消えていた。ショックの妻。鳥に食われたのか、それとも無事空に羽ばたいていったのかそれはわからない。
翌日僕はフェンネルにぶら下がっている別の蛹を見つけてやった。妻はそれをプラスチックのケースに入れて室内で飼っていた。羽化する瞬間を見逃してもその後、室内だから鳥に襲われる心配はない。が、ショック。その蛹は別の生き物に寄生されていた。小さな羽虫が蛹の身体を突き破ってウヨウヨ羽化したとのこと。
キアゲハが無事に成虫になり畑を飛び回るまでの確率はどのぐらいだろう・・・。完全無農薬栽培でこれだけのニンジンが無事に収穫できる。キアゲハへのおすそわけどころが大盤振る舞いをしても良いと思う。キアゲハの幼虫はよく見ると愛らしい姿をしている。そう見えてきませんか?

Field of Dreams

2008年04月02日 | 菜園
春休みになりました。子供たちと朝から畑仕事です。近所のホームセンターから鶏糞を大量に購入。各畝に鋤き込みます。疲れ知らずの助手たちが良い働きをしてくれます。鍬やレーキを持つ姿もなかなか板に付いてきました。昨日はトウモロコシ、ホウレンソウ、ニンジンの種をまきました。トウモロコシは黒マルチを敷き、生育を早めます。ホウレンソウはすじまき、そしてにんじんはすでに穴のあいた玉ねぎマルチを使いました。そして2週間前に発芽したレタスはセルトレイからポットに植え替えです。春レタスは毎年妻が楽しみにしているため、欠かせません。大量に作ります。今年は例年になく畑の準備が着々と整ってきました。
そして夕方は体育の時間。田圃で三人、キャッチボールです。ランニング姿で走り回るけいでした。

甘い罠 ジャガイモ定植

2008年03月14日 | 菜園
前回の「夕日と猫」で【嫌いな畑仕事】に「ジャガイモの収穫」とかきました。
何故?とお思いになられた方もいらっしゃると思います。ジャガイモ栽培の経験がおありの方は容易に想像がつくと思いますが・・・少し解説いたしましょう。
ジャガイモの収穫期は地方にもよりますが、一般地で通常6月~7月。ま、その年の気候にもよるんですが、すでに炎夏の時期です。菜園の主人は、出来れば盆過ぎまで畑に出たくないと思う頃なのです。しかも、鍬と手で慎重に芋を掘り起こす収穫作業は、ことのほか苛酷です。年間の菜園ハードワーク、ベスト3に入ると言っていいほどです。
さて、詳述が長くなりましたが、ハリキッテ、大量のジャガイモを定植するということは、その収穫時に過酷な作業が待っている。「覚悟せよ」ということになります。
さてさて、なんせ僕の農作業は機械ナシ。鍬一本での力仕事です。無理のないプランを目論んでやりたいものです。というわけで、今年のジャガイモは慎ましく2キロ強にしたのでした。しかも助手が2名加わって、よく手伝ってくれました。

農藝

2008年02月18日 | 菜園
先週末は他人の畑に居ました。「他人」と言っても、私の実父なのですがね・・・。昨年秋ごろから消化器官を患って、今年の1月初旬に入院。おかげさまで今はすっかり良くなり、今週末か来週の初めにはめでたく退院となりそうです。さて、その他人の畑のことなのですが、「野菜作り」というやつは、その人のクセが多分にでます。
種選び(品種選択)、仕立て(畝の美的構成)コーディネイト(全体総合風景)。
明らかに父の畑は僕の趣味とは異なります。もしも「園芸」という言葉と同じように、「農藝」という言葉があるのなら、僕と父は違う流派かな。でも野菜の生育という時間的な変化、そのものを鑑賞する楽しみは同じ。そういう意味では野菜の栽培は「芸道」に値するかも・・・ですね。収穫もそうですが、眺め観るのが楽しい・・・。病院のベットで畑ばかりが気になる父です。

ザ・ピーナッツ

2007年10月05日 | 菜園
今朝、石灰をまいて畑を耕した。早朝にもかかわらず、空気がひどく乾燥していたので、鍬を振り下ろすたびに土埃が・・・。
「?!」・・・・掘り起こした土の中から一瞬、虫の蛹(さなぎ)かと見間違えた。・・・よく見ると前作の取り残しの落花生。
落花生の殻はまるで繭のようにみえる。この落花生がひとたび皿にのると豆、「ピーナッツ」となる。しかし、こうやって土の中からひょこり顔を出すと、やはり種子、「タネ」なのだ・・・と気づかされる。しかも1つの殻に、対になって収まっている双子繭だ。「落花生」「おかいこ豆」・・・・その名前に興味を引かれる。
カラスに目をつけられたので先月末に全部引いてしまったこれは引く前の様子です。地上で咲いた花が地下で実るという・・・思えば何とも奇妙な作物です。僕が勝手につけた「へんな野菜」ランキングのベスト3に入るかな。