僕の菜園日誌

家庭菜園40%、水彩画40%その他雑記20%の生活ブログです。ごゆっくりどうぞ。

時差ボケ東京

2008年06月05日 | おすすめの一冊
Kai-Wai散策で見る写真とはちょっと様子が違うぞ。でも光と闇を感じるパレットはやっぱりmasaさんのものだと気付かされる。サビオウのページで嬉しくてつい笑いが・・・。
ブレることがこんなに美しく時間の躍動と静止とを同時に感じさせるとは。刻々と時を刻みながらけしてどこかへ過ぎ去ってはいかないのである。たぶんこの印象は僕の錯覚ではない。東京のいたるところでmasaさんに捕られられた移動物体は永遠に東京を走り続ける。僕は新しい網膜をまたmasaさんにいただいたと思っていた。が、そうではない。本来の自然な視力感覚を脳内に呼び起こしてもらったのだ。行儀よくピンのあった写真ばかり目にしている僕らは、科学(カメラや映像)に騙されているのかもしれない。輪郭線という境界線がいつも見えているとは限らない。
描くという行為は分かったつもりのものをあえて描きながら再検証していく作業だ。写真も然り。撮るという主体的な経験を通じてより深い理解を僕らは「時差ボケ東京」を通じて体験することができた。創造行為は個人個人、鑑賞者のなかで完結するのだ。
体験希望の皆さまはLOVEGARDENさん、ブックダイバーさん、青木書店さんまで。
・・・・なんて好きなこと書いてしまった上に画像を使わせていただきました。勝手な解釈お許しください。

「音読カレンダー」

2006年01月23日 | おすすめの一冊
妻が今年から面白いものをはじめました。
これです。「脳を鍛える大人の音読カレンダー」です。この音読カレンダー、日めくりになっていて、毎日、日本の名作文学の冒頭部分や名場面が約350文字程度、書かれています。ちなみに今日、23日は二葉亭四迷の「平凡」でした。毎朝、彼女はこれを音読をする決意だそうです。(実は今日はじめて思い出したように、押入れから出してきたみたいです。)面白いのは、ほんの一説だけだから不思議とその後の続きが読みたくなってくる。普段本を読まない私達にとっては、読書の良いきっかけにもなりそうだ。

昔から「読み・書き・ソロバン」といいますが、「音読」「計算」は特に脳の活性化には良いようですね。とくに脳の前頭葉の前頭前野という部分に良いらしいです。ここは創造力、記憶力、コミュニケーション力、自制力などの源泉ということ。年とともに怒りんぼになったり物忘れがひどくなったり・・・・私もこの歳から予防しましょうか・・・。

※数日前、私の誕生日でした。40です。祝ってもらうにはすっかり気恥ずかしい歳になってしまいました。でも・・・祝ってくれる家族がいるというのはありがたいものです。ありがとう。


オススメの絵本(2)

2005年12月02日 | おすすめの一冊
絵本を借りてきました。

「モチモチの木」
「花さき山」
「ひさの星」
「おにたのぼうし」
※「りゅうのめのなみだ」は貸し出し中とのことでした。

前回と同じで、借りたい絵本をメモ紙に・・・。
いっこんまさんオススメの5冊を含め、このたびは13冊。
そのメモを図書館の方に手渡すと、ひと目見ただけで「ええ~っと、あ、ほとんどありますよ~」・・・・
って前回に引き続き図書館ってやっぱりすごいって思いましたよ。
ひとり感心している私に「だって、これらは全部有名どころですから・・・」
手馴れた手つきで次々に検索してらっしゃいました。
恥ずかしいことに著名な作家の絵本すら、ほとんど知らない私です。
とはいっても滝平二郎、いわさきちひろぐらいは知ってますけどね。

この「モチモチの木」は表紙からして良いですね。
ぐっときます。そして、いわさき ちひろ・・・・。
魅せられました・・・胸がきゅんとなりますね・・・・。
「ひさの星」「おにたのぼうし」両方、心に沁みました。



絵本作家風に・・・「走るゆき」です。



「がらん、がらん」



[ピース」今日はいささかマンガチックに・・・。








オススメの絵本

2005年11月24日 | おすすめの一冊
今日、久しぶりに町立図書館へいってまいりました。

目的は絵本を借りるためです。
お目当ての絵本をアマゾンで検索。
4冊ほどタイトルと著者名をメモ。
そのメモ用紙をそのまま図書館の方に手渡したところ、ビックリ。
4冊すべてをゲット!
図書館って行ってみるものです。

で、その絵本とは・・・・。










「100万回生きたねこ」
「かぞえてみよう」
「ぼくのうちに波がきた」
「天動説の絵本」

「100万回生きたねこ」「ぼくのうちに波がきた」良かったですよ~。







私のオススメは最後の本。
安野光雅さんの「天動説の絵本」です。

今日、実ははじめて読みました。
私の場合、絵に魅力を感じて借りたのですが、それ以上に話の内容が良かったです。

これは科学の本ではなくて、人の歴史の本です。
<解説とあとがき>の作者の言葉です。

「この本は、もう地球儀というものを見、地球が丸いことを前もって知ってしまった子どもたちに、いま一度地動説の驚きと悲しみを感じてもらいたいと願ってかいたものです。」








けいにはまだちょっと難しいかもしれませんが大人の私が感激してしまいました。オススメですよ。

妻のオススメは「ラヴ・ユー・フォーエバー」だそうです。

※冒頭の絵は私の住む同じ町内で見つけた廃屋です。
最近の一枚です。






私のマニュアル本

2005年06月30日 | おすすめの一冊
昭和57年4月第一刷発行 「主婦の友シリーズ・家庭菜園野菜作り12ヵ月」

表紙がすごい。
時代を感じます。親子とは思えないこの二人。

どうゆう設定なんでしょう。しかも女の子は金髪。
どう見ても畑仕事=「ナウい」と印象づけたいみたいだ。笑

そんなことはどうでもいいが、私が家庭菜園を始めるときに実家の本棚から貰ってきた本です。

丁寧に野菜ごとに作り方が解説してあってわかりやすい。
ページによっては赤鉛筆で線が引かれている箇所もある。
真剣に見てたんでしょうね。親も。

おすすめの一冊と言いたいところですが、もうどこにもないっすよね。

やさい畑

2005年05月15日 | おすすめの一冊
野菜ファンをターゲットにした雑誌は少ない。
そんな中「やさい畑」という雑誌がある。
年に春夏秋冬の各4回だけ発行されるのだが私はこの雑誌をいつも楽しみにしている。
最近は号毎に野菜をひとつ取り上げて品種やその特徴等を紹介してくれているので流行や注目の品種などもわかりやすい。
大変読みやすく写真もきれいなので気に入っている。(次号の発売は明日。5月16日である)

私は自分を几帳面な性格とは思ったことがないのだが、こと野菜作りに関してはあっさり認めてしまう。
セオリー通りにやらないと気がすまない。
土作り。品種選び。植える間隔。当然輪作も気をつける。でも私が一番気をつかっているのが「適期」。
どんなに土がいい状態でも、どんなに病気に耐える品種でも適期を無視するとやはり良いものはできない。どの本にも土のことや、育て方などはことこまかに載っているが意外と見落としてしまうのがこの「適期」を知るということである。種まきの時期、植え付けの時期、追肥の時期、収穫の時期。

私は以前、ホウレン草づくりにハマったことがある。
ホウレン草はとくかに品種が多い野菜だ。
「次郎丸」「パレード」「ソロモン」「おかめ」私が好む品種はこの4つ。
もともと寒さにはめっぽう強く暑さに弱いのがホウレン草の特徴で、品種によってはO℃でも育つものもあると聞いた。わりと年中できる野菜の部類に入る。
秋の9月上旬は「次郎丸」と「パレード」。10月以降には「ソロモン」。
春の3月はまた「パレード」そして5月以降は「おかめ」と毎年私のパターンは決まっている。

私は中でも日本品種の「次郎丸」が好きだ。
はじめてつくったのが「次郎丸」ということもあるのだが、それがまた上手にできた。
それで調子にのって春も「次郎丸」を撒いたことがある。
すると今度は大きくなる前にみんなトウ立ちした。
最初はなにがなんだかわからなかった。何故?
簡単なことである。撒く時期が誤っていたのである。
よくみると種の袋にかいてある。春撒きにはむかないと・・・。

もうひとつわかったことがある。
6月以降から8月までにほうれん草を撒くとどうやってもうまく育たない。
この時期に上手につくる人がいたら脱帽する。相当のプロだ。
これがホウレン草に関しての私の少ない経験上の答えだ。
・ ・・・・・・・・。
(別に論文を出すわけじゃないんだから・・・)
しかし何故、野菜作りはこんなに楽しいのだろう。熱くなります。

水彩画の好きな方必見

2005年05月11日 | おすすめの一冊
水彩画 光と影のテクニック マリリン・シマンドル著

お勧めの一冊
作者は女性です。画に輝きとリズムがあります。
そして何より彼女の絵はなんというか・・・「華(はな)」があります。
価格がちょっと高い。定価3150円(税込み)
なんと紹介したはいいが・・・在庫切れとは・・・。
光と影のテクニック