僕の菜園日誌

家庭菜園40%、水彩画40%その他雑記20%の生活ブログです。ごゆっくりどうぞ。

鯉のぼり

2005年04月29日 | ライフ
昨日、通勤途中に撮った写真。すぐ隣村は今は亡き炎のストッパーといわれた名選手が生まれ育った山村。
見事な鯉のぼりを写そうとした瞬間、いきなり鳴ったサイレンの音でびっくりした。正午である。
田舎で馴染みのサイレンもよそからきた人は「何事か」とたいていびっくりする。

JA婦人部で刺身こんにゃくつくっている。
田舎に行けばこんにゃくが特産なんてところは多いがここのはけっこううまい。
会社の同僚にいつも頼まれる。

GW突入

2005年04月29日 | ライフ
私の仕事は盆も正月もない。もちろんGWも仕事だ。交代勤務だからしょうがない。みんなが休んでいるときに働く。働いてるときも働く。

でも去年はたまたま休みが5月5日に当たった。
これはあそこにいくしかない!と山口県の岩国ベースキャンプに行った。
フレンドリーシップといって年に一度のこどもの日だけ基地を開放するのだ。
ちょうど今日のような真夏日だった。一日で真っ赤に日焼けしたのをよくおぼえている。
はるか昔、私も小学生の時に一度だけこのベース基地にいったことがある。

私の父も私と同じように盆正月、忙しく働く仕事だったが、ここへ連れてってもらった。
見上げるように背の高い金髪のアメリカ人がなんだかとっても怖かったのをおぼえている。
ただソーセージをのせてケチャップをかけただけのホットドックと珍しい缶にはいったコーラを飲んだ。

今年はどこにも連れて行かれなくてわるいなぁと思いながら、さっき帰宅したら誰もいない。
家の中がきれいにかたずいている。いやな予感がした。

家内のケイタイに電話するがでない。
何度か電話するとやっとでた。

妹夫婦も帰省しているからみんなでしばらく実家に泊まるからとのこと。
オレの飯は?ときくと「テキトーに食べて」だと・・・・・・・。

正月に続いて今年2度目の独身生活。
またか、やれやれと思いながら実は少しほっとした。

いまごろ毎度のバーベキュー大会で盛り上がっているころだろう。
ゆきもけいも日ごろはあまり食べないのに、このときばかりは良く食べる。

「衛星」

2005年04月26日 | ライフ
今日は当直明けだったのでのんびりできた。

勤務先から帰宅するのに車で約1時間。田舎なので渋滞もそれほどないのに1時間。
つまり遠いってことである。

距離にして約50キロ。往復100キロ。7年前に買った愛車の走行メーターが20万キロを越えた。
愛する家族のため、7年で地球をぐるぐると5周したことになる。
私を新しい衛星「アラウンド・ア・ホーム」とでも名づけてほしい。

ここ最近ほんとに日が長くなった。7時でも明るい。いつも当直明けの帰宅時は薄暗くなっていたのに最近は帰ってもさんさんと明るいものだからひと仕事できる。畑をする人間にとってはとっても良いことだ。♪~

画材屋さんで・・・

2005年04月25日 | 水彩画
「これ、ください」といって後悔した。あまりにも値の高い水彩紙だった。
久しぶりに画材屋にやってきたのだが、いつもの水彩紙がない。
聞くと製造元の会社が廃業してなくなったらしい。
・ ・・私がもっと消費してあげればよかった・・・・。
なんて思いながらあれこれと紙の具合を見ながら選んでいたのだが・・・
「このあたりにしとこうか」と決めたものが思ったよりうんと高かった。
 値段を見て固まっている私をみて、店員さんが何か言いかけたが「いいよ」って買ってしまった。


私が通う画材屋は洒落たブティックが立ち並ぶ石畳の並木通りから細い筋を少し入ったところにある。
1階が画廊になっていてその2階で画材を販売している。
その3階では絵画教室なんかもしていてわりと繁盛している様子だ。

ここに来るといつも思うのだが画材屋っていうのは不思議なところである。
店内で出会う人がみな絵画に精通したインテリに見えるから不思議だ。

ひげを生やした爺さんが絵筆を真剣に選んでいるのなんかみると「名の売れた画家かな?」なんて思うし、奥で額縁選びをしている品の良さそうな紳士をみると「あの人、テレビにでていた文化人に似てるなぁ」なんて思ったりもする。
気がつくと、ここにいる人たちはお店の人もお客も、とにかく髭(ひげ)をはやしている人が多いことに気づく。

私はいつも場違いなところに迷い込んだ気になってくるので買い物が済んだらさっさと帰ってしまう。
(これが園芸屋ならとっても溶け込んでしまうのが不思議だが・・・)

学生時代、イーゼルを背負って近くの田園までいき鉛筆でがりがりと風景画をかいていた頃があった。
朝から日が暮れるまでかいていたものだから通りすがりにいろんな人が寄ってくる。おばちゃん、子供、鍬をかついだ爺さん。犬。

「テレビでは見たことあるけど、本当にこうやって画をかいとる人をあたしははじめてみた」
といって通りすがりのばあちゃんが餅をくれたことがあった。
画をかくという行為は他人からみると物珍しいけど、好意的に見えるらしい。
「若いのに画なんかかいていてないでまじめに働け!」なんていわれたことはない。

また、「画をかく若者」=「貧乏」
こんな図式が一般の人の先入観としてあるのだろうか?
野外で画をかいていると必ず食べ物をもらうのである。それも見ず知らずの人から。
「おにいちゃん、これもってかえり!」と柿を山ほどもらったこともある。
たぶんそのころの私はよっぽど貧乏に見えたのだろう。
(確かにその通りだったが・・・)
青年が画をかくと貧乏に見え、一定の年齢をこえると余暇を楽しむインテリに見えたりする。不思議だ。

それとも年齢の他に、あの髭(ひげ)がそれを左右するカギなのだろうか?
だとするとひげの薄い私はこの先も貧乏画家のままということになりそうだ。

ぽちっとなっ→


「鷲」と「鳶」の違い

2005年04月22日 | 水彩画
以前にも書いたが民話の挿絵の依頼を受けている。天狗と鷲などがでてくるお話なのですが、その「鷲」が「鳶」(とんび)に変更になったと昨日、民話の作者であるTさんがわざわざ私の勤務先までやってきた。

そのいきさつは、と言うと物語の舞台になるY地方には鷲は昔から生息していない。だから鷲がとんびになったんだとのこと。別に生息していなくても鷲でいいじゃない?というとだめなんだそうです。

町おこしのひとつとして作る民話だから「嘘」はいけないらしいんです。で、私には鷲ととんびとの違いを意識して挿絵をかいてくれとの要望だったのです。なぬっ??・・・・・・。

鷲ととんびってどこがどう違うのかTさんは知っているのかと聞くと、とんびは「ぴぃひょろろ」と鳴く。鷲はしらない。とトンチンカンなとこをいう。書き直した原稿をみると今まで鷲の部分が全てとんびに変わっている。おまけに「ぴぃひょうろろ」と鳴きながらとんびが登場している。

「まあそういうわけだからお願いします」と言い残すとその書き直した原稿を置いてTさんは帰っていった。早速、「鷲」と「鳶」の違いを検索してみるがよくわからない。「鳶」で検索すると出てくるのは鳶作業服のことばかり。うぅぅぅ。

鳶も鷲もいっしょじゃないかと開き直ってしまった。ただイメージが鷲より鳶のほうが三枚目名のような感じがするが・・・。

でも昔ガッチャマンで「大鷲のケン」っていう好きなキャラがいたが、大鳶のケンだとやっぱりさまにはなりませんよね・・・。どうなることやら。はぁ~。

今日は記事を2つ書いてます。



ぽちっとなっ→

これ、天狗(てんぐ)にみえますか?

2005年04月18日 | 水彩画
以前より依頼されていたものがある。そのテーマは「天狗」。しかも子供の天狗、子天狗(こてんぐ?)を挿絵として描いてほしいとの注文。(創作民話をやっている方から)

こどもなら・・・とわが子にあれこれポーズをとらして、できあがったのが、これ・・・。天狗にみえますか。

物語の中で松の木をつかんで村の人のために雨乞いをするシーンがあるのですがその場面を描いたつもりです。

わずかに鼻が伸びているのに気がつきましたか。
なんせ子天狗なもので少々控えめにしました。

ぽちっとなっ→

シマヘビの抜け殻

2005年04月18日 | 菜園
暖かくなった。今年もシマヘビが現れたらしい。わが家にはシマヘビが住みついている。

去年、妻が庭木に抜け殻をみつけた。自分の財布から得意そうにそれを見せてくれたことがある。絶句してしまった。完全な状態での抜け殻でなんと、たまげたのはへびは目(眼球?)の上にまで抜け殻の膜(まく)があるとは知らなかった。

そのシマヘビかどうかはさだかではないが、昨年私がみたのはちょうどシマヘビがトカゲを捕まえて食っているところだった。シマヘビの口に中からトカゲが顔を出している。一瞬この二人は共棲しているのかと思ったぐらいで、次の瞬間、ばくっとトカゲは飲み込まれてしまった。ナンマンダブ。

シマヘビだから毒蛇ではないらしい。気持ち悪いがわが家のどこかに住み着いているみたいだ。守り神かもしれないので「シーマー」と命名した。わっかりやすいのぅ。

虫との闘い

2005年04月17日 | 菜園
モンシロチョウが畑を飛び回っている。けいは虫かごと網をもって楽しそうだが、私はうれしくはない。
「たぶん間違いないだろう」と、恐る恐る植えたばかりのキャベツの葉の裏をみる。(溜息・・・・・。)
この段階になって虫よけネットを張っていれば良かったと毎回、後悔してしまう。農薬は使わない主義なので青虫を手作業でとっていく。

実は私は青虫や芋虫をつぶすことができない。そんな人間がよく畑をやっていると思うだろうが、できないものはできない。それがニンジンについたアゲハチョウの幼虫等ならなおさらである。

ゴキブリをつぶせない人がいるが私もそうである。新聞紙などでゴキブリを叩き潰す人がいるがその神経を私は疑ってしまう。でも最近はムース状になってゴキブリが身動き取れなくなるスプレーがあるらしい。
で、私が捕獲した青虫や芋虫はどうなるのかというと、すべて大きく弧を描いて隣の休耕田まで飛んでいく。持ち主の方、ごめんなさい。

農作業をしながらいつも思うのだが雑草には根気強く戦えば勝てると思う。でも虫と病気にはひたすら逃げるしかない。農薬を使えば虫たちと対等に戦えるとは思うがそれはしたくない。

以前面白い実験をしたことがある。春大根がアブラムシの大群にやられていたことがある。アブラムシの天敵はてんとう虫。だから私は大量のてんとう虫を捕まえてきてその大根に放したことがあった。(真剣である。)「腹をすかせたてんとう虫がいっせいにアブラムシを食い尽くす図」を期待してみていた。しかし彼らはまったくアブラムシに襲いかかろうとはしない。まあ今日は腹がいっぱいなのだろう。明日になったら我らがてんとう虫軍の前にアブラムシ軍もいなくなっているだろうと思って1日待った。

あくる日の朝、楽しみに畑に行ってみるとアブラムシの大群をそのままにして、彼らは無情にも姿を消していた。「そんなにうまくいくわけないかぁ」とは思っていた。やはり仕組まれた環境ではだめみたいだ。天敵が発生するにはそれなりの理由が要るのだろう。私の春大根が育たなかったのは天候とか土壌とか「不健全な条件がそろっていた環境」だったとしか言いようがない。

ゆきとけいが昔からお気に入りの歌がある。
「キャベツ~の中か~ら青虫出たよ。にょきっ。にょきっ。お父さん青虫~。」
親指のお父さんからおかあさん、お兄さん、お姉さん、そして小指の赤ちゃんまで、青虫の家族がさんざんキャベツを食いつくして、ちょうちょうになる歌詞のようだ。子供たちが歌うとほほえましく聞こえるが内容はすさまじい歌である。私はこの歌をきくたびに畑のキャベツが気になってしょうがなくなる。
キャベツに虫よけネットを張ってみようかといまだに迷っている。

金魚の自殺

2005年04月16日 | ライフ
わが家には昨年の夏、縁日でもらった金魚がいる。
今朝も金魚にえさをやろうとすると床に金魚が落ちていた。すでに干からびている。一番大きな金魚だった。
水槽の上には蓋をしているのだがえさをやるちいさな窓を開けたままだった。
たぶん昨夜、自分ではねて水槽から落ちたのだろう。あまりの運の悪さに「ばかだなぁ。おまえ」とおもいながら丁重に庭に埋めてやった。
ここ数日でまたあったかくなったものだから水温も20℃ちかくになっていた。動きも活発になりえさも良く食べるようになっていたやさきだった。
しかし子供たちに気づかれなかっただけでも良かったとおもう。「とうさんのせいだ」と厳しく責任を追及されるところだった。すこし水槽の中が寂しくなったが気づくだろうか? ナンマンダブ。

きゅうり

2005年04月14日 | 菜園
今日はきゅうりをまいた。「夏すずみ」。去年は2種類まいた。ひとつはこの「夏すずみ」、もうひとつは四葉系のぶつぶうきゅうり。四葉系のものは渋み・苦味が強すぎてわが家では評判が悪かった。
去年の日記を見るとすでに今頃には苗を植えつけていた。今年はちょっと遅い。きゅうりは本をみると病気がつきやすいとあるが毎年わが家ではよくできる。うちの畑は特にこの「夏すずみ」との相性がよい。たんにこの品種は病気に特別強い品種なのかもしれない。気に入っている。

キャベツとレタス

2005年04月10日 | 菜園
今日の天気は予報では雨のはずだったが幸いはずれたようだ。近所のナフコにトウモロコシの種を買いにいった。毎年4月にはいると、すでになす、ピーマン、おくらなどの苗がずらりとおいてある。
「まだすこし早くないかぁ?」と思うのは私だけだろうか。みんなトンネルをするのだろうか。
私はめんどうなのでそこまではやらない。ノースリーブの女性が発生してからが果菜類の植えつけ時期と思っている。
帰って早速トウモロコシの種まきをした。地温をしっかり上げるためにマルチをつかう。種まきはゆきとけいが手伝ってくれた。トウモロコシは彼らの大好物である。でも毎年約50本植えて、まともに食べられるのは10本以下。薬は使わない主義なのでいつも虫にやられてしまう。でもトウモロコシは緑肥と土壌改良のために毎年植えるようにしている。球種でいえば「すてだま」のようなものだ。
レタスとキャベツの植え付けもした。このふたつの野菜、実は私の好きな野菜と嫌いな野菜の両極にある2種類である。答えは単純。虫がつきやすいか、つきにくいかである。レタスは今までに失敗したことがない。反対にキャベツは満足にできたことがない。また長い期間畑を占領するのが好きじゃない。その割りに虫にも狙われやすい。
実はゆきもこのキャベツが嫌い。(食べるのが)だから過去に1度しか植えたことがなかったのだが、今年は知人から大量の苗をもらってしまった。その苗がまた実によくできているので植えてみるかぁという気になった。
それならと、苗をキャベツ嫌いなゆきに植えさせてみた。収穫時には少しは関心を持って食べるかな・・と思ったから。野菜が土を選ぶようにその土地との相性が品種によってもあるはずだと思う。もう一度、私の畑との相性を試してみよう。だめならキャベツはスーパーで収穫する野菜と思ってあきらめようと思う。