花椿です。
映画ファン誌の昭和31年5月号の表紙だね。 何しろ63年も前の雑誌だ。
手が汚れないようにB5サイズ専用のビニールカバーをかけた上に、やや目立つ
シミ、ヤケなどがあって(一部はインクがはがれている)決して状態が良いとは
言えない。 写真もそこそこでしか写らなかった。
昭和6年生まれの山本富士子が全盛の頃だと思うが、もともと老け顔の人だから
25才でも30才でも同じに見える。 どんな映画を見てもキャラが同じなら、
セリフの喋り方も同じ。 お富士ちゃんはいつ見てもお富士ちゃんなのだ。
少し前にS32年頃の現代劇で「対決」ってのを見たけど、珍しく洋装の山本富
士子の後ろ姿が出たが、元ミス日本にしては意外に足が太くて短足。 典型的な
日本人体型だった。 やっぱり山本富士子は着物姿が断然良いと思ったね。
とにかくお富士ちゃんが好きでたまらんヨ!
じゃ、またね
2019年5月5日、朝3時15分記。 なんか興奮して寝られない。
東宝歌舞伎で共演した松本幸四郎(今の祖父ですが)によれば、
「お富士さんは力が強く、本当に力を入れて演技するので疲れちゃった」とのことです。
幸四郎らの歌舞伎役者は、型で演技していたので、力を入れずに体技をしているわけです。