白頭山噴火に備え災害対策 韓国気象庁、日本に影響も
947年と考えられる前回の白頭山噴火は、噴火のマグニチュードが過去2000年間で最大だという。今回がどうなるかは分からないが、地政学上の問題に及ぶ可能性はある。
韓国気象庁は中国と北朝鮮の国境に位置する白頭山(中国名・長白山、2750メートル)が数年以内に噴火する可能性を指摘されているとして、本格的な災害対策を進める方針を明らかにした。韓国メディアが19日、一斉に報じた。(中略)聯合ニュースなどによると、白頭山周辺は2002年6月以降、地震の頻度が従来の約10倍に増加。頂上にあるカルデラ湖の地形が少しずつ盛り上がっていることが衛星写真で確認されたほか、近くの森林地帯から火山ガスが放出されている。どこでも大噴火は地域の脅威だが、問題は、程度問題。
947年と考えられる前回の白頭山噴火は、噴火のマグニチュードが過去2000年間で最大だという。今回がどうなるかは分からないが、地政学上の問題に及ぶ可能性はある。