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世界の覚書

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電気自動車のCO2排出量はそんなに低くない

2009年01月30日 | 経済・エネルギー・交通
電気自動車のCO2排出量はいかほどだろうか。製造や廃棄過程は度外視すると、通常は電気の入手手段に依存するわけだが、日本の発電の構成で計算すると、なんと50g-CO2/kmらしい。これでも日本の発電エネルギーに石炭が少なく、天然ガスや原子力が多いおかげであり、国によって大きく構成が異なる。

ん~、現在のガソリン車のボトムラインはちょうど100g-CO2/km前後なのである。彼我の差は、意外に少ない。200g-CO2/kmの車を基準にすれば1/4だが、100g-CO2/kmが基準なら1/2に過ぎない。

問題は、100g-CO2/kmの車が100万円で、50g-CO2/kmの電気自動車が400万円する事だ。しかも航続距離は100kmを多少越えるか越えないか、という程度。400万円で、これはない。200万円なら検討の余地はあるが、現在の価格水準ではテストケースにしかならない。

150万~200万円で実用的な電気自動車が出来たらいいし、いつかはそうなるかもしれないが、当分は、バッテリの搭載量を使用パターン(通勤パターン?)に合わせて最適化するしかない。積めば160kmのところ、、半分にして80kmにすれば、それだけバッテリコストが安く済む。しかし遠出は出来ない。

本来なら100万円のガソリン車に、プラス50~100万円かけて、軽量化した方が、魅力的な車が作れそうな気がしないでもない。航続距離も問題ない。とりあえず、50g-CO2/kmを目指すため、プラス300万円かければ間に合うかもしれない(笑)。

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