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世界の覚書

道州制、易姓革命、外国人参政権には反対です。伝王仁墓に百済門を作るのは場違いであり、反対です。

JR北海道の憂愁

2013年10月07日 | 経済・エネルギー・交通
JR北海道の「問題」が「発覚」して労組の問題も指摘されるようになったが、「金がない」のがそもそもの問題とも言われる。現場の実態はどうなのか、参考になる記事があった。

毎日:JR北:腐った枕木 本線にも 社員「新品現場に来ず」 
「木製の枕木が腐り、レールを固定する犬くぎが手で抜けるほど傷んだ場所がある」。(中略)副本線を中心に全体の54%で木製枕木が使われている。(中略)犬くぎが抜けるほど傷んだ枕木が、副本線だけでなく本線にもある(中略)1987年の民営化直前、「当分予算が厳しくなるから」と、駆け込み的に北海道全域の木製枕木が大幅に更新された。「寿命は15~20年。ちょうどそれくらいたって一斉にダメになっているのかもしれない」。(中略)1週間の半分程度を線路を歩きながら異常がないか調べる「徒歩巡回」に充てている。他にも法令や内規で定められた検査をこなす必要があり、補修に回せるのは週2、3日。「検査に追われて修理ができない。本末転倒だ」。内規に従い基準超過を15日以内に補修しようにも手が回らない。
枕木が寿命で腐ってきている状況。廃線同様だ。

そもそも「基金」の運用益で赤字補てんのはずが、金利低下で赤字を補てんしきれなくなっているという。こういう事なので、どうしようもない。企業経営としては成り立たない。幹線に集中して経営を立て直すしかないのではないか。

赤字路線の再国有化とか公有化とか、それも非現実的だ。もはや限界集落みたいなもので、社会インフラの効率化を目指す以外にないのではないか。仮に税金を使うとしても、BRTのインフラを整備するくらいしか思いつかない。厳冬期対応はちょっと分からない。

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