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世界の覚書

道州制、易姓革命、外国人参政権には反対です。伝王仁墓に百済門を作るのは場違いであり、反対です。

先ずは友愛、それから競技

2008年08月25日 | スポーツ
言論の自由への侵害が著しい状況について、IOCが責任を問われないわけがない。道義的責任を問わなかったら、オリンピックという運動自体が、危機にさらされるのではないか。ベルリン五輪の昔とは違うのだ。グルジアでのロシアの行動が容認されない時代に、おためごかしで、済むはずがない。

イザ!:外国人記者22人に妨害 国境なき記者団が集計
北京五輪中に暴行や逮捕などにより取材活動を妨害された外国人ジャーナリストはこれまでに少なくとも22人に達したとの集計を発表した。記者団のメナール事務局長は声明で「恐れていたとおり、北京五輪(の17日間)はジャーナリストらを対象とする逮捕や検閲、監視、嫌がらせを助長する期間となった。こうした抑圧行為は北京五輪の特徴として記憶に残るだろう」と強調。責任の多くは国際オリンピック委員会(IOC)にあると非難した。
大紀元日本:中国・言論の自由は「五輪災害」=北京五輪閉幕式前、国境なき記者団が北京当局&IOCを批判
プレスリリースで、同記者団は五輪期間中の中国の言論の自由状況を「五輪災害」と名づけ(中略)北京五輪期間中、当局は100人以上の記者やbloggers、反体制者などに対し逮捕や判決、拘束、検閲、監視及び妨害を行ってきた。これらの弾圧行為は、北京五輪の特徴として知られるべきである」(中略)中国当局に五輪開催の資格を与えながら、中国当局が約束した人権の改善状況を監督しなかったことについて、国際オリンピック委員会(IOC)、特に、ジャック・ロゲ会長はその責任を免れ得ないと批判した。(中略)会長は中国の人権活動家の尊厳を保障するよりは、(中略)「先ずは友愛、それから競技」を呼びかけたセネガルのコーチを五輪から追放したりするほうが好ましいと思っている。
日経:五輪期間中の抗議活動認めず「異例のこと」IOC会長
ロゲ会長は24日の記者会見で、五輪期間中に中国政府への抗議活動が認められなかったことについて「異例のことだ」と述べ、表現や集会の自由が制限されたことに疑問をにじませた。デモなど抗議活動の申請は18日時点で77件にのぼったが、1件も認められなかった。
日経(共同):中国に米国人8人の即時釈放を要求 米大使館が声明
北京の米大使館は24日声明を発表、チベット支援活動で拘束された米グラフィティアーティスト、ジェームス・パウダリーさんら米国人8人の即時釈放を中国政府に要求した。声明は「中国が五輪開催中に、より寛容でオープンな姿勢を示さなかったことに失望している」と異例の強い調子で非難。23日にラント大使が中国側と接触したほか、今後も中国政府の高いレベルに釈放を働き掛けていくとした。大使館によるとパウダリーさんら6人は20日、残る2人は21日に拘束された。それぞれ今月30日と31日に釈放される予定だが、声明は「五輪開催期間中に(活動家らが)1日以上拘束されるのは初めて」と指摘。
全てにおいて何をかいわんやだが、これに文句を言うのは米国だけか。

追記:チベット支援活動で拘束の米国人8人、国外退去に 北京
北京(CNN) 北京五輪開催中に抗議行動を計画したとして、中国当局に拘束されていた米国人のチベット支援活動家8人が24日、国外退去となり、帰国の途に就いた。
帰してもらえたようだ。

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