産経、日経、東京に、富士重のR1ベースの電気自動車の記事が載っている。富士重とNECとの合弁会社「NECラミリオンエナジー」が開発したリチウムイオン電池を使用している。5分間で90%の充電ができ、電池寿命15万kmという。2007年にはリチウムイオン電池などを用いた独自のハイブリッド車を試験的に販売するという。富士重が宣伝したいのは「リチウムイオンキャパシタ」と「ターボパラレルハイブリッド(略称:TPH)」のような気もする(PDFプレスリリース)。
読売には、電気自動車(軽ベース)開発で三菱自動車と東京電力が提携する記事が載っている。三菱は東電の協力を得て開発期間を短縮し、電気自動車ミーブの発売時期を当初予定の2010年から2008年に前倒しする。4時間程度の充電で250km、200万円以下になりそうだ。モーターは車輪内にあり、家庭のコンセントから充電できる(どうやら200Vらしい)。現在は約10時間充電で150km走行の性能だが、今後性能を向上させる予定らしい。富士重と違い、三菱の計画は、価格といい、現実味のある話だ。
三菱は次世代エコカーの開発(つまりハイブリッドや燃料電池)に出遅れた関係で、電気自動車に集中して巻き返しを狙う戦略を明らかにしている。インホイールモーターの効率性は確かだから、期待したい。
電気自動車は夜間電力で充電した場合、燃料費はガソリン代の10分の1程度で済むと言われるから、昨今のガソリン値上げも後押しになりそうだ。問題の価格が200万円以下ならば、すごい(現状では2000万円とかになるはずだ)。電気自動車は、実は次世代自動車の本命だと思う。出来れば、軽ではなく、リッターカークラスでやって欲しい。
追記:大容量キャパシタがコスト面でも将来は有望という話もあるのだが、5分で90%充電なら、リチウムイオン系でもいいのかも。ていうか、新登場のリチウムイオンキャパシタ(Tech-On!記事)とは、凄い語感だ(有望な感じだ)。
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読売には、電気自動車(軽ベース)開発で三菱自動車と東京電力が提携する記事が載っている。三菱は東電の協力を得て開発期間を短縮し、電気自動車ミーブの発売時期を当初予定の2010年から2008年に前倒しする。4時間程度の充電で250km、200万円以下になりそうだ。モーターは車輪内にあり、家庭のコンセントから充電できる(どうやら200Vらしい)。現在は約10時間充電で150km走行の性能だが、今後性能を向上させる予定らしい。富士重と違い、三菱の計画は、価格といい、現実味のある話だ。
三菱は次世代エコカーの開発(つまりハイブリッドや燃料電池)に出遅れた関係で、電気自動車に集中して巻き返しを狙う戦略を明らかにしている。インホイールモーターの効率性は確かだから、期待したい。
電気自動車は夜間電力で充電した場合、燃料費はガソリン代の10分の1程度で済むと言われるから、昨今のガソリン値上げも後押しになりそうだ。問題の価格が200万円以下ならば、すごい(現状では2000万円とかになるはずだ)。電気自動車は、実は次世代自動車の本命だと思う。出来れば、軽ではなく、リッターカークラスでやって欲しい。
追記:大容量キャパシタがコスト面でも将来は有望という話もあるのだが、5分で90%充電なら、リチウムイオン系でもいいのかも。ていうか、新登場のリチウムイオンキャパシタ(Tech-On!記事)とは、凄い語感だ(有望な感じだ)。
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ネックでしょうか。
バッテリーごと交換する原付き風バイクとか、おもしろ
かったですけどね。
いろいろなアイディアがあり得る訳で、面白い分野です
よね。
電気自動車にこの表現は如何な物か?
でも三菱はコルトベースだから、あれはもうちょっと上の車格でしたか。