卑劣で許しがたい国家犯罪

産経：全国の警察が捜査・調査「特定失踪者は８６８人」　警察庁が開示

拉致の可能性が否定できないとして、全国の都道府県警が捜査、調査している特定失踪者が、民間団体「特定失踪者問題調査会」が把握している４７０人を大幅に上回る８６８人となることが２８日、わかった。（中略）情報公開請求し、警察庁が１１月１日現在のデータを公開した。それによると、各都道府県警が単独で捜査・調査しているのは７２０人（うち女性２０４人）、複数の警察本部が共同で捜査・調査しているのは１４７人（同２７人）で、対象者が８６７人と判明。警察庁国際テロリズム課が捜査している高知県出身の女性を加えると全体で８６８人（同２３２人）

拉致被害者の人数は不明だし、あまりにも確認不能な話ではあるが、一般には100人を越える程度かなという印象だったかと思う。数百人という話は、そうかもしれないし、本当のところは分からないという印象。ただ、意外に多い人数が拉致されている可能性は高いという曖昧な印象。しかるに、警察が把握しているところでは、総数868人だそうである。これが大問題でなかったら、何が政治問題なのだろう。

Wikipedia：亀井亜紀子

何かしらの外交カードが必要だったということが背景にあるようです。ですからまだ講和条約が発効していない、日本が物を言えない時に不法占拠をして、そして李承晩ラインを引いた。そしてこのラインの韓国側で漁業をしていた日本人を拿捕して、この数が２，７９１人おります。６５年までの間に拿捕された人達です。この人達が長い人で３年ほど釜山近郊に抑留されていました。彼らを人質に、言葉は悪いですけれども人質に使うことによって、日本が韓国に持っていた財産権の請求の放棄、それから日本にいた 在日韓国人の法的地位を要求したんですね。こういうことがあるんです。

考えてみれば、日本に対する拉致戦術は、朝鮮民族の十八番なのである。まあソ連のシベリア抑留の方が酷いが、それはさておき、韓国による拿捕抑留が2791人ですか。とにかく、数千人。今でも唖然とするが、昔から知られた歴史である。卑劣で許しがたい国家犯罪に他ならない。