「熱闘」のあとでひといき

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流通経済大学 vs 法政大学(第24回千葉県ラグビーまつり-2014.6.15)の感想

2014-06-18 03:13:18 | 関東大学ラグビー・リーグ戦


4月中旬から始まった関東春季大会もいよいよ大詰めで、来週末が最終節。少なくともリーグ戦G所属校については、各チームの試合をひとつは観ることを目標に毎週あちこちのグランドに足を運んでいるのだが、残り2節というところで流経大、東海大、日大の3校が残ってしまった。そんな中で各チームの残りの試合日程を調べていたら、第24回千葉県ラグビーまつりのメインイベントとして流経大と法政の試合が組まれていることがわかった。

もちろん、この試合は、公式戦ではなくてオープン戦のひとつ。しかしながら、両チームにとっては、レギュラーシーズン前に相手の力とプレイヤーについて把握できるチャンスと言える。お互いに手の内は見せたくないが、相手のことは少しでも知っておきたい。また、たとえ練習試合ではあっても、試合内容が良くなければファンは納得しない。それにこの2チームの戦いは因縁の対決といった部分があり、選手達に自然にスイッチが入り、白熱した試合になることは十二分に期待できる。私的にも、15人で戦う(セブンズで猛威を奮った)流経大を春の段階で観ておきたいし、法政は不完全燃焼に終わった感が強い緒戦(筑波戦)の後、どのような形でチーム作りを進めてきたかも気になるところ。

そんな理由を付けるまでもなく、千葉県印西市にある松山下公園陸上競技場に足は向かっていた。競技場のすぐそばの木下(きおろし)街道は昔々仕事で何度も車を走らせたことがあるし、ここは千葉県でラグビーの試合によく使われる競技場だが、試合観戦はこの日が初めて。車で行くには少し遠いのでJR成田線の木下駅から「ふれあいバス」に乗って行くことにした。工事渋滞があったため予定より10分くらい遅れたがキックオフの40分くらい前に試合会場に到着。好天に恵まれたため、強い日差しの下での観戦を強いられるが、少し強めの風が身体に心地よく、熱中症の心配もなさそう。試合観戦を重ねる中で顔なじみとなった(とっても)熱心な法政ファンの方々が陣取るサイドに座ってキックオフを待った。



◆ほぼベストメンバーの両チーム/ガチンコ対決を前に胸は高鳴る

この試合は公式試合ではないので、事前に法政のサイトからメンバー表をプリントアウトし、流経大のメンバーはツイッターで確認した。公式試合でない場合の情報収集もしやすくなった。試合会場にはプログラムも用意されていたが、試合前に脳内シュミレーションを楽しむためにも、少しでも早く出場メンバーは把握しておきたい。

流経大は、HO植村やNo.8高森といった看板スターが抜けるなど、FWの選手が昨年から半分以上入れ替わったフレッシュな陣容となっている。しかしながら、体重3ケタ台の選手が8人中6人で、しかもうち3人は110kgを超える。上背はないが見るからにガッチリ系の選手達の集団は迫力満点。やはりリーグ戦GのNo.1FWは今年も流経大ということになるだろう。そのFWの注目ポイントは学生最強FWのひとり、リサレ・ジョージが今シーズンはNo.8に固定されたこと。強力なFLとして自在に暴れ回っていたイメージの強いリサレだが、No.8となると動き方が違ってくるはずで、どんなプレーを見せてくれるだろうか。

BKの注目点はセブンズの代表メンバーにも招集された合谷弟(明弘)のポジション。合谷は9番から15番までBKならどこでも高いレベルでこなせるユーティリティプレイヤーとしてもピカイチの選手だが、ベストポジションはどこなのだろうかと想像を巡らせるだけでも楽しい。私的にはSHだったら面白いかなとずっと思っているが、今シーズンは12番を背負ってインサイドセンターを担うことが多くなりそうだ。CTBでコンビを組むのはパワー系ながらSOやWTBもできるシオネ・テアウパで、今シーズンの流経大は攪乱系の12番とペネトレータータイプの13番の凸凹コンビを中心とした硬軟織り交ぜたアタックを持ち味とするチームを目指しているのかも知れない。セブンズの活躍でお馴染みのリリダム・ジョセファは欠場だが、合谷兄、桑江、そして本日はベンチスタートの八文字といった魅力的なランナーが揃った陣容になっている。かつてはBKの決定力不足に泣かされ続けていたことが信じられないようなメンバーが揃っているのがここ数年の流経大と言える。

しかしながら、豪華メンバーが揃っているという面では、やはり軍配を法政の方に挙げたくなる。HOの小池は欠場だが、西内(兄)主将に次代を担うLO牧野内、FLの西内弟(いずれも2年生)や堺(3年)の後ろ4人は強力だ。とくに先発で観るのは初めての牧野内のプレーが楽しみ。最近はFWながらプレースキックも任される活躍ぶりだが、距離が出る安定したキックを見たらそれも納得させられてしまう。法政FWの課題は強力なPR陣が卒業したスクラムだろうか。

さて、ここ数年、法政はBKの展開よりもFWで強力にボールを前に運ぶチームへとモデルチェンジした(してしまった)感がある。だが、半井(高速ランナー)、金(強力タックラー)、大塚(強力な突破役)、東川(期待のルーキー)と並べてみると、いよいよ黄金のBKが復活と言いたくなる衝動に駆られる。となると、やはり注目したくなるのは、どうしてもBKアタックの鍵を握るHB団ということになってしまう。SHは当初はスタメンだった大政がベンチスタートとなり、春季大会3戦目からは金子が先発を務めている。SOは井上で固定のようだが、22番を付けた和田もセブンズでの活躍の印象があり捨てがたい魅力がある。おそらくは実戦での最終テストとなるこの試合で彼らがどんな結果を出すのだろうか。



◆前半の戦い ~FWのタテとBKのヨコがかみ合い、アタックに進化を見せた法政~

メインスタンドから見て右から左にやや強い風が吹く中、風上に陣取った流経大のキックオフで試合が始まった。法政は自陣からもキックを封印してアタックを試みる。この段階ですぐに約2ヶ月前の筑波戦で観た法政とは違うことがわかった。簡単に言うと、チームとしてのアタックの形が整ってきたと言うこと。FWのタテとBKのヨコをテンポ良く結びつけたシンプルなアタックではあるのだが、HB団の部分で迷いがなくボールが前に運ばれる。ラインも心持ち狭めて確実にパスを繋いでいく。ただ、流経大も組織的な破綻の少ないDFで対抗できるチームのため、最後はミスで終わってしまうのだが、ここ数年来の法政に対する負のイメージが払拭されたかのようなオープニングだった。

しかし、そんな法政に対抗するかのように流経大も法政のミス(ノックオン)に乗じてBK展開主体の連続攻撃で攻め上がる。直球系の法政に対し、流経大はクセ玉(合谷弟)あり、剛球(シオネ)ありと言った感じなのだが、個人で相手DFをこじ開けることはひとまず封印して堅実に攻めると言った感じ。SH松永(3年)は自分でボールを持ち出すタイプではないが、際どいボールもしっかりと捌けるため、アタックにいいリズムができている。流経大が法政陣22m付近までボールを運んだところで法政に反則があり、流経大がPKのチャンスを得る。

ここで流経大はショットでもラインアウトでもなくスクラムを選択。流経大FWが法政FWをぐいっと押し込んだところでNo.8リサレが8単でゴールを目指すが、法政はFWが強力なプレッシャーを受けたこともあり、殆ど抵抗できずにあっさりとトライを許してしまった。合谷のGKも成功して流経大が7点を先制。この段階でスクラムの劣勢が明らかとなり、一番警戒すべき形で取られてしまった法政はショックが大きかったに違いない。ちなみにリサレのNo.8としての動きはこの日の注目点のひとつだったが、とくに目立ったのはこの場面くらい。自由に暴れ回ることができたFLとは違い、No.8は最後尾からFWをまとめる役割も担っていることから、リサレは考え方を変えたのかも知れない。もっともこの日の流経大はFWでゴリゴリは封印してBK展開指向だったからエイトが目立たなかった面もありそう。いずれにせよリサレがエイトの感覚に慣れれば怖い選手になることは間違いないだろう。

リスタートのキックオフで法政はこぼれ球の確保に成功して流経大陣に攻め込む。法政が22m付近までボールを持ち込んだところで流経大にノットロールアウェイの反則。PKの位置はゴール正面だったが、法政はゴール前でのラインアウトを選択する。ここでロングスローからピールオフの形でボールを受け取ったLO牧野内が一気にゴールラインまで到達し法政が1トライを返す。ここで牧野内がそのままプレースキッカーを務め7点をゲットした。牧野内はHWL付近からでもGKを決めることができるスーパーブーツだが、その後も本職のLOの方で大活躍する。もちろん法政FWの看板スターは西内主将なのだが、既に牧野内があたかも中心選手になったかのような存在感を示している。性格的にも周囲の人間を引きつけるような魅力ありそうで、次代(とりあえずは2019)を担うスター誕生といったところだろうか。

あっさり1本返されてしまった流経大だが、再び強力なスクラムを起点としてトライを奪う。11分、法政陣10m/22m右サイドのスクラムから左オープンに展開。まずCTB12の合谷がDFを攪乱する形で前進を図り、パスを受けたCTB13のシオネがタテを突き安定したラック。ここからボールはさらに左へと展開されたところで法政DFにできたギャップを突く形でライン参加したFB桑江がトライラインを越えた。GK成功で流経大が再び14-7とリードを7点に拡げるが、流経大にとっては1次攻撃で意図したプレーができたと言えそうだ。フェイズを重ねられたときに、体勢を崩さずに守れるかどうかの違いが明暗を分ける形はその後も続く。

流経大が7点をリードしたところで試合は膠着状態となるが、18分に法政がHWLを起点として怒涛の攻めを見せて流経大陣22m付近まで攻め上がったところで流経大に反則。法政はここもショットを選択せずゴール前のラインアウトから今度はモールを形成して押し込みトライ。ボールをグラウンディングしたのは何とWTBの半井だった。スピードを活かす彼本来の形ではないもののトライはトライ。牧野内のGKも決まり再び14-14とゲームは振り出しに戻る。法政はこのまま波に乗りたいところだがリスタートのキックオフで痛いミスを犯す。ハイボールの競り合いで危険なタックルの反則を犯し、流経大はPKから法政陣22mでのラインアウトを選択。流経大はここでもFWには拘らずにオープン展開で攻め、最後はCTBシオネがトライラインを越えた。GKは失敗するが19-14と流経大が再度リードを奪う。

試合は再度膠着状態に陥るが、優勢だったのは牧野内らのタテ突破が活きた法政の方。ただ、法政はあと一本が決められずに流経大の白い壁に押し返される。そんな中で前半も終了間際となった39分、流経大は法政陣10m/22m右サイドのスクラムを起点としてBKに展開し左WTB杉森がトライ。GKは失敗するが、流経大は24-14とリードを10点に拡げた。44分には流経大が自陣HWL付近で反則を犯したところで、法政は牧野内が右サイドから50m近い距離のPGを狙うが、ボールはゴール手前で落ちる。結局、前半はこのままのスコアで終了。暑い天候の中、両チームが40分を通してキックをほぼ封印してBK展開で攻め合うラグビーは暑さを忘れさせるくらい見応えがあった。



◆後半の戦い ~手堅くまとめた流経大が順当に勝利/選手交代で課題が明確になった法政~

ハーフタイムのときに法政ファンの方から「今年はどうですか?」と声をかけられた。去年の今頃と比べたらチーム状態がいいのは明らかだし、2ヶ月前に観戦した筑波戦に比べてもチームが出来上がってきていると感じたので、「東海を観てからになりますが、(上位は)行けると思います。」とお答えした。法政ファンの方の顔に一瞬安堵の表情が浮かんだものの、「本当ですか?」と今一歩信じきれない様子だった。無理もない。ここ数年、法政ファンにとって安心して観ていられる試合は少なかったはずだから。

さて、後半。流経大がいきなりチャンスを掴む。1分、法政が反則を重ねてゴール前で得たPKで流経大はスクラムを選択。前半の勢いから行けば、問題なくプッシュオーバートライのはずだった。しかしながら、流経大の選手のがボールを足に当ててキック?してしまい、グラウンディングする前にボールはゴールラインを越えてしまった。珍プレーのような形のドロップアウトで法政が命拾いする。リスタートのドロップキックに対するカウンターアタックから流経大は再び法政ゴールを脅かすがオフサイド。法政はピンチを脱したかに見えた。

今度は法政が流経大陣10m付近でのラインアウトから反撃の機会を窺う。ここで、法政はSH金子に代えて大政、FB小澤に代えて和田(ポジションはSO)を投入。ここのところ2番手のSHとして後半の早い時間帯に登場する形になっている大政にとっては、先発に戻るためのラストチャンスということかも知れない。当然気合が入っているはず。しかし、間が悪いとしかいいようのないタイミングで法政が失点してしまう。ラインアウトから順目に2回オープンに展開したところでゴロパントが流経大のディフェンダーに引っ掛かる。流経大の左WTB杉森がこぼれ球を拾って一気に50mを駆け抜けてゴール中央へ。流経大は相手にプレゼントしてもらった形で難なく7点を追加して31-14となる。

それにしても、せっかくピンチを脱して押せ押せムードになりかけていたのに、法政にとっては何とも残念としか言いようのないプレー。ディフェンダーがアンブレラ気味に前に詰めて来たところで後ろが開いたのが見えたから蹴ったのだろうが、この状況のキックが上手くいったのを観たことは殆どない。というか、逆に前掛かりになっているため大ピンチとなり、一発でゴールラインまで走られてしまうことの方が多い。右サイドは開いていたが、左側にはフォロー可能な味方選手が居る状況でリスキーなプレーに走る必要はまったくなかった。

しかし、追加点を奪われてもどちらかと言えばペースを握っていたのはFWが頑張る法政だった。後半から登場した大政がアピールの機会を逃すまいとボールを持ち出すプレーが増えてくる。だが、この意気込みが裏目に出てしまう。ここで、前半はスムースにボールが動いていたのは、金子が小細工をせずに地味なパッサーに徹していたためとわかる。FWにもBKにも突破役が揃っている今の法政に必要なSHは(目立つ必要はなく)テンポ良くボールを確実に捌ける選手。

能力の高い選手に余裕を持たせることで個の力が活かされるのが才能集団の持ち味と言うべきか。スタメン復帰を目指して頑張っている選手には酷かも知れないが、そんなことを思った。逆に言えば、大政は前半の金子のプレーを参考にすることで自分の持ち味を活かすこと可能になるとも言える。リーグ戦Gの看板スターになった大東大の小山や中央大の住吉といった「隙あらばウラへ」が売り物のSH達にしても、まずは球裁きに徹するスタンスだからこそ、ここ一発で卓越したランニング能力が活きる形になっている。

両チームとも得点を挙げられないまま時計はどんどん進む。試合が終盤にさしかかった29分、法政にまたしても残念な形で失点する。流経大陣10m/22mの位置でのスクラムからのオープン展開でノックオンしたボールを流経大のCTBシオネに拾われてそのまま約60m走られてしまった。GKは失敗するものの36-14と残り時間から見ても勝負ありとなってしまった。39分に法政がPKからの速攻で一矢報いるものの、終了間際の43分に流経大がこの日の戦いぶりを象徴するようなBK展開を見せてFB桑江がトライ。最終スコアは43-21の流経大の圧勝という形となった。



◆手堅いラグビーに徹した流経大/合谷のベストポジションは?

ここ数年来の流経大のラグビーは、イシレリであったり、高森であったり、リリダムであったり、リサレであったり、合谷であったりといったように固有名詞で語られることが多かったように思う。1部リーグ昇格時のように、全員ラグビーでゴールを目指すスタイルからは大きく様変わりしたとも言える。緻密な組織力からスタートしたラグビーがいつしか個人能力頼みに近いラグビーへと変貌を遂げるももの、なかなか結果が出せないジレンマに陥っていたとも言えそう。

そう思うと、この日の流経大が見せたラグビーはいい意味で固有名詞を書く必要が殆どないラグビーだったと言える。リサレにしても合谷にしても、強引に突破を図るようなシーンは少なく、流経大はBK展開で確実に繋ぐラグビーに徹していたことが強く印象に残った。個の力が突出するラグビーはややもすればバランスの悪い安定感を欠いたラグビーになりがち。流経大が春シーズンを締めくくるにあたって、自分達のラグビーを見直すことにしたというのは穿ち過ぎだろうか。対戦相手はリーグ戦の強力なライバル校だが、手の内を見せない(隠してもすぐにわかってしまうが)というような意図はなかったと思う。攻守ともシステマチックなバランスのいいラグビーを80分間やり通せたのは大きな収穫だったかも知れない。

さて、合谷のベストポジションだが、私的結論は12番ということになった。「な~んだ」と言われてしまいそうだが、合谷のユニフォームに付いている12番は特別な番号だ。それは状況に応じて9番から15番までめまぐるしく変わる誰も付けることができない番号。偶然かも知れないが、12番は9番から数えても15番から数えても4番目の番号。冗談はさておき、シオネを13番に固定することでBKラインの骨格ができ、合谷が自由自在に動き回ることを可能にしたとは言えないだろうか。合谷はSHのようなFWに近いところよりも少し後ろから全体を見る形でより高い能力を発揮出来そうな気がする。流経大のアタックがレギュラーシーズンにどのような形になっているかが楽しみになってきた。



◆法政ファンは元気を取り戻せるか?/才能集団のチームの創り方

法政の試合を観ていてずっと気になっていたことがある。それは熱心なファンの方々が年々元気をなくしていくように見えること。原因ははっきりしている。選手達は頑張っているにもかかわらず、ずっと結果を出せないで来ていること。リーグ戦Gウォッチャーとしては、何とか法政ファンに元気(自信)を取り戻して欲しいと願っている。対抗戦G上位校との実力差が顕著となっていく中でリーグ戦Gを活性化させるためには、高いレベルでの争いが求められる。そのためにも法政が本来の力を発揮することが必須だと思うのだ。

さて、今年こそは法政ファンは元気を取り戻せるだろうか? 結論から言うとその確率は高いと予想する。首脳陣の考え方次第の部分もあるのであえて70%としておくが本当は100%と言いたい。確かにこの試合はダブルスコアの完敗に終わっている。しかし、どうすればチームがうまく機能するか(機能しないか)がはっきりしたと言う意味で、価値がある戦いだったように思う。今まで観た中ではリーグ戦Gで一番伸びしろを感じたことも確か。それでなくても、法政は他校もうらやむような才能集団。流経大のようなシステマチックなラグビーよりも、多少ぎくしゃくはしていても、個々が活き活きとしてプレー出来るようなラグビーが一番似合う。そのためにも(小細工はせずに)シンプルに剛球勝負に徹したらいいと思う。変化技はここぞと言うときに使えばいいのだから。

内容から言えばベストゲームではないが、両チームの対照的な戦いぶりに強いインパクトを受けたことは確か。秋の本シーズンがかなり楽しみになってきた。
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