おいらは、時々思い出したように、中村天風師の言葉を味わっている。
今日はこんな言葉だ。
◆心は委縮させてはいけない
月を見て佇めば、心は見つめられている月よりも、さらに大きい。
我々は、肉体を中心に考えてしまう習慣があるという。
だから、この肉体の中に「心:精神」が入っていると思いがちだ。
だがそれは、逆だという。
広大無辺の大宇宙よりもさらに心は大きい。
夜空の月に思いをはせれば、想像力は月をも包み込む。
それだけではない、心の広がりのなかに大宇宙さえすっぽりと収まるほどなのだ。
芥子粒ほどの肉体など、心のなかの一点でしかないのだ。
心は、肉体よりも、大宇宙よりもはるかに大きい。
これは、何を意味するのか。
大宇宙よりも、人間の心の方が偉大であるのだ。
だから、この偉大な心を制約したり、委縮させてはならないのだ。
何物にも制約されず、躍動している心は最も偉大だ。
この偉大さを阻害することなく、偉大な心を偉大なままに発揮させた人を哲人という。
→後段の方は、おいらにとてはやや難解だ。
それでも前段の、心は肉体の中にあるわけではない、というのはなんとなくわかったような・・・
ご紹介の言葉は記憶残ってないですが、しみこんでるのは、
「身体病んでも心まで病ますな」
これも広い囚われない心、同じことですね。
>中村天風さん、30年ほど前ハマってました。... への返信
コメントありがとうございます。誰彼構わずに乱読して書きなぐっています。またよろしくお願いします。